勤怠

0761|【勤怠】所定外時間(法定内残業時間)の計算方法

変形労働を設定している場合に、「スケジュール時間」の超過分を「所定外時間」または「深夜所定外時間」として計上するための設定方法をご説明します。

補足
スケジュール時間とは
出勤/退勤予定などで定められた労働予定時間です。詳しくはこちら

前提

事前に変形労働設定機能がオンになっていることが前提です。

1.ホーム画面「設定」内[その他]>[オプション]をクリックします。

2.「勤怠管理設定」カテゴリの「変形労働設定機能」で「使用する」を選択し、[登録]をクリックします。

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設定方法

1.ホーム画面「設定」内[従業員]>[雇用区分設定]> 対象雇用区分の[編集]をクリックします。

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2.「働き方」カテゴリの「労働時間」に「変形労働時間制」を選択します。

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3.「手動設定(フレックスその他)」()を選択し、[変形労働設定]()をクリックします。

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4.「変形労働設定」画面が表示されますので、「共通」カテゴリ内を設定します。「利用単位」にて、週の基準時間を設定する場合は「週単位」に、月の基準時間を設定する場合は「月単位」にチェックをつけます。

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5.「週単位」カテゴリおよび「月単位」カテゴリの「基準時間」にて「◯時間◯分を超過した勤務については、残業としてカウントする」にチェックを付け、基準時間を入力します。

「スケジュール時間を超過した勤務については、残業としてカウントする」にもチェックをつけます。

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6.3つのラジオボタン(以下A、B、C)が表示されますので、「B」 または「C」のいずれかを選択します。

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項目名 説明
A スケジュール時間超過で残業とする 入力された基準時間は無視し、スケジュール超過で残業とします。ただし、該当期間にスケジュールが登録されていない場合は基準時間が参照されます。
B 基準時間未満のスケジュールの場合、基準時間超過で残業とする
基準時間以上のスケジュールの場合、スケジュール時間超過で残業とする
基準時間とスケジュール時間を比較し、値が大きい方の時間を超過することで残業となります。
表1
表2
C 基準時間未満のスケジュールの場合、スケジュール時間超過で残業とする
基準時間以上のスケジュールの場合、基準時間超過で残業とする
基準時間とスケジュール時間を比較し、値が小さい方の時間を超過することで残業となります。
表3
表4


7.上記で「B」または「C」を選択すると、「基準時間までは所定外としてカウントする」がチェックできるようになるので、チェックをつけます。
※「A」を選択した場合はチェックできません。

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これにより、スケジュール時間が基準時間より小さい場合は、スケジュール時間超過分が所定外時間に、基準時間超過分が残業時間となります。

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なお、スケジュール時間が基準時間より大きい場合は、所定外時間は計上されません。
この場合の残業時間は、「B」ではスケジュール時間超過分が残業、「C」では基準時間超過分が残業として計上されます。

補足
変形労働設定のその他の設定項目については、こちらをご参照ください。

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