給与計算
1070|【給与計算】「特別徴収税額通知」受信方法
eLTAXとAPI連携し、給与支払報告書の電子申告をおこなった後、特別徴収税額通知を受信する方法についてご説明します。
オフィスステーションから電子申告をおこなっていない従業員の特別徴収税額通知も受け取りが可能です。
※受給者番号が一致する従業員が対象です。
また、受信した住民税額を従業員データに取り込むこともできます。
「受給者番号」が未設定の場合は、下記関連記事内「給与支払報告書」をご参照ください。
1.特別徴収税額通知を受信する
メインページ[給与計算]をクリックします。

顧問先を選択します。

給与計算ホーム画面の[データ出力]をクリックします。
もしくは画面左側メニュー内[データ出力]をクリックします。

[eLTAX用給与支払報告書]をクリックします。

「eLTAX API 連携」を選択し、[選択]をクリックします。

[②特別徴収税額通知]をクリック(①)し、[eLTAXから特別徴収税額通知を受信]をクリック(②)します。

「eLTAXのパスワード」と「処分通知の保護番号」を入力し、[実行]をクリックします。
※「保護番号」はeLTAXの特別税額通知格納時に通知される番号です。
給与支払報告書を電子申告する際に受け取り方法に電子データを選択し、通知先として登録したメールアドレスに
通知されます。
「保護番号」の通知がない場合は入力不要です。

受信結果が表示されます。

2.従業員データに反映する / 一括ダウンロード
受信した住民税額を従業員データに反映、またはダウンロードします。
受信した受給者番号と、登録している受給者番号(未登録の場合は従業員番号)が一致する従業員に、住民税額が反映されます。
反映やダウンロードをおこなう市区町村にチェックを付け、
従業員データに反映させる場合は[受信した住民税額を従業員に反映]、ダウンロードする場合は[一括ダウンロード]をクリックします。

「取込状況」に「取込済」と表示されれば、反映またはダウンロードは完了です。
※「警告あり」と表示されてる場合は、[警告あり]をクリックし内容を確認してください。
警告については後述「「警告あり」について」をご確認ください。

「警告あり」について

- 従業員番号(受給者番号):〇〇、従業員氏名:〇〇の従業員が存在しません。
受信した受給者番号と、登録している受給者番号(従業員番号)が一致する従業員が存在しない場合に表示されます。
この警告が表示されている場合は、それぞれ下記の挙動となります。
[一括ダウンロード] : 警告対象のデータ含め出力済みです。
[受信した住民税額を従業員に反映] : 警告対象のデータは従業員データに反映されていません。
[従業員データ]にて「受給者番号」を修正後、再度[受信した住民税額を従業員に反映]をおこなうか、ダウンロードデータをもとに、手動で[従業員データ]へ登録をおこなってください。
テンプレートをダウンロードし、一括で登録することも可能です。
操作方法については下記関連記事をご確認ください。
- 特別徴収税額通知に記載された〇〇が登録済みの〇〇と異なっています。
〇〇には市区町村名や従業員氏名などが入ります。
現在の従業員データと、申告時の従業員データの、登録している市区町村や氏名が異なっている場合に表示されます。
この警告が表示されても[一括ダウンロード]、[受信した住民税額を従業員に反映]に影響はなく処理は完了しています。
市区町村や氏名が異なっている場合でも、受信した受給者番号と、登録している受給者番号(未登録の場合は従業員番号)が一致する従業員に住民税額が反映されます。
注意点
- 「受給者番号」を登録しておらず、申告時に使用していた従業員番号を別の従業員に使用している場合はご注意ください。
例)申告時:従業員番号002「従業員A」
反映時:従業員番号001「従業員A」
従業員番号002「従業員B」
→ 「従業員B」に「従業員A」の住民税額が反映されます。