休職者を管理する際は、「休職」という名称で休暇を作成し、休職日に割り当てます。
これにより休職日数が集計されるようになります。復職するときは、休職前に使用していた通常勤務パターンを以前と同様に割り当てるだけで特別な設定は不要です。

１．休職するとき

休職用の休暇区分を作成し、休職日に割り当てます。

休暇区分設定

休職用の休暇区分を作成します。

ホーム画面［設定］内［スケジュール］をクリックします。

［休暇区分設定］をクリックします。

［新規登録］をクリックします。

以下の項目を入力し、［登録］をクリックします。

項目名	説明
❶ 名称	任意の名称を入力します（「休職」など）。
❷ 半休	「使用しない」を選択します。
❸ 休暇取得による休暇数の計算方法	「加算」を選択します。
❹ 休暇区分のみのスケジュール申請	「休暇区分のみ入力で申請可能」を選択します。

スケジュール登録

作成した休暇区分を、休職者の休職日に割り当てます。

ホーム画面「よく使うメニュー」内［スケジュール管理］ をクリックします。

休職者の［編集］をクリックします。

「(1)コピー元スケジュール」の「詳細項目設定」を展開します。「休暇区分」欄で以下を選択します。
　　・種別　　　：　休職
　　・取得単位　：　全日休暇

「(2)スケジュール表」にて、［コピー］にチェックを入れます。
※休日にチェックすると、休日も含めた日数が休職日数としてカウントされます。
　休職中の休日を休職期間に含めるか否かは、貴社の就業規則をご確認ください。

［登録］をクリックします。

インポートによってスケジュールを一括登録することも可能です。詳細は下記関連記事をご参照ください。

２．復職するとき

復帰日以降の日付に対して、休職前に使用していた通常勤務パターンを以前と同様に割り当てます。

曜日によって勤務日が決まっている場合

下記関連記事を参考に、「自動スケジュール設定」を設定してください。

シフト制など、勤務日が決まっていない場合

下記関連記事を参考に、手動で割り当ててください。

【補足】

休職期間も勤怠を締めることを推奨

勤怠を締めることで、それ以上従業員や一般管理者による申請や編集ができないようロックすることができます。また、勤怠を締めた期間は、勤怠データ再計算ができなくなります。これによって、給与計算結果と勤務データの乖離を防ぐことができます。

このため、休職期間もそれ以外の期間と同様に、勤怠の締めを実施することをおすすめします。

産休・育休期間を出勤したものとみなし出勤率を計算する場合

産休や育休などについて、休職期間も出勤したものとみなして、有休付与日数を算出するための設定方法は下記関連記事をご参照ください。