給与計算
1023|【給与計算】カスタム計算式ケース③皆勤手当の設定
「当月の欠勤日数が0日の場合に、基本給の3%を十の位で四捨五入した額を皆勤手当として支給する」方法について、ご説明します。
サポートデスクでは、カスタム計算式の作成代行、計算式の正誤チェック、計算式の構築に関するサポートなどは承っておりません。設定されたカスタム計算式の内容が正しいかを事前にご確認のうえ、本機能をご利用ください。
1.条件の情報設定
「IF 条件分岐」を選択します。

「項目選択(条件)」を選択します。

「支給/控除/勤怠項目」を選択します。

「勤怠情報」を選択します。

「日数」(①)を選択し、[確定](②)をクリックします。

「欠勤日数」(①)を選択し、[確定](②)をクリックします。

「当月」(①)を選択し、[確定](②)をクリックします。
※給与計算をおこなう前月の「欠勤日数」が「0日」で皆勤手当を支給する場合は、「当月の1ヵ月前」を選択しま
す。

「演算子を追加しない」を選択し、[確定]をクリックします。

「=(イコール)」を選択し、[確定]をクリックします。

「数値」(①) >「数値入力」(➁)を選択、「0」(③)と入力し、[確定](④)をクリックします。
※数値は半角にて入力してください。

「演算子を追加しない」を選択し、[確定]をクリックします。

2.条件に一致する場合の情報設定
「ROUND 四捨五入」を選択します。
四捨五入以外にも、切り上げ、切り捨ての設定ができます。

ROUND関数 | 説明 |
ROUND 四捨五入 | 計算した結果を、指定した桁数で四捨五入します。 |
ROUNDUP 切り上げ | 計算した結果を、指定した桁数で切り上げます。 |
ROUNDDOWN 切り捨て | 計算した結果を、指定した桁数で切り捨てます。 |
「支給/控除/勤怠項目」(①)>「金額情報」(➁)>「支給項目」(③)を選択し、[確定](④)をクリックします。

「基本給(月給)」(①)を選択し、[確定](②)をクリックします。

「当月」(①)を選択し、[確定](②)をクリックします。

「×」(乗算)を選択し、[確定]をクリックします。

「数値」(①) >「数値入力」(➁)を選択、「0.03」(③)と入力し[確定](④)をクリックします。
※数値は半角にて入力してください。

「演算子を追加しない」を選択し、[確定]をクリックします。

「3桁(100円未満)」(①)を選択し、[確定](②)をクリックします。
※桁数の指定に関しては、下表の4種類のみの対応となり、小数点第二位以下や、千の位以上を指定することはでき
ません。

桁数の選択肢 | 説明 |
1桁(1円未満) <計算式の表示:0> |
小数点第一位で四捨五入や、切り上げ、切り捨てをおこないます。 |
2桁 (10円未満) <計算式の表示:-1> |
一の位で四捨五入や、切り上げ、切り捨てをおこないます。 |
3桁(100円未満) <計算式の表示:-2> |
十の位で四捨五入や、切り上げ、切り捨てをおこないます。 |
4桁(1000円未満) <計算式の表示:-3> |
百の位で四捨五入や、切り上げ、切り捨てをおこないます。 |
「演算子を追加しない」を選択し、[確定]をクリックします。

3.条件に一致しない場合の情報設定
「数値」(①) >「数値入力」(➁)を選択、「0」(③)と入力し[確定](④)をクリックします。
※数値は半角にて入力してください。

「演算子を追加しない」を選択し、[確定]をクリックします。

設定した計算式を確認し、画面右上、もしくは画面右下の[保存]をクリックします。

以上で、「当月の欠勤日数が0日の場合に、基本給の3%を十の位で四捨五入した額を皆勤手当として支給する」設定は完了です。
皆勤手当の設定方法に関しては、本マニュアル以外のケースもご参照ください。
サポートデスクでは、カスタム計算式の作成代行、計算式の正誤チェック、計算式の構築に関するサポートなどは承っておりません。設定されたカスタム計算式の内容が正しいかを事前にご確認のうえ、本機能をご利用ください。