勤怠

0638|【勤怠】「有給休暇付与機能」上半期入社、下半期入社で有休付与日を分ける方法

有休付与日を上半期、下半期の年2回定め、入社した時期によって有休付与日を適用する方法を説明します。

入社時期によって有休付与日を適用する設定

例として、以下の条件で付与する場合の設定方法を説明します。

  • 4月1日~9月30日に入社した従業員は、10月1日に有休を付与する
  • 10月1日~3月31日に入社した従業員は、4月1日に有休を付与する


ホーム画面「設定」内[従業員]をクリックします。

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[雇用区分設定]をクリックします。

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対象雇用区分の[編集]をクリックします。

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「休暇関連」カテゴリ内「有休付与」:[有休付与関連設定]をクリックします。

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「2. 第1基準日を設定してください(必須)」と、「3. 第2基準日を設定してください(オプション)」を以下のように入力します。

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「2. 第1基準日を設定してください(必須)」の設定

項目名入力方法
入社日から[ ]ヶ月後に初回付与し、毎年の付与日とする「6ヶ月後」と入力します。
分割付与:入社日から[ ]ヶ月後に[ ]日付与チェックボックスをオフにします。
分割付与日を基準とするチェックボックスをオフにします。


「3. 第2基準日を設定してください(オプション)」の設定

項目名入力方法
付与日を[ ]月[ ]日に統一する「4月1日」と入力します。
付与日を基準に上半期・下半期を定めるチェックボックスをオンにします。

上記で設定した付与日を基準に、1年が上半期と下半期で分かれます。
上半期は4月1日~9月30日、下半期は10月1日~3月31日となります。

上半期中に入社した従業員の2回目以降の付与日は10月1日、下半期中に入社した従業員の2回目以降の付与日は4月1日となります。
第2基準日を優先するチェックボックスをオフにします。


下記関連記事を参考に、その他の項目を入力し、[登録]をクリックします。

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有休付与の例

前述「入社時期によって有休付与日を適用する設定」の通りに基準日を設定した場合、どのように付与がおこなわれるかを説明します。


「週所定労働日数:5日」と設定したとします。

  • 2023年5月1日入社の場合

初回付与は入社日の6ヶ月後となります。2回目以降は毎年10月1日に付与がおこなわれます。

付与回数付与日付与日数
初回付与2023年11月1日(入社6ヶ月後)10日
2回目2024年10月1日11日
3回目2025年10月1日12日


  • 2023年12月1日入社の場合

初回付与は入社日の6ヶ月後となります。2回目以降は毎年4月1日に付与がおこなわれます。

付与回数付与日付与日数
初回付与2024年6月1日(入社6ヶ月後)10日
2回目2025年4月1日11日
3回目2026年4月1日12日

【補足1】初回付与も入社時期によって4月1日付与、10月1日付与としたい場合

初回付与も入社時期によって4月1日付与、10月1日付与としたい場合、以下の3通りの方法があります。
いずれかの方法で運用してください。

  • 初回は手動付与で対応する

前述の「入社時期によって有休付与日を適用する設定」の通りに設定し、初回は手動付与(※1)で対応する。
入社6ヶ月後に有休付与対象者アラートが表示された際には棄却操作(※2)をする。
※1、2 詳細については、下記関連記事をご参照ください。


  • 雇用区分を2つに分けて作成する

上半期入社、下半期入社で雇用区分を2つに分けて作成し、以下の設定をする。

 【上半期入社の雇用区分設定】
  ・第1基準日      : 入社日から6ヶ月後
  ・第2基準日      : 10月1日
  ・第2基準日を優先する : チェックボックスをオンにする
 
 【下半期入社の雇用区分設定】
  ・第1基準日      : 入社日から6ヶ月後
  ・第2基準日      : 4月1日
  ・第2基準日を優先する : チェックボックスをオンにする

注意点

  • 「第2基準日を優先する」を設定することで初回のみ4月1日付与、10月1日付与とすることは可能ですが、この場合2回目以降は上半期、下半期に分けて付与できなくなります。
    詳細は後述の「【補足2】「第2基準日を優先する」を設定した場合の挙動」をご参照ください。


  • 従業員別有休付与設定機能を利用する

【補足2】「第2基準日を優先する」を設定した場合の挙動

「第2基準日を優先する」を設定した場合の挙動について説明します。


第2基準日を「4月1日」に設定し、4月1日~9月30日が上半期、10月1日~3月31日が下半期とした場合を例とします。

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1回目の付与日

「第1基準日」よりも「第2基準日」が先に来る場合、「第2基準日」を参照します。
第2基準日とは、上半期の4月1日か下半期の10月1日を指します。


2回目以降の付与日

「第2基準日」として設定した日付が、2回目以降の付与日になります。
第2基準日を「4月1日」と設定すると、入社日に関係なく2回目以降は一律「4月1日」です。


付与の例

「第2基準日を優先する」を設定した場合、どのように付与がおこなわれるかを説明します。


「週所定労働日数:5日」と設定したとします。

  • 2023年5月1日入社の場合

初回付与は10月1日となります。2回目以降は毎年4月1日に付与がおこなわれます。

付与回数付与日付与日数
初回付与2023年10月1日10日
2回目2024年4月1日11日
3回目2025年4月1日12日


  • 2023年12月1日入社の場合

初回付与は4月1日となります。2回目以降は毎年4月1日に付与がおこなわれます。

付与回数付与日付与日数
初回付与2024年4月1日10日
2回目2025年4月1日11日
3回目2026年4月1日12日
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