勤怠

0488|【勤怠】「アラート機能」集計時間が一定時間を超過 / 不足している場合にアラート表示する方法(時間アラート)

アラート設定の「時間アラート」を利用することで、集計時間が一定時間を超過または不足している場合にアラート表示できます。例として、次のような状況を確認したい場合に利用できます。

  • 労働合計 / 日が5時間未満である
  • 残業時間 / 週が2時間以上である
  • 残業時間 / 月が20時間以上である


【補足】
労働合計や残業時間の他、勤怠管理の時間集計項目(デフォルト勤怠項目、カスタムデータ項目)に対して設定できます。


アラートは日別データ、月別データ、タイムカード画面などで確認できます。アラート対象の集計欄が、指定した色に表示されます。

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通知設定と組み合わせることで、管理者や従業員にメール通知することも可能です(対象期間が月別のアラートに限ります)。

事前設定

アラート機能をオンにします。

1.ホーム画面[設定]内[その他]をクリックします。

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2.[オプション]をクリックします。

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3.「勤怠管理設定」カテゴリ「アラート機能:使用する」を選択し、[登録]をクリックします。

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設定方法

1.ホーム画面[設定]内[画面表示]をクリックします。

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2.[アラート設定]をクリックします。

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3.[時間アラート登録]をクリックします。

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補足
[時間帯アラート登録]をクリックすると、特定の時間帯に、打刻または出退勤予定が存在する場合のアラートを作成します。詳しくはこちらの記事をご参照ください。


4.以下の各項目を設定します。

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番号 項目名 説明
アラート名
アラートの名称を100文字以内で入力します。
対象期間 対象期間を選択します。

それぞれの対象期間で作成できるアラートの例をご紹介します。

<日別>
1日の休憩時間が20分未満の従業員を抽出する

<週別>
週に12時間以上残業している従業員を抽出する

<月別>
月に20時間以上残業している従業員を抽出する
アラート対象勤怠
デフォルト勤怠項目に対してアラート表示したい場合は、この中から対象項目をチェックします。複数の項目を選択することもできます。
アラート対象カスタム項目 カスタムデータ項目に対してアラート表示したい場合は、この中から対象項目をチェックします。複数の項目を選択することもできます。
※カスタムデータ項目に関する詳細はこちらの記事をご参照ください。
アラート アラートの基準値を入力します。

●「超過」「未満」はその値を含みません。
●「以上」「以下」はその値を含みます。

例えば、20時間0分「超過」とした場合は、20時間0分はアラート対象になりません。20時間1分以上の集計に対してアラート表示されます。
表示色 条件を満たした集計値の背景に表示する色を選択します。


5.必要に応じて、「従業員の選択」欄を入力します。

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番号 項目名 説明
年齢
アラート対象とする従業員の年齢を指定したい場合は入力します。

●「超過」「未満」はその値を含みません。
●「以上」「以下」はその値を含みます。

※本項目を設定する場合、「従業員設定」で「生年月日」を設定してください。
性別
アラート対象とする従業員の姓別を指定したい場合は選択します。


6.アラート対象とする雇用区分と所属を選択し、[登録]をクリックします。

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優先順位設定

同じ勤怠項目に対して複数のアラートを設定している場合は、優先順位の設定が必要です(残業時間が20時間以上で黄色いアラート、30時間以上で赤いアラートなど)。「優先順位」を間違えると希望通りのアラート表示がされなくなりますので、必ず確認し、設定してください。

表示順が上のアラートの優先順位が高くなります。 優先順位が高いものから順にアラートをチェックして、監視基準と合致した勤怠にアラートが適用されます。このため、監視基準の値が大きいアラートの優先順位を高くする必要があります。アラート設定画面の優先順位欄の[∧]、[ v]で優先順位を変更します。

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誤った設定例


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上図の場合、優先順位が高いのは黄色のアラート「残業20時間以上/月」です。
基準値が小さい方の優先順位が高いと、月の残業時間が30時間以上になった場合も先にアラート「残業20時間以上/月」が合致してしまい、赤色のアラート「残業30時間以上/月」は適用されなくなってしまいます。


正しい設定例


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上図のように、優先順位を変更して「残業30時間以上/月」のアラートの優先順位を上げることで、月の残業時間が20時間以上になった場合は「残業20時間以上/月」が、30時間以上になった場合は「残業30時間以上/月」が適用されるようになります。

アラート確認方法

各種集計画面と、エラー勤務画面でアラートを確認できます。

各種集計画面

アラートは、日別データ、月別データ、タイムカード画面で確認できます。確認画面は、アラート作成時に選択した「対象期間」により異なります。

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アラート対象勤怠の場合


項目名 説明
日別
[日別データ]> [通常]タブ
[日別データ]>[タイムカード]ボタン >[タイムカード]タブ
週別
[月別データ]> [通常]タブ
月別 [月別データ]> [通常]タブ
[月別データ]>[タイムカード]ボタン >[タイムカード]タブ


アラート対象カスタム項目の場合


月別または日別データ画面の[通常(カスタム)]タブで確認できます。

項目名 説明
日別
[日別データ]> [通常(カスタム)]タブ
[日別データ]>[タイムカード]ボタン >[タイムカードカスタム]タブ
週別
[月別データ]> [通常(カスタム)]タブ
月別
[月別データ]> [通常(カスタム)]タブ
[月別データ]>[タイムカード]ボタン >[タイムカードカスタム]タブ


週別アラートの表示方法
週別を選択した場合は、月別データの画面上部の「表示条件の指定」内「表示期間」で「週別」()を選択、 表示したい週を指定()後に[表示]()をクリックします。


表示条件の指定:アラート
月別データの画面上部の「表示条件の指定」内「アラート」()を選択後に、[表示]()をクリックすると、条件に一致する勤怠がある従業員だけを一覧表示できます。

エラー勤務画面

エラー勤務画面で、アラートに該当する従業員の一覧を確認できます。

1.ホーム画面[全メニュー]>[エラー勤務]をクリックします。

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2.[アラート]タブをクリックします。

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3.対象区分にて「実績」(①)>[表示](➁)をクリックすると、アラートに該当する対象者の一覧を確認できます。

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通知設定

作成したアラート設定は、基準値を満たしたタイミングで、 対象従業員にメールで通知することが可能です。
通知設定の設定方法は、下記関連記事をご確認ください。

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