勤怠

0751|【勤怠】有休残時間を年度末に切り上げる場合の設定方法

年度末時点の時間単位の有休残数を「0.5日」または「1日」単位で切り上げる方法をご説明します。

注意点

  • 本機能を利用するには、サポートデスクによる内部設定が必要です。
    利用したい場合は、サポートデスクへ「年度末時点有効残時間の取り扱い機能」の追加をご依頼ください。

用語集

  • 【 年次有給休暇について 】

    労働基準法第39条によって、年次有給休暇について年5日を限度として時間単位で与えることが認められていますが、年度末時点で1日分に満たない時間単位休暇をどのように扱うかは、労使協定および就業規則により別途定めることが可能となっています。
    例1)残った時間単位休暇については、そのまま翌年に繰り越す
    例2)残った時間単位休暇については、日単位に切り上げて翌年に繰り越す

※「年度末」は「事業年度開始月日」によって決定します。

設定方法

ホーム画面「設定」内の[スケジュール]をクリックします。

有休残時間を年度末に切り上げる1


[休暇区分設定]をクリックします。

有休残時間を年度末に切り上げる2


有休の[編集]をクリックします。

有休残時間を年度末に切り上げる3


「時間単位休暇」項目で「使用する」または「使用する(最大1~5日分)」が選択されている場合に、「年度末有効残時間の取り扱い」という項目が表示されます。
「年度末有効残時間の取り扱い」を設定()し、[登録]をクリック()します。

  • そのまま繰り越し
    繰り上げをおこなわず、残時間をそのまま繰り越します。

  • 0.5日単位で繰り上げして繰り越し
    残時間数によって0.5日単位で繰り上げられて翌年度に繰り越されます。

    例)「日の契約労働時間」が8時間の場合
      1~4時間 → 0.5日に繰り上げ
      5~8時間 → 1.0日に繰り上げ

  • 1日単位で繰り上げして繰り越し
    残時間が1日に繰り上げられて翌年度に繰り越されます。

    例)「日の契約労働時間」が8時間の場合
      1~8時間 → 1.0日に繰り上げ

有休残時間を年度末に切り上げる4

注意点

  • 「年度末有効残時間の取り扱い」を途中で変更した場合、過去にさかのぼって計算結果が書き換わります。

補足:繰り上げ対象にならないケース

振休(減算タイプ)は対象になりません

ホーム画面「設定」内の[スケジュール]>[休暇区分設定]>対象休暇の[編集]>
「振休付与」項目に「振出スケジュール付与で振休付与」と設定されている休暇は繰り上げ対象になりません。

代休は対象になりません

  • ホーム画面「設定」内の[スケジュール]>[休暇区分設定]>代休の[編集]>
    「休日出勤時の休暇数増減」に「休日出勤で増加させる」と設定されている場合

  • ホーム画面「設定」内の[従業員]>[雇用区分設定]>対象区分の[編集]>「休暇関連」項目の[詳細]内
    「休日出勤時の代休休暇数増減」に「休日出勤で増加させる」と設定されている場合

上記いずれかに該当する場合は繰り上げ対象になりません。

代替休暇機能の対象休暇は対象になりません

代替休暇機能の利用時に、代替休暇として指定した休暇は繰り上げ対象になりません。

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