勤怠

0942|【勤怠】「有給休暇の設定例」初回付与は入社半年後、2回目以降はその1年後、2年後…に付与する方法

有給休暇付与機能」を利用して、初回付与を入社日から半年後におこない、2回目以降の付与はその1年後、2年後…におこなうための設定方法について、ご説明します。

設定後の付与イメージ

※付与日数は設定によって変更可能です。

設定後の付与イメージ

【手順1】オプション

有給休暇付与機能がオンになっていることを確認します。
※全権管理者、または「オプション」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。

1.ホーム画面「設定」内[その他]>[オプション]をクリックします。

2.「スケジュール設定」カテゴリ内「有給休暇付与機能」が「使用する」となっていることを確認します。

【手順1】オプション

【手順2】雇用区分設定

雇用区分ごとに有休付与関連設定を設定します。
※全権管理者、または「雇用区分設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。

【注意】
設定を変更する前に、「有休付与対象者」がいないかどうかを確認し、対象者がいる場合は、付与または棄却の処理をおこなってから、設定変更してください。
「有休付与対象者」が表示されている状態で、有休付与関連設定を変更すると、すでに表示されていた対象者は表示されなくなり、付与対象外になってしまいます。


1.ホーム画面「設定」内[従業員]>[雇用区分設定]> 対象区分の[編集]をクリックします。

2.「休暇関連」カテゴリ内「有休付与」>[有休付与関連設定]をクリックし、「有休付与関連設定」画面を
  開きます。

1.週の契約労働日数を設定してください(必須)


付与日数の算出方法を設定します。

1. 週の契約労働日数を設定してください(必須)



以下のいずれかを選択してください。

  • ◯日

週の契約労働日数に対応する比例付与日数テーブルから付与日数を決定します。出勤率が80%を超えていることが付与の条件です。出勤率が満たされないと付与日数0日と算出されます。

◯日

  • 年間の勤務日、全労働日を基に週の契約労働日数を計算

週の契約労働日数を定めていない場合に利用できます。従業員の年間勤務日数に応じて週の契約労働日数を仮定し、有休付与日数を計算します。この際、出勤率は参照しません。

例えば下図のように比例付与日数が設定されている場合に、ある従業員が年間200日勤務したとき、週の契約労働日数4日の基準で有休付与日数が算出されます。年間200日の勤務は年間所定労働日数169日以上217日未満に該当するためです。

年間の勤務日、全労働日を基に週の契約労働日数を計算

補足
「年間所定労働日数」は1年間勤務した場合の基準です。勤続半年時点では、勤務日数を倍にした数値が「年間所定労働日数」に達しているかどうかで判定されます(詳細はこちら)。

2.第1基準日を設定してください(必須)


有休の初回付与日を設定します。「入社から6ヶ月後に初回付与し、毎年の付与日とする」と設定します。その下の項目にはチェック不要です。

第1基準日を設定してください(必須)

3.第2基準日を設定してください(オプション)


「なし」を選択します。

3.第2基準日を設定してください(オプション)

4.比例付与日数を入力してください


週の契約労働日数と勤続年数に応じた付与日数表を入力します。[初期値を読み込む]をクリックすると、法定基準が入力されますが、貴社の就業ルールに合わせて編集してください。

下図は入力例です。

4. 比例付与日数を入力してください

【注意】
「年間所定労働日数」を労働基準法の基準値以上、または「比例付与日数」を労働基準法の基準値以下に設定すると、エラーになります。

5.付与算出基準となる勤務日数・全労働日数として数える日を設定してください


出勤率の計算対象を設定します。

出勤率の計算式
出勤率=勤務日数 ÷ 全労働日数 × 100


「勤務日」は出勤した日、または出勤したとみなす日です。「全労働日」は出勤すべき日です。
「平日出勤」「法定休日出勤」「法定外休日出勤」と各休暇の、「勤務日」「全労働日」にチェックします。下図は設定例です。

5.付与算出基準となる勤務日数・全労働日数として数える日を設定してください

補足
前述の「1. 週の契約労働日数を設定してください(必須)」箇所で「年間の勤務日、全労働日を基に週の契約労働日数を計算」と設定している場合は、出勤率は参照せず、「勤務日」にチェックがある項目が「年間所定労働日数」として集計されます。一方で有休付与対象者画面では出勤率を参考値として算出し、表示しているため「全労働日」のチェックも必要です。

【手順3】従業員設定

各従業員に入社日を入力します。入社日が入力されていない場合は付与対象者になりません。
※全権管理者、または「従業員設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。

1.ホーム画面「設定」内[従業員]>[従業員設定]> 該当者の[編集]をクリックします。



2.雇用情報カテゴリ内の「入社日」を入力し、[登録]をクリックします。

【手順3】従業員設定

一括登録する場合
従業員データをCSVインポートすることで、「入社日」を一括登録できます。従業員データインポート用のレイアウトを作成する際に「入社日」項目を含めてください。詳細はこちらの記事をご参照ください。

有休付与早見表

本記事の手順に従って、以下のように設定した場合、

  • 週の契約労働日数 : 5日
  • 比例付与日数   : 本記事の入力例の通りに設定

付与日数とタイミングは以下の表の通りです。

【勤怠】「有給休暇の設定例」初回付与は入社半年後、2回目以降はその1年後、2年後…に付与する方法10

  • 初回は各従業員の入社日から半年後の日付で付与。
  • 2回目以降は、初回付与の1年後、2年後(入社日から1.5年後、2.5年後…)に付与。

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