給与計算
1822|【給与計算】賞与計算「支給対象期間」の「6ヵ月以内」「6ヵ月超」の違いは?

回答
以下のいずれかに該当する場合に、賞与計算の開始時に設定する「支給対象期間:6ヵ月以内/超」項目は、賞与の所得税の計算式に影響を及ぼします。
- 前月の給与の金額*の10倍を超える賞与*を支払う場合
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*:社会保険料等を差し引いた金額
計算方法・計算式
1.(賞与から社会保険料等を差し引いた金額) ÷ 「A」
2.「1.」 + (前月の給与から社会保険料等を差し引いた金額)
3.「2.」の金額を「月額表 *1」に当てはめて税額を求める
4.「3.」の税額 - (前月の給与に対する源泉徴収税額)
5.「4.」の税額 × 「A」*1:「月額表」については、関連記事をご参照ください。
- 前月に給与の支払いがない場合
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計算方法・計算式
1.(賞与から社会保険料等を差し引いた金額) ÷ 「A」
2.「1.」の金額を「月額表 *1」に当てはめて税額を求める
3.「2.」の税額 × 「A」*1:「月額表」については、関連記事をご参照ください。
関連記事
それぞれの計算方法・計算式内の「A」にあてはまる値が、「支給対象期間:6ヵ月以内/超」の選択肢に応じて異なります。
・「6ヵ月以内」を選択した場合、値は『6』になります。
・「6ヵ月超」を選択した場合、値は『12』になります。