勤怠
0472|【勤怠】「勤務間インターバル不足カウント機能」設定方法
「勤務間インターバル不足カウント機能」の設定方法を説明します。
目次
「勤務間インターバル不足カウント機能」とは
勤務間インターバルとは、勤務終了後から次の勤務までに設ける一定の「休息時間」を指します。
「勤務間インターバル不足カウント機能」を利用すると、勤務間インターバルの基準時間を設定できます。
前日最後の退勤時刻から当日最初の出勤時刻までの時間が基準時間に満たない場合、インターバル不足1回とカウントします。月単位でインターバル不足回数を集計できます。
アラート機能や通知機能と組み合わせることで、月別データ画面やタイムカード画面上でアラート表示したり、管理者や従業員にメール通知することもできます。
注意点
- インターバル時間は実際の打刻を元に計算します。直行、直帰、直行直帰などのみなし勤務パターンを使用した日は、インターバル時間を計算できません。
1.インターバル不足の計算式
以下の式が成り立つ場合、インターバル不足と判定されます。
- 設定したインターバル時間 > 前日最後の退勤時刻 - 当日最初の出勤打刻
例)
No. | 設定したインターバル時間 | 前日最後の退勤打刻(A) | 当日最初の出勤打刻(B) | B-A | インターバル不足 |
1 | 11時間 | 4月20日23:00 | 4月21日09:00 | 10時間 | カウントされる |
2 | 11時間 | 4月20日23:00 | 4月21日10:00 | 11時間 | ※ |
3 | 11時間 | 4月20日23:00 | 4月21日11:00 | 12時間 | カウントされない |
※状況によってはインターバル不足とカウントされます。以下「ご注意」をご参照ください。
ご注意
インターバル時間は秒単位で計算されます。打刻時刻はタイムカード上では分単位で表示されますが、内部データとして秒単位の記録を保持しています。このため、タイムカード上ではインターバル時間と一致している場合でも、秒単位の計算でインターバル時間に満たないときは、インターバル不足としてカウントされます。
・退勤打刻 23:00(正確には23時0分3秒の場合)… A
・出勤打刻 10:00(正確には10時0分2秒の場合)… B
→ A – B = 10時間59分59秒 ※インターバル不足となります。
2.「勤務間インターバル不足カウント機能」の設定
ホーム画面[設定]内[その他]をクリックします。

[オプション]をクリックします。

「勤怠管理設定」カテゴリ内「勤務間インターバル不足カウント機能」に「使用する」を選択します。
「インターバル時間」に勤務間インターバルの基準時間を入力します。
※1分間~12時間0分間の間で設定できます。
設定後、[登録]をクリックします。

注意点
- すでに勤怠計算された日の集計には適用されません。
過去の集計データに対してインターバル不足を判定するには、勤怠データ再計算をおこなってください。
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3.インターバル不足回数の確認
以下の画面でインターバル不足回数を確認したり、エクスポート項目として使用したりできます。
- ホーム画面「よく使うメニュー」内[月別データ]
- タイムカード
- ホーム画面「よく使うメニュー」内[エクスポートインポート]>「月別データ[CSV]」の
「出力レイアウト作成」 - ホーム画面「よく使うメニュー」内[エクスポートインポート]>「タイムカード[PDF]」の
「出力レイアウト作成」
月別データ画面
※表示条件を変更すれば、特定の期間や週単位でも確認できます。

月別データ/タイムカード レイアウト設定画面

4.アラート設定
インターバル回数が一定以上に達した場合に、画面上にアラート表示できます。
オプション設定
現在アラート機能を利用していない場合は、以下の設定をおこないます。
ホーム画面[設定]内[その他]をクリックします。

[オプション]をクリックします。

「勤怠管理設定」カテゴリ内「アラート機能」に「使用する」を選択し、[登録]をクリックします。

アラート設定
ホーム画面[設定]内[画面表示]をクリックします。

[アラート設定]をクリックします。

[日数アラート登録]をクリックします。

以下のように設定し、[登録]をクリックします。

項目名 | 説明 |
アラート名 | 任意の名称(「インターバル不足2回以上」など)を入力します。 |
対象期間 | 「月別」または「週別」を選択します。 |
アラート対象勤怠 | 「インターバル不足」にチェックします。 |
アラート | 何回以上の不足でアラート表示するかを入力します。 |
表示色 | アラートの表示色を選択します。 |
雇用区分の選択、所属の選択 | アラートを表示させたい対象を選択します。 |
月別データなどの画面でアラート表示を確認できるようになります。

5.メール通知設定
インターバル回数が一定以上に達した場合に、管理者や従業員にメール通知できます。
※事前に前述の「4.アラート設定」が設定済みであることが前提です。
ホーム画面[設定]内[その他]をクリックします。

[通知設定]をクリックします。

「アラート通知」タブをクリックします。
「通知タイミング設定」の通知したいアラートにチェックを入れ、通知メールを送付する時刻を選択し、[対象選択]をクリックします。

注意点
- サーバーの負荷対策のため、通知時間に「9:00」「9:30」は選択できません。
[新規登録]をクリックします。

以下のように設定し、[登録]をクリックします。

条件カテゴリ
メール通知したい対象所属、雇用区分を選択します。
アクションカテゴリ
項目名 | 説明 |
従業員へのメール通知 | 対象従業員に通知するかどうかを選択します。 |
管理者へのメール通知 | 管理者に通知する場合は[選択]をクリックし、対象の管理者にチェックして登録します。 |
画面左上の[戻る]をクリックし、「アラート通知登録」画面に戻ります。
[登録]をクリックします。

基準に達した後の最初の「通知時間」に、対象の従業員や管理者にメール通知されます。
- 従業員へのメール通知 サンプル

- 管理者へのメール通知 サンプル
