勤怠
0778|【勤怠】深夜残業だけを申請制にできますか?
回答
可能です。
スケジュールパターンに「勤務終了刻限」という項目があります。
「勤務終了刻限」に時刻を設定すると、設定した時刻までの勤務時間しか計上されません。
例)勤務終了刻限 : 19:00
退勤打刻時刻 : 21:00
→ 勤務時間として計上されるのは「19:00」までとなります。
「勤務終了刻限」を設定しているパターンと、設定していないパターンを使うことで、特定の時刻までの残業時間は自動で計上、それ以降の残業時間を申請制にすることができます。
この場合の設定方法を以下でご説明します。
注意点
- この方法で申請制にされる場合、 [雇用区分設定]>「スケジュール」項目内の「退勤予定後の労働時間の取り扱い」は、「勤怠時間として扱う」をご設定いただく必要がございます。
なお「勤怠時間として扱う」をご設定いただいていたとしても、「勤務終了刻限」の時刻までしか勤務時間として計上されません。
設定方法
ホーム画面「設定」内の[スケジュール]をクリックします。

[パターン設定]をクリックします。

[新規登録]をクリックします。

まずは「勤務終了刻限」を設定し、残業時間を自動で計上するパターンを作成します。
「予定」項目の[詳細]内、「勤務終了刻限」を入力します。
例えば「22:00」までの残業時間は自動で計上させる場合は、「22時00分」と入力します。
その他「パターン名」、「出勤予定時刻」や「退勤予定時刻」など必要に応じて各項目を入力し、[登録]をクリックします。

次に「勤務終了刻限」を設定せず、残業時間を申請制にするパターンを作成します。
上記で作成したパターンの[編集]をクリックします。

「パターンコード」と「パターン名」を変更し、「勤務終了刻限」に入力してある内容を消します(①)。
[別名で登録]をクリックします(②)。
※[登録]をクリックすると、1つ目に作成したパターンに変更内容が上書きされてしまいますので
ご注意ください。

利用方法
初めは、勤務終了刻限が設定されているパターンを登録しておきます。
どれだけ遅くまで残業をしても、「勤務終了刻限」までの時間しか自動で計上されません。

勤務終了刻限より後の残業時間を計上したい場合、従業員は勤務終了刻限が設定されていないパターンをスケジュール申請します。
スケジュール申請が承認されると、残業時間が全て計上されます。
