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S1140|「年末調整」質問4 本人収入 入力方法

対象製品
オフィスステーション 年末調整
対象製品
オフィスステーション Pro
※士業用顧問先に、「オフィスステーション 年末調整」のアカウント発行が必要。

「質問4 本人収入」について、入力方法を説明します。

本人収入についての入力

[変更あり]をクリックした場合、「今年の収入」と「来年の収入」の入力欄が表示されます。

注意点
「質問1 年末調整」で、「今年、当社で年末調整をおこないますか?」に「いいえ」、「来年分の扶養控除申告書を当社に提出しますか?」に「はい」を選択した場合、「来年の収入」の入力欄のみ表示されます。

今年の収入


「今年のあなたの給与収入(年収)はいくらですか?」に、2025年1月から2025年12月末までの年間収入見込み額を入力します。入力すると、「今年のあなたの給与所得金額」に自動計算された金額が反映されます。
※前職の収入がある場合、前職の収入額も合算する必要があります。

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+をクリックすると詳細が表示されます

「質問1 年末調整」で「掛け持ち」または「転職かつ掛け持ち」を選択した場合

「今年の給与収入(年収)のうち、当社以外の給与収入はいくらですか?」の項目が表示されます。
掛け持ちしている会社の給与収入を入力します。

注意点
年間の給与収入額が2000万を超える場合、年末調整をおこなえずエラーが表示されます。
「質問1 年末調整」へ戻り、「今年、当社で年末調整をおこないますか?」の項目に「いいえ」を選択してください。
※管理者の設定により、「管理者で登録した本人給与収入 (年収) の編集設定」を「編集不可」で初期データ
 を作成した場合は、すべての項目に入力できません。

補足
[入力サポート]をクリックすると、回答の補助となる質問が表示されます。質問に答えて内容を反映すると、自動的に回答が入力されます。
※「質問1 年末調整」で「転職」を選択している場合、「前職の給与収入はいくらですか?(合計額)」の
 項目が表示されます。


その他の所得はありますか?

給与収入以外の所得がある場合は、「はい」を選択し、「その他の所得がある場合」へお進みください。

給与収入以外の所得(見込み)がない場合は、「いいえ」を選択し、「来年の収入」へお進みください。

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来年の収入


来年の収入が今年と同じ見込みの場合

「今年と同じ見込み」を選択します。

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来年の収入が今年と異なる見込みの場合

「今年と異なる見込み」を選択すると、「来年のあなたの給与収入 (年収の見込み額) はどのくらいですか?」が表示されます。
2026年1月から2026年12月までの年間収入見込み額を入力し、次の質問へ進みます。

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注意点
管理者の設定により、「管理者で登録した本人給与収入 (年収) の編集設定」を「編集不可」で初期データを作成した場合は、すべての項目に入力できません。

補足
「質問1 年末調整」で「掛け持ち」または「転職かつ掛け持ち」を選択した場合、「来年の給与収入(年収)のうち、当社以外の給与収入(見込み額)はいくらですか?」の項目が表示されます。
掛け持ちしている会社の給与収入見込み額を入力してください。


来年のその他の所得(見込み)はありますか?

来年の給与収入以外の所得(見込み)がある場合は、「はい」を選択します。
選択後、「その他の所得がある場合」へお進みください。

来年の給与収入以外の所得(見込み)がない場合は、「いいえ」を選択します。

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+をクリックすると詳細が表示されます

その他の所得がある場合

「その他の所得はありますか?」もしくは「来年のその他の所得(見込み)はありますか?」に「はい」を選択した場合、「その他の所得はいくらですか?」もしくは「来年のその他の所得(見込み額)はどのくらいですか?」が表示されます。

該当する所得にチェックを入れ、各項目を入力します。


事業所得

「事業所得」にチェックを入れると、入力欄が表示されます。
※事業所得に分類される所得については、[?事業所得とは]をクリックし、ご確認ください。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの「収入金額(a)」と「必要経費(b)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」と「必要経費」を入力します。)※必要経費に含めることのできる支出については、別途お調べください。

注意点
青色申告特別控除を受けている場合、自動計算では考慮されません。控除額を加えた金額を必要経費に入力してください。


公的年金収入

「公的年金収入」にチェックを入れると、入力欄が表示されます。
※公的年金収入に分類される所得については、[?公的年金収入とは]をクリックし、ご確認ください。
 遺族年金および障害年金は非課税のため、入力は不要です。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの「収入金額(a)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」を入力します。)
ご自身の「年齢」や「公的年金等に係る雑所得以外の所得に係る合計所得金額」に応じて控除額は自動計算されます。計算の詳細は、以下の関連記事をご参照ください。

注意点
「公的年金収入」について
以下のいずれかに該当する場合、公的年金収入を登録した際に下図が表示されます。
・今年の扶養親族の収入が「公的年金収入のみ」かつ、扶養親族の今年の年齢が、60歳未満の場合
・来年の扶養親族の収入が「公的年金収入のみ」かつ、扶養親族の来年の年齢が、60歳未満の場合


雑所得(公的年金収入以外)

「雑所得(公的年金収入以外)」にチェックを入れると、入力欄が表示されます。
※雑所得に分類される所得については、[?雑所得とは]をクリックし、ご確認ください。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの「収入金額(a)」と「必要経費(b)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」と「必要経費」を入力します。)※個人年金等の必要経費は、保険会社から送られてくる計算書等に記載されています。


配当所得

「配当所得」にチェックを入れると、入力欄が表示されます。
※配当所得に分類される所得については、[?配当所得とは]をクリックし、ご確認ください。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの「収入金額(a)」と「必要経費(b)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」と「必要経費」を入力します。)


不動産所得

「不動産所得」にチェックを入れると、入力欄が表示されます。
※不動産所得に分類される所得については、[?不動産所得とは]をクリックし、ご確認ください。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの「収入金額(a)」と「必要経費(b)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」と「必要経費」を入力します。)※必要経費に含めることのできる支出については、別途お調べください。


退職所得

「退職所得」にチェックを入れると、入力欄が表示されます。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの 「収入金額(a)」「退職所得控除額(b)」「所得金額(a-b)×1/2 又は(a-b)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」「退職所得控除額」「所得金額」を入力します。)
※退職所得控除額の算出方法については、[?退職所得とは]をクリックし、ご確認ください。


その他所得

「その他所得」にチェックを入れると、入力フォームが表示されます。
※その他所得に分類される所得については、[?その他所得とは]をクリックし、ご確認ください。

2025年1月から2025年12月末までの見込みの 「収入金額」「必要経費」「うち特別控除」「所得金額(一時所得又は長期譲渡所得は1/2)」を入力します。
(来年のその他の所得の場合、2026年1月から2026年12月の見込みの「収入金額」「必要経費」「うち特別控除」「所得金額」を入力します。)
※特別控除には、譲渡所得の計算上、特例として特別控除を受けられるケース等の場合に、入力してください。


入力内容に応じて、「今年の合計所得金額」もしくは「来年の合計所得金額」が表示されます。
入力が完了したら、[保存して次へ]をクリックします。

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注意点
合計所得金額が1,805万円を超える場合、配偶者控除が対象外となるため「配偶者情報の削除確認」の警告が表示されます。


以上で「質問4 本人収入」の回答は完了です。続いて「質問5 本人の障がい」へお進みください。

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