１ヶ月（または３ヶ月以内の任意期間）の集計データをCSV形式で出力する方法をご説明します。

１．月別データ［CSV］の出力開始

ホーム画面「よく使うメニュー」内の［エクスポート インポート］をクリックします。

２．月別データ［CSV］の出力レイアウト作成

出力用レイアウトを作成します。レイアウトを作成済みの場合、この作業は不要です。
※全権管理者、または「オプション」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。

「データ出力（エクスポート）」項目内の［月別データ［CSV］］右横の［出力レイアウト作成］をクリックします。

［新規作成］をクリックします。

各項目を設定します。

①レイアウト名　　　　　　：　任意のレイアウト名を100文字以内で入力します。

②出力方向　　　　　　　　：　データの出力方向を選択します。
　　　　　　　　　　　　　　　ほとんどの給与ソフトは「縦方向」を採用しています。

③項目名の出力　　　　　　：　「所定時間」「残業時間」などの項目名をヘッダー行として出力する場合は
　　　　　　　　　　　　　　　「出力する」を選択します。
　　　　　　　　　　　　　　　項目名を任意の名称に編集する場合は「カスタム項目名」欄に項目名を
　　　　　　　　　　　　　　　カンマ区切りで入力します。
　　　　　　　　　　　　　　　給与ソフト側で項目名が指定されている場合などにご利用ください。

④クォート文字　　　　　　：　項目をダブルクォーテーション（”）で囲んで出力するか否かを選択します。

⑤時間表示形式　　　　　　：　時間の出力形式を「10進数」「60進数」「分単位」から選択します。

⑥月別データカスタム項目　：　月別データカスタム項目画面を開きます。
　　　　　　　　　　　　　　　既存の勤怠項目を組み合わせたオリジナル項目を作成したい場合はこちらから設定
　　　　　　　　　　　　　　　可能です。
　　　　　　　　　　　　　　　オリジナル項目の作成方法については、下記関連記事をご確認ください。

「表示項目」を設定します。
「選択できる項目」の中から出力したい項目を選択（①）し、［追加 →］をクリック（②）すると、「選択された項目」に選択した項目が追加（③）されます。
「選択された項目」内の項目が、レイアウトに表示される項目です。

出力項目の詳細については、下記関連記事をご確認ください。

他、「表示項目」の操作方法については以下の通りです。

①追加　　　　　　　　：　「選択できる項目」を「選択された項目」に追加します。

②解除　　　　　　　　：　「選択された項目」をレイアウトから除外します。

③空白追加　　　　　　：　「選択された項目」に空白を一列追加します。
　　　　　　　　　　　　　「選択された項目」には「– 空白 –」が入ります。
　　　　　　　　　　　　　本システムで出力できないデータがある場合は空白を追加して、１行スキップしてくだ
　　　　　　　　　　　　　さい。

④並び替え　　　　　　：　「選択された項目」を並べ替えます。
　　　　　　　　　　　　　「選択された項目」にて並べ替えたい項目をクリックし、ボタン操作で移動できます。

⑤サンプルプレビュー　：　選択された項目を元に、サンプルプレビューが表示されます。
　　　　　　　　　　　　　レイアウト作成時の参考にしてください。

レイアウトの各設定が完了したら、［登録］をクリックします。

３．月別データ［CSV］の出力

※全権管理者、または「データ出力」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。

「データ出力（エクスポート）」項目内の［月別データ［CSV］］をクリックします。

各項目を選択します。

①出力対象年月　　　　：　出力対象の月度を選択します。締め日を考慮した期間が選択されます。
　　　　　　　　　　　　　［日付指定］ボタンをクリックすると、出力対象期間を日付で指定できます。
　　　　　　　　　　　　　（３ヶ月以内の期間を選択可能）
　　　　　　　　　　　　　※［日付指定］し、かつ出力対象に変形労働制の雇用区分が含まれている場合は、
　　　　　　　　　　　　　　本記事の「ご注意」をご参照ください。

②出力オプション　　　：　「従業員の勤務先で出力」にチェックを入れると、出力対象所属で勤務した日のデータ
　　　　　　　　　　　　　だけが出力されます。（ヘルプ出勤者含む）
　　　　　　　　　　　　　※出力対象所属で勤務していない日のデータは出力されません。
　　　　　　　　　　　　　　このため、出力期間内に出力対象所属で一度も勤務していない従業員のデータは出力
　　　　　　　　　　　　　　されません。

③出力レイアウト選択　：　［出力レイアウト作成］で作成したレイアウトを選択します。

④所属　　　　　　　　：　出力対象の所属を選択します。

⑤雇用区分　　　　　　：　出力対象の雇用区分を選択します。

⑥従業員グループ　　　：　出力対象の従業員グループを選択します。
　　　　　　　　　　　　　※「従業員グループ機能」を利用しているときに表示されます。

出力データの選択が完了したら、［データ出力］をクリックします。

確認画面が表示されるので、内容を確認します。

①出力対象従業員数　　　：　出力対象の従業員数が表示されます。
　　　　　　　　　　　　　　［従業員選択］ボタンをクリックすると、一部の従業員だけを選択して出力でき
　　　　　　　　　　　　　　ます。

②対象内のエラー勤務数　：　対象期間内のエラー勤務数が表示されます。
　　　　　　　　　　　　　　エラー勤務が存在する場合は正確な集計ができていませんので、対象期間のエラーを
　　　　　　　　　　　　　　解消してから、あらためてデータ出力してください。

③対象内の未確定申請数　：　対象期間内の未確定申請数が表示されます。
　　　　　　　　　　　　　　未確定申請が存在する場合は正確な集計ができていませんので、対象期間の申請を
　　　　　　　　　　　　　　処理してから、あらためてデータ出力してください。

④時間の区切り文字　　　：　時間の区切り文字をドット（.）またはコロン（:）から選択します。

⑤改行文字　　　　　　　：　改行コードを変更できます。
　　　　　　　　　　　　　　Windows以外のOSでデータを参照したい場合はご確認ください。

⑥出力する時間帯区分　　：　出力する時間帯区分を選択します。
　　　　　　　　　　　　　　※「時間帯区分設定機能」を利用しているときに表示されます。

⑦変形労働の適用　　　　：　チェックを入れることで変形労働設定を考慮した集計値が出力されます。
　　　　　　　　　　　　　　変形労働設定を考慮した集計を出力したいときは、必ずチェックを入れてください。
　　　　　　　　　　　　　　詳しくは本記事の「ご注意」をご参照ください。
　　　　　　　　　　　　　　※前画面の「出力対象年月」で［日付指定］をクリックして開始日と終了日を
　　　　　　　　　　　　　　　指定しており、かつ出力対象に変形労働制の雇用区分が含まれている場合に
　　　　　　　　　　　　　　　表示されます。

出力内容に問題がなければ、［データ出力］をクリックします。
CSVファイルがダウンロードされます。

ご注意：変形労働の集計を日付指定で出力する

「出力対象年月」で［日付指定］をクリックして開始日と終了日を指定しており、かつ出力対象に変形労働制の雇用区分が含まれている場合は注意が必要です。

上記のように指定していると、出力確認画面で「変形労働の適用」が表示されます。
この項目にチェックを入れることで変形労働設定を考慮した集計値が出力されます。
変形労働設定を考慮した集計を出力したいときは、必ずチェックを入れてください。