0964｜【給与計算】「データ出力」方法

給与計算

更新日:2025.05.08

給与計算または賞与計算をおこなった後に、計算結果をもとにした各種帳票のデータ出力をおこなうための方法をご説明します。

データ出力の設定
給与/賞与データ出力
振込・納税データ出力
- 所得税徴収高計算書出力　一般
- 所得税徴収高計算書　納期の特例
年末調整データ出力
- 帳票出力
- 電子申告

データ出力の設定

給与計算ホーム画面の［データ出力］をクリックします。
または、画面左側メニュー内［データ出力］をクリックします。

給与/賞与データ出力

給与/賞与振込データ

［給与/賞与振込データ］をクリックします。

出力する対象を「給与」または「賞与」から選択し、出力するデータの支給日を選択します。
設定後、［出力］をクリックします。

FB（ファームバンキング）データ形式の給与振込データをdatファイル、給与振込一覧表をPDFファイルで出力します。FBデータ「依頼人名」には、基本設定「振込元口座」で設定している「口座名義（カナ）」が反映されます。
振込元口座が複数設定されている場合、口座ごとにデータを出力します。

注意点
給与データが確定されていない場合、「データが見つかりませんでした。」と表示されます。
給与計算の確定処理をした後、再度操作をおこなってください。

補足
「全般の設定」内「従業員の口座が未登録の場合」に「振込支給とする」と設定している場合
・企業の振込元口座（「支給グループの設定」内「振込元口座」）が設定されていない場合
　口座情報が不足している旨のメッセージが表示され、「振込元口座情報」は「*」で表示されます。
　datファイルについては、コードは「*」、名称は「ﾄｳﾛｸﾅｼ」で出力されます。

・従業員の振込先の口座情報（「従業員データ」内の「口座/支払情報」）が設定されていない場合
　口座情報が不足している旨のメッセージが表示され、「振込先口座未設定」として出力されます。

振込元口座（FBデータフォーマット）の設定方法

ファイル出力後、［ダウンロード］をクリックします。

給与振込一覧表　PDFファイル　サンプル

住民税振込データ

［住民税振込データ］をクリックします。

出力する年月を選択し、［出力］をクリックします。

FB（ファームバンキング）データ形式の住民税振込データをdatファイル、住民税徴収税額一覧表をPDFファイルで出力します。FBデータ「特別徴収義務者名」には、基本設定［振込元口座］で設定している「口座名義（カナ）」が反映されます。
振込元口座が複数設定されている場合、口座ごとにデータを出力します。
※FBデータ出力の際、振込元の金融機関が「みずほ銀行」の場合「種別コード」に「97」を、「横浜銀行」の場合
　「39」を出力します。

注意点
・対象従業員全員が給与確定されていない場合、出力ができません。
・出力済みのファイルは、過去分を残した状態で新たに出力することはできません。

補足
「全般の設定」内「従業員の口座が未登録の場合」に「振込支給とする」と設定している場合
・企業の振込元口座（「支給グループの設定」内「振込元口座」）が設定されていない場合
　口座情報が不足している旨のメッセージが表示され、「振込元口座情報」は「*」で表示されます。
　datファイルについては、コードは「*」、名称は「ﾄｳﾛｸﾅｼ」で出力されます。

特別徴収義務者指定番号（「住民税(指定番号)の設定」内「指定番号」）が設定されていない場合
　情報が不足している旨のメッセージが表示され、「指定番号」は「*」で表示されます。

振込元口座（FBデータフォーマット）の設定方法

ファイル出力後、［ダウンロード］をクリックします。

住民税徴収税額一覧表　PDFファイル　サンプル

賃金台帳データ

［賃金台帳データ］をクリックします。

出力する期間を選択します。
※指定可能な期間は最大で1年です。

出力する給与データの対応月を選択します。
※「企業管理の設定」もしくは「顧問先管理の設定」にて、「給与データの対応月」を「支給日の前月」もしくは
　「支給日の翌月」に設定している場合に選択ボタンが表示されます。
※「支給日の月」を選択しても、「企業管理の設定」もしくは「顧問先管理の設定」の設定は変更されません。
　出力時のみの選択となります。

ポイント
「給与データの対応月」について
年末調整時など、１年間の合計支給金額を出力したい場合にご活用ください。

例えば「支給日の前月」で2023年の合計支給金額を出力する場合、出力範囲を支給日に合わせて「2022年12月～2023年11月」と設定し出力します。
賞与は設定にかかわらず「支給日の月」で固定されているため、上記の場合「2022年12月支給」の賞与が出力されず、「2021年12月支給」の賞与が出力されてしまいます。
このような場合に「支給日の月」を選択すると、設定にかかわらず「2023年1月～2023年12月」の出力範囲で2023年の給与・賞与の合計支給金額を出力することが可能です。

対象従業員を選択し、［出力］をクリックします。

補足
従業員台帳を削除している場合も、過去5年分はさかのぼって出力することができます。
※さかのぼって出力できるのは、給与計算の確定をおこなっている場合に限ります。

「出力順」「用紙の向き」を選択し、PDFにパスワードを設定する場合は、「パスワード設定」にチェックをいれ、［出力］をクリックします。
※賃金台帳データの出力順は、「従業員番号、氏名(カナ)、部署」または、「部署、従業員番号、氏名(カナ)」のい
　ずれかから選択することができます。

注意点
PDFにパスワードを設定する場合、オフィスステーション本体の［マスタ管理］＞［利用者管理］もしくは、［その他］＞［個人設定］にて「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード (確認)」を設定する必要があります。

ファイル出力後、［ダウンロード］をクリックします。

賃金台帳　PDFファイル　サンプル

（横向きの場合）

（縦向きの場合）

賃金台帳　Excelファイル　サンプル

ポイント
・勤怠項目、支給項目、控除項目内それぞれの項目の並び順は、「支給項目の設定」「控除項目の設定」
　「勤怠項目の設定」それぞれの［表示順を変更］より変更することが可能です。
・時間の表示方法は、「全般の設定」の「時間データ出力形式」にて設定が可能です。

汎用データ

［汎用データ］をクリックします。

［出力テンプレート作成］をクリックします。

［新規作成］をクリックします。
すでに作成済みのテンプレートがある場合、「出力テンプレート一覧」に表示されます。

「出力テンプレート名」に任意の名称と、「表示順」に今回作成するテンプレートを表示する順番を数字で入力し、必要項目を選択後、画面下部の［保存］をクリックします。
※画面右側の「編集後の項目」が、出力する項目です。不要な項目は［×］ボタンにて、削除してください。
※「項目」から「編集後の項目」への移行は、ドラッグ＆ドロップにて移行してください。
※項目の並び替えもできます。