勤怠
0652|【勤怠】「年5日有休取得義務」アラート対象にならないケース
「年5日有休取得義務 」のアラート対象にならない3つの例をご説明します。
最初にお読みください ~有休付与方法の見分け方~
ホーム画面[全メニュー]>[休暇管理]> 各従業員の[詳細]>「有休」を展開
上記画面で有休の付与履歴を確認できます。付与履歴の「付与種別」欄には付与方法が表示されます。
年次有休 : 「有給休暇付与機能 」によって付与されたことを示します。
手動付与 : 「有給休暇付与機能」以外の方法(こちら の記事で紹介されている方法のいずれか)で
付与されたことを示します。
【1】1年以内に「手動付与」が2つある
手動付与がアラート対象になるのは、前回付与から1年以上の期間があいている場合だけです。
下の例のように、1回目の手動付与(1月10日)から1年以内に2回目の手動付与(同年4月1日)があると、どちらの付与もアラートの対象にはなりません。

【2】同日に「年次有休」と「手動付与」がある
「年次有休」と「手動付与」が同日に存在する場合、合計付与日数が10日以上であってもアラート対象にはなりません。

【3】「手動付与」日が直前の「年次有休」日と同日ではない
自動付与後に手動付与した場合、手動付与日が直前の自動付与日(「年次有休」日)と同日の場合のみ「自動付与」と同等とみなし、アラート対象になります。手動付与日が同日ではない場合は、アラート対象になりません。

上記例の場合は、次の結果になります。
付与とアラート対象状況
・2023年度 : (自動付与)7/1 → アラート対象
・2024年度 : (手動付与)4/1 → 直前の自動付与日7/1と同日ではないため、アラート対象外
・2025年度 : (手動付与)4/1 → 直前の自動付与日7/1と同日ではないため、アラート対象外
アラート対象にしたい場合は直前の自動付与データを削除し、同じ付与日で手動付与し直してください。
調整後の付与とアラート対象状況
・2023年度 : (手動付与)7/1 → アラート対象
・2024年度 : (手動付与)4/1 → 本記事の【1】に該当となるため、アラート対象外
・2025年度 : (手動付与)4/1 → アラート対象
自動付与データの削除方法についてはこちら 、手動付与方法についてはこちら をご参照ください。