給与計算

0990|【給与計算】「割増(控除)基礎単価」算出方法(支給種別:月給者)

給与計算基礎単価


回答


割増賃金や控除などの計算時に使用する、オフィスステーションでの基礎単価の算出方法は以下のとおりです。

日給単価

「割増(控除)基礎日給単価」=「1ヵ月の給与」÷「所定労働日数」
※「所定労働日数」は、設定内容により用いる日数が異なります。

時給単価

「割増(控除)基礎時給単価」=「1ヵ月の給与」÷「月所定労働時間」
※「月所定労働時間」は、「所定労働日数」×「1日の所定労働時間」にて算出します。

〇〇単価(前月)

前月に確定した給与実績を基に、単価を算出します。
月末締め・当月25日払いのように、基本給等の固定給は当月払い、残業手当や控除を翌月払いの場合等に使用します。
※前月の給与実績がない場合は、計算されず金額を反映しません。
※前月の給与確定後に従業員データを編集した場合は、前月分を「最新の情報で再計算」で確定解除をしてから
 再確定する必要があります。詳細は、こちらをご参照ください。

ポイント
所定労働日数は、[日割計算および控除基礎単価計算時の所定労働日数]項目の情報を反映します。


本項目は全従業員へ反映する設定と、従業員ごとに反映する設定の2か所ございます。
 全従業員への反映
  [給与計算]>[基本設定]>[全般]
 従業員ごとの反映
  [給与計算]>[従業員データ]>[本人/家族情報]

 また、設定できる内容は、以下の3種類です。
 「その月の所定労働日数を勤務実績で取込」: 対象月「勤怠データ」内の「所定労働日数」情報
 「1年間の所定労働日数 / 12」      : 従業員データの「1年間の所定労働日数」÷12ヵ月
 「締め期間の暦日」           : 給与計算対象期間の暦日


割増(控除)基礎単価の算出時に必要となる設定項目については、以下をご確認ください。

[給与計算]の情報

No. カテゴリ 項目
従業員データ
本人/家族情報 「1日の所定労働時間」もしくは「1年間の所定労働日数」
※上記ポイントの設定にて「1年間の所定労働日数 / 12」を選択時のみ必要
基本設定
支給項目 「割増手当基礎対象」および「控除基礎対象」
全般 「1時間当たりの基礎単価算出時の端数処理」および
「1時間当たりの基礎単価算出時の端数処理の桁数」



設定方法については、下記関連記事をご確認ください。



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