勤怠

0936|【勤怠】申請が意図しない承認者に上がってしまう原因と対処方法

申請が意図しない承認者に上がってしまう原因と対処方法をご説明します。

原因1.申請承認フローを設定していない

対象所属の申請承認フローを設定していない場合は、基本申請承認フロー設定に従って申請が上がります。
(基本申請承認フロー設定の初期値はadmin全権管理者になっています。)

対処方法

「申請承認フロー設定」で、所属ごとの申請承認フローを設定してください。

設定方法については下記関連記事をご確認ください。

原因2.申請種別ごとの申請承認フローを設定していない

申請種別ごとに申請承認フローを分けるよう設定している場合、申請承認フロー設定画面が申請種別ごとにタブで分かれます。

一部の申請種別のタブを設定していない場合は、その申請種別の申請は意図した通りの申請承認フローが適用されない場合があります。

対処方法

「申請承認フロー設定」で、申請種別のタブごとに申請承認フローを設定してください。
※現在の申請承認フローの削除や、承認者が1人しかいない階層の承認者を削除した場合、未処理の申請は新しい申請承認フローの第1承認者に戻されます。

原因3.申請承認フローを変更していない

所属の管理者(承認者)が変更になった際は、申請承認フローを変更する必要があります。
管理者設定画面で、閲覧・編集権限などを付与したとしても、申請承認フローには影響しません。

対処方法

「申請承認フロー設定」で、所属ごとの申請承認フローを変更してください。
※現在の申請承認フローの削除や、承認者が1人しかいない階層の承認者を削除した場合、未処理の申請は新しい申請承認フローの第1承認者に戻されます。

設定方法については下記関連記事をご確認ください。

原因4.出勤所属が自所属以外になっている

ヘルプ出勤や所属異動をおこなった場合は、現在自身が属する所属と、申請対象日の「出勤所属」が異なる場合があります。
「出勤所属」については下記関連記事をご参照ください。

このような場合に、自所属と出勤所属、どちらの所属の申請承認フローに従って申請が上がるのかは、以下の設定によって変わります。
この項目の設定状況によっては、意図しない申請承認フローに従って承認が上がってしまう場合があります。

ホーム画面「設定」内[その他]>[オプション]>「申請承認設定」カテゴリ内の「スケジュール・打刻・残業・時間外勤務の申請先」

  • 勤務先の承認者に申請を上げる : 「出勤所属」の申請承認フローに申請が上がります。
  • 所属の承認者に申請を上げる  : 申請をおこなった時点で従業員が属する所属の申請承認フローに申請が
                     上がります。

意図しない承認者1

対処方法

「スケジュール・打刻・残業・時間外勤務の申請先」をご希望の設定に変更してください。

  • 以下のような場合は、「勤務先の承認者に申請を上げる」を選択することをおすすめします。

・他所属にヘルプ出勤した日付に対する申請は、ヘルプ先所属の承認者が承認するとき
・所属を異動した後に、異動前の日付に対して申請した場合は、異動前の所属の承認者が承認するとき

  • 以下のような場合は、「所属の承認者に申請を上げる」を選択することをおすすめします。

・他所属にヘルプ出勤した日付に対する申請も、自所属の承認者が承認するとき
・所属を異動した後に、異動前の日付に対して申請した場合は、異動後の所属の承認者が承認するとき

注意点

  • 未承認の申請が存在する状態で以下の設定を変更しても、すでに上がっている申請に関しては申請承認フロー(承認者)は変わりません。
    ・[オプション]>「申請承認設定」カテゴリ内の設定変更
    ・申請した従業員の「所属」の変更

【 ヘルプ出勤の例 】

「A店」に所属している従業員が「B店」にヘルプ出勤し、このヘルプ出勤日に対して打刻申請や時間外勤務申請などを上げた場合
(出勤所属は「B店」とします。)

  • 勤務先の承認者に申請を上げる : ヘルプ先所属(A店)の申請承認フローに申請が上がります。
  • 所属の承認者に申請を上げる  : 自所属(B店)の申請承認フローに申請が上がります。


【 所属異動の例 】

「A支社」に所属していた従業員が4月1日をもって「B支社」に所属異動し、4月以降に打刻申請や時間外勤務申請などを上げた場合
(3月までの勤怠の出勤所属は「A支社」、4月以降の勤怠の出勤所属は「B支社」とします。)

  • 勤務先の承認者に申請を上げる : 3月以前に対する申請は、出勤所属に従って異動前の所属(A支社)の
                     申請承認フローに申請が上がります。
                     4月以降に対する申請は、出勤所属に従って異動後の所属(B支社)の
                     申請承認フローに申請が上がります。
  • 所属の承認者に申請を上げる  : 3月以前に対する申請も4月以降に対する申請も、現在の所属(B支社)の
                     申請承認フローに申請が上がります。
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