お知らせ
2025.02|「給与計算」のアップデートについて
平素より、オフィスステーションをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、オフィスステーションの機能を改修しましたので、ご案内申し上げます。
<アップデート日>
2025年2月28日(金)
<対象製品>
- オフィスステーション 給与
- オフィスステーション Pro 給与計算オプション
<リリース情報>
【機能改修】
- 入社・退職時による2カ月分の社会保険料算出が可能に
- 「社会保険料および雇用保険料の算出判定」機能の改修
- ユーザ定義による勤怠・変動データ取込に対応
- 同一名称の支給項目を統合して表示が可能に
- 支給・控除・勤怠項目の初期項目の名称変更が可能に
- 「値が0の場合」設定で「支給控除一覧/賃金台帳」と「明細」とで表示設定を分けられるように
- 支給・控除・勤怠項目の一括追加・更新・削除機能を追加
《入社・退職時による2カ月分の社会保険料算出が可能に》
[基本設定]>[支給グループ]内に「退職する場合の社会保険料計算」「入社する場合の社会保険料計算」項目を追加し、「翌月分も算出する」「前月分も算出する」を選択することで、2カ月分の社会保険料を計算できるようになりました。
例)締め日の翌日に入社した場合
入社日:1月21日(資格取得日)
締め日:20日
支給日:翌月25日支給
→ 3月25日支給分(1/21~2/20)に2カ月分の社会保険料徴収をおこないます。

詳細はこちら
《「社会保険料および雇用保険料の算出判定」機能の改修》
1.社会保険料の算出について
[健康保険 加入区分]を「加入しない」に設定し、標準報酬月額内訳の[健保 標準報酬]および[厚年 標準報酬]が「0円」と表示されている場合でも、社会保険料を算出できるように改修しました。

2.雇用保険料の算出について
給与の締め期間が月を跨ぎ、離職等年月日が前月の場合でも、雇用保険料を算出できるように改修しました。
《ユーザ定義による勤怠・変動データ取込に対応》
勤怠データや変動データを、オフィスステーションのテンプレートを使用せずに、ExcelファイルまたはCSVファイルで取り込めるようになりました。
本機能改修に伴い、ボタンの名称を「勤怠データ取込」「変動データ取込」に変更しました。
操作方法
[データ取込]>[勤怠データ取込]または[変動データ取込]>「データ形式の選択」に「ユーザ定義」を選択し、[取込テンプレート作成]をクリックします。

[新規作成]>[ファイルの選択]から取り込むファイルを選択し、項目のタイトルが記載されている行番号を入力後、[アップロード]をクリックします。

各項目を設定後、[保存]をクリックします。

[ファイルの選択]からアップロードするファイルを選択し、[アップロード]をクリックします。

詳細はこちら
《同一名称の支給項目を統合して表示が可能に》
「基本給」など、「月給」「日給」「時給」の支給種別がある同一名称の支給項目を1つに統合できるようになりました。
注意点や操作方法に関しては、下記ヘルプセンターの記事をご参照ください。
○1599|【給与計算】「支給項目」統合方法/注意点
https://www.officestation.jp/helpcenter/107006/
なお、本リリースに伴い、支給項目の編集画面を変更しました。

〇賃金台帳表示例
〇支給控除一覧表表示例
《支給・控除・勤怠項目の初期項目の名称変更が可能に》
[基本設定]>[支給項目][控除項目][勤怠項目]の初期項目の名称が変更できるようになりました。
名称の変更は、変更後の給与(賞与)計算、および[データ出力]の項目名に反映されます。
※名称変更後に「最新の情報で再計算」をおこなうと、変更後の名称になります。

《「値が0の場合」設定で「支給控除一覧/賃金台帳」と「明細」とで表示設定を分けられるように》
[基本設定]>[支給項目][控除項目][勤怠項目]の「値が0の場合」項目を帳票別に設定できるようになりました。
また、控除項目を新規追加する場合、新しく給与計算を始める企業の場合は、育児休業・産前産後休業の初期値が「控除しない」になります。

《支給・控除・勤怠項目の一括追加・更新・削除機能を追加》
[基本設定]>[支給項目][控除項目][勤怠項目]にて、[一括更新]ボタンを追加し、項目の一括追加・更新・削除がおこなえるようになりました。
※任意で追加した項目の「支給項目の名称」は一括では変更できません。

○テンプレート画面

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機能リリースにより、さらに便利になった「オフィスステーション」を、ぜひご活用ください!