勤怠
0750|【勤怠】分単位で休暇を取得する設定方法
各種休暇を分単位で取得するための設定をご説明します。
注意点
- 本機能は「有休以外」の休暇にご利用ください。
有休の取得単位には、1時間より小さい値を設定できません。
労働基準法第39条では、有休のうち年5日分までは時間単位の取得が認められていますが、1時間未満(分単位)での取得は認められていないためです。
目次
1.設定方法
「日の契約労働時間」の設定
「日の契約労働時間」は、「雇用区分設定」または「従業員設定」で登録します。
※どちらも設定されているときは、「従業員設定」の「日の契約労働時間」が適用されます。
ホーム画面「設定」内の[従業員]をクリックします。

雇用区分ごとに設定する場合は[雇用区分設定]、従業員ごとに設定する場合は[従業員設定]をクリックします。
※以下[雇用区分設定]の画面でご説明します。

「雇用区分設定」の場合は対象区分、「従業員設定」の場合は対象従業員の[編集]をクリックします。

「雇用区分設定」の場合は「基本情報」項目、「従業員設定」の場合は「雇用情報」項目の[詳細]をクリックします。
「日の契約労働時間」を入力(①)し、[登録]をクリック(②)します。

「時間単位休暇」の設定
ホーム画面「設定」内の[スケジュール]をクリックします。

[休暇区分設定]をクリックします。

対象休暇の[編集]をクリックします。

「時間単位休暇」に「使用する」を選択(①)し、[登録]をクリック(②)します。

「時間休暇の取得時間単位」の設定
ホーム画面「設定」内の[従業員]をクリックします。

[雇用区分設定]をクリックします。

対象区分の[編集]をクリックします。

「休暇関連」項目の[詳細]をクリックします。
「時間休暇の取得時間単位」内の対象の休暇に「1分」「15分」「30分」のいずれかを選択(①)し、[登録]をクリック(②)します。

補足:休暇取得時間を「みなし勤務時間」として勤務時間に加算する場合
上記設定にあわせ、[雇用区分設定]にて「休暇関連」項目の[詳細]内「半日休暇・時間休暇取得時の所定時間への加算」で、対象の休暇区分にチェックを付けて登録してください。

2.取得方法
ホーム画面「よく使うメニュー」内の[日別データ]をクリックします。

対象日の日別データ画面を開き、対象従業員の[編集]をクリックします。

スケジュール編集画面「休暇区分」の「種別」に対象の休暇、「取得単位」に「時間単位休暇」を選択し、「開始時刻」と「終了時刻」を入力します(①)。[保存]をクリックします(②)。

集計結果について
分単位で取得した時間が表示されるようになります。
例)「30分」取得 → 「0.30H」と表示されます。

注意点
- [オプション]>「表示設定」内の「時間表示形式」に「10進数」を選択している場合、取得時間も10進数で表示されます。
「10進数表示の際の少数第3位の取扱い」も適用されます。
例)「30分」取得 → 「0.50H」と表示されます。
時間休の取得日や取得時間を「タイムカード画面」や「タイムカードPDF」で確認できるようにしたい場合は、下記関連記事をご参照ください。
補足:休暇の分単位付与はできません
休暇残数を分単位で付与することはできません。日数および1時間単位での付与だけが可能です。