勤怠

0521|【勤怠】「日の契約労働時間」の設定方法と影響範囲

「日の契約労働時間」では、従業員の1日の労働時間を設定します。
「雇用区分設定」または「従業員設定」で設定可能です。
どちらにも設定した場合、「従業員設定」の設定内容が優先されます。

1.設定方法

雇用区分設定

ホーム画面[設定]内[従業員]>[雇用区分設定]をクリックし、「雇用区分設定」を開きます。
該当雇用区分の [編集]をクリックします。

日の契約労働時間1-1


「基本情報」カテゴリの[詳細] を展開し、「日の契約労働時間」を入力、[登録]をクリックします。

日の契約労働時間1-2

従業員設定

ホーム画面[設定]内[従業員]>[従業員設定]をクリックし、「従業員設定」を開きます。
該当従業員の [編集]をクリックします。

日の契約労働時間1-3


「雇用情報」カテゴリの「詳細」を展開し、「日の契約労働時間」を入力、[登録]をクリックします。

日の契約労働時間1-4

2.影響範囲

「日の契約労働時間」は、次の場合に参照されます。

時間単位休暇の1日換算

時間単位休暇の取得時間が「日の契約労働時間」に達すると、休暇を1日取得した扱いになります。

時短勤務者の有休付与日数計算

有休比例付与は労働基準法に基づき、「週所定労働時間」が30時間未満の場合に限り適用されます。
「週所定労働時間」が30時間以上の場合は、週所定労働日数が5日未満の契約であっても、
5日以上の場合の有休付与日数が算出されます。

「日の契約労働時間」はこの「週所定労働時間」の計算に使用されます。

   週所定労働時間 = 週所定労働日数 × 日の契約労働時間


時短勤務者の有休付与日数計算については、下記関連記事もご参照ください。

「1年単位の変形労働」設定の入力補助

「1年単位の変形労働」を設定する際、「労働時間」の入力補助として使用されます。

ホーム画面[設定]内[従業員]>[雇用区分設定]をクリックし、「雇用区分設定」を開きます。
該当雇用区分の [編集]をクリックします。

日の契約労働時間2-1


「働き方カテゴリ」内「労働時間」に「変形労働時間制」を選択します()。
「1年単位の変形労働」 を選択し、「開始月」を入力します()。
[月別労働時間設定]をクリックします()。

日の契約労働時間2-2


「休日日数」を入力すると、以下の計算式に基づき「労働時間」が自動入力されます。

  労働時間 = (当月の歴日数 – 休日日数) × 日の契約労働時間

日の契約労働時間2-3

産後パパ育休における勤務可能日数・勤務可能時間の計算

「休業機能:産後パパ育休制度で使用」を設定している場合、勤務可能日数や勤務可能最大時間の計算に使用されます。詳細については、下記関連記事をご参照ください。