給与計算

1851|【給与計算】賃金台帳で同月内に給与計算データが合算されている場合の対応方法

賃金台帳で、同月内に2回分の給与計算データが合算されている場合、以下の例が考えられます。

【例1】支給グループの変更

賃金計算期間の途中で、従業員の支給グループを変更した場合、同月内で、変更前後両方の支給グループに給与確定の実績がある状態となり、賃金台帳では、合算された給与計算データが出力されます。


対応方法

いずれかの給与確定の実績が不要な場合は、以下の対応をおこなってください。
※変更前後両方の給与確定の実績が必要な場合は、対応は不要です。

メニュー[給与計算]()をクリック、給与確定の実績が不要な「支給グループ」および「支給日」()を選択します。
[確定処理の解除]()をクリックします。

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「再計算対象」に「全従業員」、「計算方法」に「確定当時の情報で再計算」を選択し、[再計算]をクリックします。

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確定処理の解除をおこなった給与計算で、[操作]>[対象者の変更]をクリックします。

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対象従業員のチェックを外し、[変更]>[はい]をクリックします。

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確定解除した給与計算を再度確定後、賃金台帳を出力してください。

【例2】給与データの対応月の変更

一度でも給与確定をおこなった後に、「給与データの対応月」を『支払日の月』から『支払日の前月』に変更した場合、賃金台帳では、合算された給与計算データが出力されます。
※賃金台帳の出力時に「給与データの対応月(支払日の前月)」を選択した場合

ポイント
「給与データの対応月」を『支払日の前月』から『支払日の月』に変更した場合では、賃金台帳に合算された状態で出力されません。

「給与データの対応月」とは

メニュー[基本設定]>「企業管理」もしくは「顧問先管理」>「給与データの対応月」に、締め支払い日に対し、何月分給与として扱うかを設定します。

以下を参照し、設定してください。
例)4月20日締め、5月10日支払いの場合
 支払日の前月 : 「4月分給与」として扱う
 支払日の月  : 「5月分給与」として扱う
 支払日の翌月 : 「6月分給与」として扱う


対応方法

賃金台帳出力時のウィンドウにて、「支給日の月」を選択して出力します。
※[基本設定]>「企業管理」もしくは「顧問先管理」>「給与データの対応月」に「支払日の前月」設定時に選択
 肢が表示されます。

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