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1057|【事務組合】「基幹番号・事務組合詳細設定」方法

「労働保険基幹番号」の登録や、「口座振替用の口座情報」「適格請求書発行事業者登録番号」「運営費」の登録方法について、ご説明します。

1.基幹番号・事務組合詳細設定の情報設定開始

事務組合メインページ[マスタ管理]>[事務組合設定]をクリックします。

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する1

事務組合設定画面

①基幹番号・事務組合詳細設定

「労働保険基幹番号」の登録や、「口座振替用の口座情報」「適格請求書発行事業者登録番号」「運営費」を登録しておくことができます。
本マニュアルで操作方法をご説明します。

➁詳細情報を編集する

「事務組合設定」に登録している情報を編集します。

③請求・納入通知定型文

「おまとめ請求書」「納入通知書(組様式7号甲)」の連絡事項欄に挿入する定型文を作成します。

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する2

2.基幹番号・事務組合詳細設定の情報設定

[基幹番号・事務組合詳細設定]をクリックします。

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する3



「基幹番号・事務組合詳細設定」画面では、下記の情報を登録できます。

  • 賃金データ連絡票出力設定
  • 申請者情報出力設定
  • 労働保険基幹番号
  • 年度更新時の保険料納付方法、事業場からの徴収時の充当方法
  • メリット適用時の申告書出力先の設定
  • 口座振替用の口座情報
  • 適格請求書発行事業者登録番号
  • 運営費

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する4

賃金データ連絡票出力設定

労働保険事務組合総合コンピュータシステムを利用しており、提出する賃金データ連絡票を出力する場合は、チェックをつけます。

「基幹番号・事務組合詳細設定」賃金データ連絡票出力設定

申請者情報出力設定

電子申請時の申請者情報に出力する情報を設定します。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_申請者情報出力設定

労働保険基幹番号

「労働保険基幹番号」()の情報を入力し、「特別加入区分」()を選択、[追加]()をクリックします。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_労働保険基幹番号

注意点

  • 「特別加入区分」に「第2種」を選択すると、基幹番号の頭「9」末尾「8」以外の場合も一人親方団体として取り扱います。
    また、基幹番号の末尾「4」または「9」の労働保険番号は、「特別加入区分」に「第2種」を選択した場合に限り登録可能です。



追加した労働保険基幹番号情報は、「労働保険基幹番号一覧」に表示されます。
誤って登録してしまったなど削除を希望する場合は、「操作」列の[×(バツマーク)]をクリックします。
※現操作時点では保存できておらず、違う画面に遷移されてしまうと [追加]から登録した情報は破棄されます。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_労働保険基幹番号一覧

年度更新時の保険料納付方法、事業場からの徴収時の充当方法

下記項目を選択します。

国庫への保険料の延納      : 年度更新時の国庫への保険料の延納の可否を選択します。
                   「しない」を選択すると、3回分割ではなく全納として登録します。
                   「する」を選択すると、3分割納付として登録します。

国庫への納付時の還付・充当方法 : 「還付」「労働保険料のみに充当」「一般拠出金のみに充当」
                   「労働保険料及び一般拠出金に充当」から選択します。

事業場に対する差引額の充当方法 : 「1期、2期、3期の順に充当」「1期、2期、3期に均等に充当」
                   から選択します。
                   ※国庫への納付ではなく委託元事業場への充当に関する設定です。

事業場に対する一般拠出金への充当方法 : 「1期、2期、3期、一般拠出金の順に充当」
                      「1期、一般拠出金、2期、3期の順に充当」
                      「一般拠出金に充当しない」から選択します。
                      ※国庫への納付ではなく委託元事業場への充当に関する設定です。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_年度更新時の保険料納付方法、事業場からの徴収時の充当方法

メリット適用時の申告書出力先の設定

各都道府県の労働局に従って申告書出力先(メリット適用区分)を設定します。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_メリット適用区分

口座振替用の口座情報

口座振替時の振替先口座情報を登録します。複数の口座を登録する場合は、[口座情報追加]をクリックします。
[∨]をクリックし、口座情報入力欄を開きます。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_口座情報1


「口座情報」を入力します。
「改行コード」以降の項目については、ご利用の金融機関の口座振替データフォーマットに合わせてください。

「基幹番号・事務組合詳細設定」_口座情報2

適格請求書発行事業者登録番号

下記項目を設定します。

適格請求書発行事業者登録番号 : 適格請求書発行事業者登録番号(インボイス番号)を設定します。

登録日            : 適格請求書発行事業者登録簿に登載された日付を設定します。

失効日            : 適格請求書発行事業者の登録の取消しを求める旨の届出書を提出した場合に
                  失効の日付を設定します。

適格請求書発行事業者登録番号の設定

運営費

「会費」「手数料」「その他費用」の表示名称や、税区分を設定します。
※「表示名称」の文字数の上限は11文字です。
また、前述の「賃金データ連絡票出力設定」にてチェックを付けている場合、「労保連賃金データ連絡票出力設定」が表示されますので、各項目ごとに設定します。

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する9



内容を確認し、[保存する]をクリックします。

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する10



入力内容を保存しました。」と表示されたら、基幹番号・事務組合詳細設定の情報登録は完了です。

「基幹番号・事務組合詳細設定」情報を設定する11



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顧問先の情報を編集する必要がない場合は「【事務組合】各労働保険番号に事務組合の委託設定をする」もしくは、「【事務組合】「事務組合委託関係の出力・取込」を操作する」へお進みください。