勤怠

1410|【勤怠】従業員の所属の変更方法

組織変更や部署異動などの際に従業員の所属を変更する方法と注意事項をご説明します。

注意
・「従業員の履歴管理機能」をご利用の場合は一部仕様が異なります。
・従業員の雇用区分の変更方法はこちらの記事をご参照ください。

注意事項

所属の変更前に以下を確認してください。

1. 変更後は、過去のタイムカードも最新の所属名で表示されます

タイムカードなどの勤怠データ確認画面上で表示される所属/雇用区分名は、特に履歴を考慮したものではありません。所属や雇用区分の変更後は、過去のタイムカードも最新の所属/雇用区分名で表示されます。データ出力時も同様にデータ出力時点の所属/雇用区分名で出力されます。


2. 異動日を過去日に指定する際の範囲は制限があります

所属や雇用区分の異動日には、当月度の開始日以降、かつ勤怠締め済み期間の最終日より後の日付を指定できます。具体例は後述の【補足】をご参照ください。

注意
当月度の開始日より前の日付を異動日としたい場合は、サポートデスクによる制限解除が必要です。
サポートデスクに「所属・雇用区分の変更履歴編集制限を解除希望」の旨をご連絡ください。
※制限は一時的に解除します。変更作業が終わった後は、再度制限をかけさせていただきます。


3. 異動タイミングによっては、申請が意図しない承認者に上がることがあります

所属変更タイミングの推奨運用はこちらの記事をご参照ください。


4. 異動後の期間に反映済みの自動スケジュールは上書きされません

一度自動スケジュールが反映されると、その後に設定を変更しても、反映済みの期間に対しては上書きされません。従業員を異動させた場合にも、異動後の期間に対して、異動前に反映された自動スケジュールが残った状態になり、手動でのスケジュール修正が必要になります。

ポイント
「自動スケジュール更新時に未来のスケジュールを更新する」機能を有効化すると、従業員の所属や雇用区分を変更した日以降の日付に対して、変更後の所属や雇用区分の自動スケジュール設定を反映することができます。設定の詳細はこちらの記事をご参照ください。

所属の変更方法

※全権管理者、または異動前後の所属に対する「従業員設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。


1. ホーム画面「設定」内[従業員]>[従業員設定]> 対象従業員の[編集]をクリックします。


2. 「雇用情報」カテゴリ内の[所属変更/履歴]をクリックします。

所属の変更方法1


3. 以下の項目を設定し、[登録]をクリックします。

所属の変更方法2
項目名 説明
異動日 当月度の開始日以降の日付を指定できます。例えば月末締めの従業員に対して10月5日に変更作業をしている場合は、10月1日以降の日付を指定できます。

未来の日付を指定すると異動の予約状態になります。 勤怠締め済みの期間は指定できません。
所属 異動先の所属を選択します。

変更の際に変更元所属に対してヘルプ登録をする
本システムの仕様として、所属用タイムレコーダーは「自所属のタイムレコーダーでのみ打刻を受け付ける」という基本設計があります。他所属のタイムレコーダーを使用して打刻する場合は「 ヘルプ登録 」という処理が必要です。

所属を変更すると、今まで打刻していた旧所属のタイムレコーダーは使用不可になりますが、所属変更処理と同時に旧所属に対してヘルプ登録をおこなうことができる、というオプションが当機能になります。
※異動日を本日より過去に設定した場合は、この項目をチェックできません。

自所属の打刻として扱う
他所属のタイムレコーダーで打刻した場合、基本的にはヘルプ勤務として扱われます。しかしながら、「自所属の打刻として扱う」を選択した場合は自所属で打刻したものとみなされます。

当機能は、複数の所属の従業員が1つのタイムレコーダーを共有する際に、ヘルプ表示を避けるために使用する機能となります。
※この項目は、「変更の際に変更元所属に対してヘルプ登録をする」にチェックすることでチェック可能になります。


4. 「所属の変更履歴一覧」に登録内容が反映されます。

所属の変更方法3

補足
当月度中は、変更履歴に[編集][削除]ボタンが表示されます。[編集]にて異動日や異動先所属の変更が可能です。[削除]クリックで所属異動を取り消しできます。ただし、月度が変わると編集や削除はできなくなります。


5. [従業員登録に戻る]をクリックし、従業員登録画面に戻ります。従業員登録画面にて、[登録]をクリックして完了です。

【補足】異動日を過去日に指定する際の範囲

所属の異動日には、以下の両方を満たす日を指定できます。

  • 当月度の開始日以降
  • 勤怠締め済み期間の最終日より後

例として、月末締めの従業員の所属異動を4月25日に設定するケースを説明します。

3月31日までの勤怠が締め済みの場合、
・当月度の開始日 : 4月1日
・勤怠締め済み期間の最終日 : 3月31日
→ 異動日は4月1日以降を指定できます。

補足1


日ごとまたは週ごとに勤怠を締めていて、月半ばの4月20日までの勤怠が締め済みの場合、
・当月度の開始日 : 4月1日
・勤怠締め済み期間の最終日 : 4月20日
→ 異動日は4月21日以降を指定できます。

補足2

※この場合も、勤怠の締めを解除することで4月1日までさかのぼって異動日を指定できるようになります。

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