勤怠
0828|【勤怠】任意の回数項目の作成方法
手当の支払いのために、夜勤や在宅勤務の回数の集計が必要になる場合があります。
夜勤や在宅勤務などのためのスケジュールパターンにカウント用の項目(汎用フラグ)を設けて回数を集計する方法を説明します。
目次
【前提条件】
集計には以下2つの機能が必要です。
- スケジュール汎用フラグ機能
- カスタムデータ項目設定機能
注意点
- ご利用の際は、サポートデスクへ「スケジュール汎用フラグ機能」の追加をご依頼ください。
<追加依頼時のポイント>
・1文字以上~10文字以下の項目名を決めてご依頼ください。
・汎用フラグは2つまで登録できます。
また、使用しなくなった汎用フラグを別の名称で再利用する場合は、後述の「汎用フラグの利用を中止する場合」をご参照ください。
1.汎用フラグの設定
汎用フラグは、以下3つの方法で勤怠に割り当てることができます。
- スケジュールパターンへの強制割り当て
- 勤怠データの編集画面から個別に割り当て
- 従業員による申請
スケジュールパターンへの強制割り当て
ホーム画面「設定」内の[スケジュール]をクリックします。
[パターン設定]をクリックします。
[新規登録]または、既存パターンの[編集]をクリックします。
新規登録の場合は、各項目を設定します。
画面下部「拡張機能」内に、登録した項目の強制設定項目が表示されるので「チェック有」を選択し、[登録]をクリックします。
【設定・運用例】
- 「夜勤」パターンに「夜勤回数」を強制設定
→ 「夜勤」パターンを割り当てた日に、従業員が打刻すると「夜勤回数」が1つカウントされます。 - 「在宅勤務」パターンに「在宅勤務回数」を強制設定
→ 「在宅勤務」パターンを割り当てた日に従業員が打刻すると「在宅勤務回数」が1つカウントされます。
注意点
- 「0.5回」のように小数点以下の数値はカウントはできません。
【ご注意】
全日休暇スケジュールの入っている日に対し、汎用フラグの割り当てを自動解除する設定が初期設定になっています。
休暇の日に汎用フラグを割り当てる場合は、事前に該当休暇区分で下図のチェックを外してください。
※下線部には登録した汎用フラグ名が表示されます。
勤務データの編集画面から個別に割り当て
「勤務データ編集」画面で、管理者がチェックを入れて登録することで、汎用フラグを割り当てます。
従業員による申請
従業員による汎用フラグの申請が可能です。下記いずれかの方法で申請できます。
- 汎用フラグが強制設定されたスケジュールパターンを申請
- スケジュール申請画面で、汎用フラグにチェックを入れて申請(PCのみ)
※従業員からの申請方法の詳細は、下記関連記事をご参照ください。
2.集計結果の確認
カスタムデータ項目機能を利用して管理画面上に汎用フラグの集計回数を表示する項目を作成することもできます。
作成したカスタムデータ項目は、タイムカード[PDF]や月別データ[CSV]のレイアウトにも利用できます。
カスタムデータ項目の作成
ホーム画面「設定」内の[画面表示]をクリックします。
[カスタムデータ項目設定]をクリックします。
「月別」タブを選択し 、[新規作成]をクリックします。
各項目を設定します。
計算単位で「数値」を選択し、「追加する項目の選択」で該当の汎用フラグ名(ここでは「夜勤回数」)の「+」列にチェックを入れ、[登録]をクリックします。
集計結果の表示画面
月別データ画面やタイムカード画面の「カスタム」タブから作成したカスタムデータ項目の集計結果を確認できます。
注意点
- 以下の場合はカウントがおこなわれないため、ご注意ください。
・エラー勤務の場合
・打刻が未入力の場合(全日休暇取得時を除く)
3.汎用フラグの利用を中止する場合
汎用フラグの利用を中止する場合は、事前に以下を実施の上、サポートデスクへご連絡ください。
- パターンに汎用フラグを強制設定している場合は解除する
特定のパターンに対してある汎用フラグを強制設定している場合、一度その汎用フラグを「使用しない」に変更した後、再度別の名称で「使用する」に設定すると、該当パターンへの強制設定も復活してしまいます。
該当パターンを割り当てると、名称変更後の汎用フラグがカウントされてしまいます。
このため、利用中止の前には必ずスケジュールパターンへの強制設定を解除してください。
- データ出力(エクスポート)をおこなう
利用中止後は、回数の閲覧や出力はできません。必要に応じてデータ出力をお願いします。