お知らせ
2024.04|「オフィスステーション 給与計算オプション」アップデートについて
平素より、オフィスステーションをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、オフィスステーションに新たな機能のリリースおよび、機能改修をおこないましたので、
ご案内申し上げます。
<アップデート日>
- 2024年4月23日(火)
<リリース情報>
【新機能】
【機能改修】
≪定額減税対応≫
令和6年度税制改正に伴い、令和6年分所得税から適用となる「定額減税」について対応しました。
定額減税の操作方法詳細はこちら
所得税についての対応①基本設定[控除項目]に「定額減税額(所得税)」項目の追加(汎用データ出力可能)
※リリース時は「無効」と設定されています。
5月支給の給与計算を確定後、下記の手順で「有効」に設定を変更してください。
「定額減税額(所得税)」行の[編集]をクリック(①)します。
「この控除項目を有効にする」にチェックを付け(②)、[保存]をクリック(③)します。
「有効」に設定すると「過去給与計算Excel取込」のテンプレートにも「定額減税額(所得税)」が追加されます。

所得税についての対応②[従業員データ]>[支給控除情報]に「月次減税額」項目の追加(汎用データ出力可能)
「支給控除情報」>[編集]>「月次減税額」に減税額を入力(①)し、[保存]をクリック(②)します。
※本リリースに伴い、「支給控除情報(定額支給/控除)」テンプレートのバージョンが変更となります。
詳細についてはシステムにて事前にお知らせしております「支給控除情報(定額支給・控除)テンプレート」の
バージョン変更について」をご確認ください。

所得税についての対応③「給与(賞与)計算」画面に[定額減税額反映]ボタンの追加
支給日が2024年6月以降の「給与(賞与)計算」画面に[定額減税額反映]ボタンが表示されます。
支給対象月の所得税額が決定したら、給与(賞与)確認・確定前に[定額減税額反映]>[反映]をクリックし、定額減税の計算・反映をおこなってください。
※「所得税についての対応②」の「月次減税項目」を事前に設定しておく必要があります。

所得税についての対応④[データ出力]に[定額減税額反映状況確認]帳票の追加
[定額減税額反映状況確認]をクリックします。
出力する対象従業員を選択(①)し、[出力]をクリック(②)します。

住民税についての対応①6月徴収額に「0円」が登録できるよう対応
住民税は定額減税後の税額を11分割して、2024年7月〜2025年5月分の給与から天引きするため、[従業員データ]>[支給控除情報]内「住民税」の「6月支給給与からの徴収額」は「0円」で登録可能です。

≪「住民税徴収月設定」項目の追加≫
住民税を1ケ月ずらして徴収できるようになりました。
※1ケ月ずらして設定した場合も、納付期限は通常と同じとなります。
(こちらの注意点を[データ出力]>[住民税振込データ出力]のヒントテキストにも追加しております。)
操作方法
給与計算メニュー[基本設定]>[全般]>[編集]をクリックします。

「住民税徴収月設定」に「6月分を7月支給給与から徴収(1ヶ月ずらし)」を選択(①)し、[登録]をクリック(②)します。

詳細はこちら
≪「支給控除情報」の住民税に関わる設定の改修≫
[従業員データ]>「支給控除情報」の住民税に関わる設定について、下記改修をおこないました。
- 「住民税」にて、各徴収額が未入力の場合でも「納付先市区町村」を変更できるよう改修
- 「給与支払報告書」にて、対象年の「受給者番号」が登録されている場合、住民税額を「受給者番号」をキーとして「eLTAX API連携」または「特別徴収税額通知書(eLTAX)」で反映・取り込みできるよう改修
(「受給者番号」が未登録の場合は「従業員番号」を参照) - 「給与支払報告書」の「受給者番号」項目に、半角英数字記号以外は入力できないよう改修
- 「住民税」の各月徴収額入力時、tabキーで「6月」→「7月」…と月順にカーソル移動するよう改修
- 「住民税」項目横に、納付住民税額の「合計」を表示するよう改修
- 【機能改修1】にて、徴収月を1ケ月ずらしで設定した場合、「住民税」の各月徴収額項目を当年「7月」~翌年「6月」まで登録できるよう改修
詳細はこちら
機能リリースにより、さらに便利になった「オフィスステーション」を、ぜひご活用ください!
ご不明点がございましたら、お気軽にオフィスステーション サポートデスクまでお問い合わせください。