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0944|【勤怠】「有給休暇の設定例」初回付与は入社半年後、2回目以降の付与は、上半期入社・下半期入社で付与日を分けて一斉付与する方法

有給休暇付与機能」を利用して、初回は入社日から半年後に付与し、2回目以降については上半期入社・下半期入社で付与日を分けて一斉付与する方法について、ご説明します。

本記事では、以下のように付与する場合の設定方法をご説明します。


付与イメージ

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【手順1】オプション

有給休暇付与機能がオンになっていることを確認します。

※admin全権管理者および全権管理者、または「オプション」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操
 作です。

1.ホーム画面「設定」内[その他]>[オプション]をクリックします。


2.「スケジュール設定」カテゴリ内「有給休暇付与機能」が「使用する」となっていることを確認します。

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【手順2】雇用区分設定

雇用区分ごとに有休付与関連設定を設定します。

※admin全権管理者および全権管理者、または「雇用区分設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な
 操作です。

注意点
設定を変更する前に、「有休付与対象者」がいないかどうかを確認し、対象者がいる場合は、付与または棄却の処理をおこなってから、設定変更してください。
「有休付与対象者」が表示されている状態で、有休付与関連設定を変更すると、すでに表示されていた対象者は表示されなくなり、付与対象外になってしまいます。


1.ホーム画面「設定」内[従業員]>[雇用区分設定]> 対象区分の[編集]をクリックします。


2.「休暇関連」カテゴリ内「有休付与」>[有休付与関連設定]をクリックし、「有休付与関連設定」画面を
  開きます。

1. 週の契約労働日数を設定してください(必須)


付与日数の算出方法を設定します。

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以下のいずれかを選択してください。

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補足
「年間所定労働日数」は1年間勤務した場合の基準です。勤続半年時点では、勤務日数を倍にした数値が「年間所定労働日数」に達しているかどうかで判定されます(詳細はこちら)。

2. 第1基準日を設定してください(必須)


有休の初回付与日を設定します。
「入社から6ヶ月後に初回付与し、毎年の付与日とする」と設定します。その下の項目にはチェック不要です。

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3. 第2基準日を設定してください(オプション)


2回目以降の付与日を設定します。
「付与日を◯月◯日に統一する」を選択し、2回目以降一斉付与したい月日を設定します。「付与日を基準に上半期・下半期を定める」にチェックを入れます。

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ポイント
「付与日を4月1日に統一する」と設定したうえで「付与日を基準に上半期・下半期を定める」にチェックを入れると、4月1日と、その半年後の10月1日が第2基準日になります。

・4月1日  : 10月1日~3月31日に入社した従業員の第2基準日
・10月1日 : 4月1日~9月30日に入社した従業員の第2基準日

4. 比例付与日数を入力してください


週の契約労働日数と勤続年数に応じた付与日数表を入力します。
[初期値を読み込む]をクリックする
と、法定基準が入力されますが、貴社の就業ルールに合わせて編集してください。

下図は入力例です。

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注意点
「年間所定労働日数」を労働基準法の基準値以上、または「比例付与日数」を労働基準法の基準値以下に設定すると、エラーになります。

5. 付与算出基準となる勤務日数・全労働日数として数える日を設定してください


出勤率の計算対象を設定します。

出勤率の計算式
出勤率 = 勤務日数 ÷ 全労働日数 × 100


「勤務日」は出勤した日、または出勤したとみなす日です。「全労働日」は出勤すべき日です。
「平日出勤」「法定休日出勤」「法定外休日出勤」と各休暇の、「勤務日」「全労働日」にチェックします。
下図は設定例です。

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補足
前述の「1. 週の契約労働日数を設定してください(必須)」箇所で「年間の勤務日、全労働日を基に週の契約労働日数を計算」と設定している場合は、出勤率は参照せず、「勤務日」にチェックがある項目が「年間所定労働日数」として集計されます。一方で「有休付与対象者」画面では出勤率を参考値として算出し、表示しているため「全労働日」のチェックも必要です。

【手順3】従業員設定

各従業員に入社日を入力します。入社日が入力されていない場合は付与対象者になりません。

※admin全権管理者および全権管理者、または「従業員設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操
 作です。

1.ホーム画面「設定」内[従業員]>[従業員設定]> 該当者の[編集]をクリックします。


2.「雇用情報」カテゴリ内「入社日」を入力し、[登録]をクリックします。

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補足
一括登録する場合
従業員データをCSVインポートすることで、「入社日」を一括登録できます。従業員データインポート用のレイアウトを作成する際に「入社日」項目を含めてください。
詳細はこちらの記事をご参照ください。

有休付与早見表

本記事の手順に従って、以下のように設定した場合、

付与日数とタイミングは以下の表の通りです。

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