勤怠

0760|【勤怠】変形労働 / フレックスタイム「所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法 / 計算仕様

「変形労働設定」画面 >「共通」カテゴリ内「休暇みなし勤務時間の所定外・残業計算への算入」の「所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目は、基準時間を超過した休暇みなし勤務時間を「残業」に計上するか、「所定外」に計上するかを設定するための項目です。

チェックを入れない場合と入れた場合でどのように集計が変わるかについて、ご説明します。

※変形労働設定の詳細はこちらの記事をご参照ください。

所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法1
設定内容 説明
チェックなし 基準時間を超過した休暇みなし勤務時間を「残業」に計上します。
チェックあり 基準時間を超過した休暇みなし勤務時間を「所定外」に計上します。

注意点

  • 休暇みなし勤務時間は法律上、「残業」として計上する必要はありません。


設定条件

以下の条件を満たす場合に「所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定が可能です。

表示条件


ホーム画面「設定」内[従業員]>[雇用区分設定]>「休暇関連」カテゴリの「詳細」>「休暇みなし勤務時間の所定外・残業計算への算入」で「休暇みなし勤務時間を所定外・残業計算に含める(所定外・残業時間へ計上する)」を選択している場合に、本項目が表示されます。

所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法2


利用条件


「変形労働設定」画面 >「月単位」カテゴリで以下2つを選択している場合に、本項目を設定できます。

  • 条件1
    「変形労働タイプ」項目で「フレックス」を選択
  • 条件2:
    ・「基準時間」項目で「所定時間を超過した勤務は所定外としてカウントする」を選択
      または
    ・「基準時間までは所定外としてカウントする」を選択

集計例

基準時間まで労働後、有休8時間を取得した場合の集計例です。

  • 所定労働時間 : 150時間
  • 基準時間   : 160時間
  • 実労働時間  : 160時間
  • 有休     :  8時間(実労働160時間以降に取得)


「所定外へ計上するが、残業へは計上しない」チェックなし


基準時間を超過した実労働時間と休暇みなし勤務時間が、残業時間となります。
このため基準時間超過以降に取得した「有休:8時間」は、「残業」に計上されます。

所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法3
所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法4


「所定外へ計上するが、残業へは計上しない」チェックあり


基準時間を超過した実労働時間のみ、残業時間となります。
このため基準時間超過以降に取得した「有休:8時間」は、「所定外」に計上されます。

所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法5
所定外へ計上するが、残業へは計上しない」項目の設定方法6
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