給与計算

1310|【給与計算】各チェック項目の抽出条件について

給与や賞与確認時の各チェック項目に抽出される条件についてご説明します。

確認方法

各チェック項目に抽出される条件については、システム内でもご確認いただけます。

「給与(賞与)確認」画面の[チェック項目について]をクリックすると、「チェック項目について」の一覧が表示されます。

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抽出条件

給与計算

チェック項目 項目内容
入社(日割り) 従業員台帳の「入社年月日」に入力された年月日が、勤怠の締め期間内に含まれる従業員を抽出します。
退社(社保2ヶ月、日割り、住民税一括控除) 従業員台帳の「退職年月日」に入力された年月日が、勤怠の締め期間内に含まれる従業員を抽出します。
締め期間中の休職者 従業員台帳の「育児休業期間」「産前産後休業期間」「介護休業期間」「その他休業期間」に入力された年月日が、勤怠締め期間内に含まれる従業員を抽出します。
社保年齢チェック(40歳/65歳/70歳/75歳)(前月との違い) 従業員台帳に登録された「生年月日」が勤怠締め期間内において40歳、65歳、70歳、75歳に到達した従業員を抽出します。
扶養増減(支給日時点人数)(前月との違い) 前月の給与計算実績と比較し、従業員台帳に登録された扶養家族の人数が異なる従業員を抽出します。
なお、扶養家族の人数のカウントは、以下のとおりです。

①従業員台帳への扶養家族情報の登録有無
〈扶養家族情報登録ありの場合〉
②「税法上の扶養」が「該当する」
③扶養家族の年齢が16歳以上(支給日の年の12月31日時点)
※海外居住で30歳以上70歳未満の場合、「留学」「障害者」「38万円以上の送金」
 のいずれか1つを満たす
氏名変更(口座名義)(前月との違い) 前月の給与計算実績と比較し、従業員台帳に登録された「氏」「名」「氏(カナ)」「名(カナ)」が異なる従業員を抽出します。
通勤手当 課税、非課税を問わず通勤手当の支給がある従業員を抽出します。
二以上勤務者に該当した/しなくなった対象者 前月の給与計算実績と比較し、「二以上勤務者となった」「二以上勤務者ではなくなった」従業員を抽出します。
所定労働日数(当月)チェック 「所定労働日数(当月)」が、「出勤日数」「欠勤日数」「有休日数」「その他休暇日数」の合計日数と異なる従業員を抽出します。
その他申し送り 「申し送り」にテキストが入力されている従業員を抽出します。
前月との差分 前月の給与計算実績と比較し、「支給項目」「l勤怠項目」「(その他)事業主負担」の金額に差分が生じた従業員を抽出します。
なお、他のチェック項目において差分が確認できる場合、本項目の抽出対象から除外します。


チェック項目 項目内容
社保料率改定(3月9月) 社会保険料率の改定月において、従業員台帳の健康保険加入区分が「加入している」または、厚生年金加入区分が「加入している」になっている従業員を抽出します。
住民税(6月) 該当年度の6月支払給与において、住民税データが登録されている従業員を抽出します。なお、未登録者は抽出条件から除外します。
年末調整(12月・1月) 12月および1月の給与計算において、従業員台帳の年末調整を「する」と登録している従業員を抽出します。


チェック項目 項目内容
最低賃金 給与計算実績より該当月の最低賃金額(都道府県別)を下回る従業員を抽出します。
※所属事業所に「他事業所」を設定している場合、他事業所が属する都道府県より
 最低賃金額を算出します。
減給対象者 給与計算実績より支給項目の減給が平均賃金(日額)の1/2を超える、または賃金総額(月額)の1/10を超える従業員を抽出します。
マイナス支給者 給与計算実績より支給項目にマイナスの支給項目がある、または「差引支給額」がマイナスの従業員を抽出します。
最低保障額適用者(3ヶ月平均賃金) 日額計算において3ヶ月平均賃金を利用する支給項目があり、平均賃金が最低保証額に満たない従業員を抽出します。
支給額チェック 該当月の給与計算実績を全従業員分、抽出します。


賞与計算

チェック項目 項目内容
入社(日割り) 従業員台帳の「入社年月日」に入力された年月日が、賞与支給対象期間内に含まれる従業員を抽出します。
退社(社保2ヶ月、日割り、住民税一括控除) 従業員台帳の「退職年月日」に入力された年月日が、賞与支給対象期間内に含まれる従業員を抽出します。
二以上勤務者 従業員台帳の「二以上事業所勤務者」が「該当する」になっている従業員を抽出します。


チェック項目 項目内容
健康保険年間上限 年度累計標準賞与額が、573万円(上限)を超過した従業員を抽出します。
厚生年金保険月間上限 同月に支給された標準賞与額合計が、150万円(上限)を超過した従業員を抽出します。
締め期間中全休または社会保険料免除の対象者 以下、いずれかに該当する従業員を抽出します。

①従業員台帳の「育児休業期間」「産前産後休業期間」「介護休業期間」「その他
 休業期間」に入力された年月日が賞与支給対象期間内に全休となる従業員

②賞与支給対象期間内において、従業員台帳の「育児休業期間」「産前産後休業期
 間」に入力された年月日より社会保険料が免除となる従業員


チェック項目 項目内容
マイナス支給者 賞与計算実績より支給項目にマイナスの支給項目がある、または「差引支給額」がマイナスの従業員を抽出します。
支給額チェック 賞与計算実績を全従業員分、抽出します。
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