士業のみ

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法

委託元事業場から保険料などを徴収する際に利用する口座振替データの作成方法を説明します。
※口座振替は、ファクタリング会社を介して実施されることを前提とします。

1.口座情報の登録

口座振替先の口座情報登録


委託元から受領した保険料・拠出金などの金銭が入金される口座の情報を登録します。また、口座振替データを作成する際の各種情報(委託者コード・改行コード・文字コードなど)も同画面で指定します。

[マスタ管理]>[事務組合設定]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法1


[基幹番号・事務組合詳細設定]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法2


口座振替先の口座情報を設定します。
口座情報と口座振替データ作成時の「委託者コード」「改行コード」「文字コード」などを設定します。
「委託者コード」「改行コード」「文字コード」などは、ファクタリング会社から指定されたものを設定してください。

口座振替先の口座が複数ある場合は、[口座情報追加]をクリックし、口座情報を設定します。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法3


設定後、画面下部の[保存する]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法4

引き落とし元の口座情報登録(事業場)


保険料・拠出金などの金銭を引き落とす委託元の口座の情報を登録します。

注意点
ゆうちょ銀行を引き落とし元の口座に指定する場合は、ファクタリング会社に個別に確認が必要です。
また、口座番号が8桁の場合は、口座振替を利用することができません。


[マスタ管理]>[顧問先管理]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法5


対象顧問先を選択します。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法6


[その他設定]>[事務組合用事業場管理]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法7


対象の事業場の労働保険番号を選択します。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法8


「口座振替」に「使用する」を選択します。
振替先の口座を「振替口座名称」にて選択し、「顧客番号」を入力します。引き落とし元の口座情報を設定します。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法9

注意点
「顧客番号」には、ご利用の金融機関ごとに適切な値を設定してください。
詳細はご利用の金融機関にお問い合わせください。


設定後、画面下部の[保存する]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法10

引き落とし元の口座情報登録(個別請求の一人親方)


個別請求の一人親方から保険料などの金銭を引き落とす口座の情報を登録します。

注意点
ゆうちょ銀行をはじめとする各種銀行を引き落とし元の口座に指定する場合は、ファクタリング会社に個別に確認が必要です。
また、口座番号が8桁の場合は、口座振替を利用することができません。


[特別加入]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法11


対象の事業場を選択します。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法12


対象の特別加入者の行をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法13


口座情報の「口座振替」に「使用する」を選択します。
振替先の口座を「振替口座名称」にて選択し、「顧客番号」を入力します。引き落とし元の口座情報を設定します。
設定後、[更新]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法14

注意点
「顧客番号」には、ご利用の金融機関ごとに適切な値を設定してください。
詳細はご利用の金融機関にお問い合わせください。

2.口座振替データの作成

口座振替を利用する事業場に対しての口座振替データを作成します。

[出納管理]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法15


画面右上部の[口座振替]>[口座振替データ作成]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法16


口座振替データの出力対象となるデータの条件を指定し、「口座振替データ出力対象一覧」「内訳」に表示された請求額に誤りがないか確認します。
※「内訳」が表示されていない場合は、「口座振替データ出力一覧」欄をクリックしてください。       

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法17
No 項目名 説明
対象年度・徴収期 口座振替データに出力するデータの年度と徴収期を指定します。
振替口座名称 振替先の口座を指定します。
出力単位 口座振替データに出力する単位を指定します。
二元適用事業において複数の事業場をまとめて口座振替をおこなう場合は、「事業所ごとの労働保険番号」を指定します。
勘定科目 口座振替データに出力するデータに含める勘定科目を選択します。
保険料のデータが存在しない場合でも、過去の滞納請求、追徴・延滞・再確定不足額、運営費の口座振替データの作成が可能です。


請求額の確認後、[口座振替データの作成]()>[出力]()をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法18


表示されている内容に問題がないか確認し、「振替日」を設定、[出力]をクリックします。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法19


「口座振替データ作成状況」欄の[ダウンロード]をクリックし、口座振替データをPCにダウンロードします。
※[ダウンロード]ボタンが非活性の場合、PCの「F5」キーまたは[ページの更新]をクリックし画面を更新
 してください。

1079|【事務組合】「口座振替データ作成」方法20

注意点
口座振替データは、全銀協フォーマットの「預金口座振替(依頼明細)レコード・フォーマット」に準拠して作成します。
ダウンロードした口座振替データをファクタリング会社が提供しているWebシステムなどからアップロードしてください。


口座振替データの再作成

同じ対象年度・徴収期に該当する口座振替データを再度作成する場合は、「口座振替結果取込」画面から対象年度・納付回に該当する口座振替結果を取り込むか振替の取消をおこなってから実施してください。

口座振替結果を取り込む、または振替の取消の操作については、下記関連記事をご確認ください。

最近表示した記事
  • 閲覧履歴がございません。

関連記事