お知らせ
2024.10|「オフィスステーション 給与計算オプション」のアップデートについて
平素より、オフィスステーションをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、オフィスステーションの機能改修をおこないましたので、ご案内申し上げます。
<アップデート日>
① 2024年10月29日(火)18:00頃予定
② 2024年10月30日(水)18:00頃予定
<リリース情報①>
【新機能】
<リリース情報②>
【機能改修】
- 時間項目データの表記を10進数での出力を可能に
- 「オフィスステーション 勤怠」のカスタム項目の連携機能を追加
- 「賃金台帳」のExcel出力機能を追加
- 給与・賞与計算の従業員個別編集画面に従業員リストの表示を追加
- 賞与の差引支給額からの逆算機能を追加
《2024年版年末調整機能を追加》
「年末調整」メニューにて、2024年分の各申告書を作成し、過不足税額を計算、給与計算に反映できる、2024年版年末調整機能を追加しました。
※バックグラウンドモードの対象機能です。
「オフィスステーション 年末調整(2024年分)」をアカウント発行している顧問先については、データを連携し、申告書を取り込むことができます。
なお、年末調整のデータ出力や電子申告については、11月下旬のリリースを予定しております。
「年末調整」画面の初期表示は、2024年です。

詳細はこちら
<2024年版の変更点>
- 「①申告書の入力」の従業員「詳細情報」画面に、「定額減税」に関する項目を追加
「源泉徴収簿」の欄外に定額減税額の表示を追加

- 各申告書の画像を、令和6年分の申告書に変更
「基・配・所」については、「定額減税に関する項目」を追加

《「支給控除一覧表」出力機能の改修》
「支給控除一覧表」出力機能について、下記の改修をおこないました。
- 支給月単位の出力を可能に
「支給控除一覧表」出力時に設定する項目を「支給区分」に変更し、「給与/賞与」、「支給日選択/月指定」を選択します。
これまでは、支給日単位でのみの出力でしたが、「支給区分」に「月指定」を選択することで、同月支給で支給日違いの支給グループをまとめて、「支給控除一覧表」に出力できるようになります。
これにより、支給グループを跨いだ「全社計」を出力できるようになります。
「支給区分」に「月指定」(①)を選択し、出力する年月(②)を選択します。
選択した年月に支給日が含まれる支給グループがまとめて出力の対象になります。
[基本設定]>「顧問先管理」タブ >「給与データの対応月」が「支給日の月」以外を設定している場合は、出力するデータ月の選択肢(③)が表示されますので、選択します。

支給グループおよび支給日を指定して出力する場合は、「支給区分」に「支給日選択」(①)を選択し、支給グループ(②)にて、支給グループおよび支給日を選択します。

- 未確定の給与、賞与の出力が可能に
確定操作をおこなっていない給与、賞与を「支給控除一覧表」に出力できるようになりました。
出力対象に未確定の給与、賞与データが含まれている場合は、「!」が表示され、カーソルを合わせるとメッセージが表示されます。

未確定の給与、賞与データを出力した場合、支給控除一覧表の左上部に「※未確定のデータです」と表示されます。

- 「対象従業員」「所属部署」などを指定して出力が可能に
「支給控除一覧表」出力のウィンドウに、従業員の「詳細検索」機能を追加し、「対象従業員」「社員区分」「部署」「支給種別」を指定し、出力対象の従業員を絞り込むことができるようになりました。
※本リリース以前を指定して支給控除一覧表を出力する際にも、絞り込み検索をおこなうことはできますが、現在の設定情報を元に絞り込みをおこないますのでご留意ください。
また、同ウィンドウに従業員一覧の表示を追加し、「選択」列にチェックすることで、出力対象の従業員を選択できるようになりました。

- 「出力設定」に「部署ごとの改頁」「上位部署の合計金額」「用紙の向き」設定を追加
「出力設定」ウィンドウに、「部署ごとの改頁」「上位部署の合計金額」「用紙の向き」設定を追加しました。
① 部署ごとの改頁 : 部署ごとに改頁をおこなうか否か設定します。
「出力順」に「部署、従業員番号」を選択した場合に設定できます。
② 上位部署の合計金額 : 上位部署の合計金額の出力有無を設定します。
③ 用紙の向き : 出力する支給控除一覧表の用紙の向き(縦・横)を設定します。
支給控除項目が多いなど「横」向きでは1頁に収まらない場合、「縦」向きをご利用く
ださい。

- 「〇年〇月分」「出力日時」「締日」の表示を追加
支給控除一覧表のタイトルに「〇年〇月分」、右上部に「出力日時」「締日」の表示を追加しました。

- [部署管理]にて3段階組織を設定している場合、各集計値(小計)を反映
[マスタ管理]>[部署管理]にて、3段階組織を設定している場合、部署ごとに集計値(小計)を反映するように変更しました。
また、所属ごとの従業員と合計をまとめて表示します。

- 育児休業、産前産後休業で社会保険料免除となった場合、社会保険料欄に「育休中」「産休中」の表示を追加
育児休業、産前産後休業で社会保険料免除となっている従業員の社会保険料欄に「育休中」「産休中」の表示を追加しました。

- 「非課税支給額」項目を追加
支給控除一覧表に「非課税支給額」項目を追加しました。
出力テンプレート作成にも同様に追加しております。

詳細はこちら
《時間項目データの表記を10進数での出力を可能に》
[基本設定]>「全般」タブに「時間データ出力形式」項目を追加し、時間項目データの表記を指定できるようになりました。
〇対象
・給与計算、賞与計算の確認用Excel出力
・賃金台帳データ
・汎用データ
・支給控除一覧表
※賃金台帳と支給控除一覧表については、PDF、Excelともに設定を反映します。
例)1時間30分の表記
・〇時〇分 : 1時間30分
・60進数 : 1:30
・10進数 : 1.5

《「オフィスステーション 勤怠」のカスタム項目の連携機能を追加》
勤怠データを自動連携時、「オフィスステーション 勤怠」「KING OF TIME」「Touch On Time」側で作成した「カスタム項目」を[基本設定]>「勤怠項目」タブの既存の勤怠項目や任意で作成した勤怠項目に対して、連携できるようになりました。
操作方法
必要に応じて、[基本設定]>「勤怠項目」タブで、[新規追加]をクリックし、「カスタム項目」を連携する勤怠項目を作成します。

[基本設定]>「データ連携」タブにて、[編集]をクリックします。

[カスタム項目のマッチング設定]をクリックします。

[勤怠システムカスタム項目一覧]をクリックします。

勤怠システム側の最新の状態(追加、編集、削除がある場合)を取り込む場合、[勤怠システムからカスタム項目を取り込む]をクリックします。

取り込んだ項目が表示されます。確認し、[とじる]をクリックします。

「マッチング対象項目」に連携する勤怠システム側の項目を設定し、[保存]をクリックします。

[保存]をクリックします。

詳細はこちら
《「賃金台帳」のExcel出力機能を追加》
[データ出力]>[賃金台帳データ]の出力機能に、既存のPDFファイルに加え、Excelファイルの出力を追加しました。

- Excelファイル サンプル

《給与・賞与計算の従業員個別編集画面に従業員リストの表示を追加》
[給与計算]および[賞与計算]の従業員個別編集画面の左部に従業員リストの表示を追加しました。
また、「申し送り内容」「お知らせ(明細表示用)」の表示が、画面右部から下部に変更になりました。
従業員リストは、「給与計算」および「賞与計算」画面の従業員一覧の1頁/100名までの表示となります。
従業員リストの従業員をクリックすると、該当従業員の個別編集画面に遷移します。

《賞与の差引支給額からの逆算機能を追加》
「賞与計算」画面の[操作]に[賞与の逆算一括入力]メニューを追加し、「差引支給額」を入力することで、「賞与」や「健康保険料」などを逆算し、賞与計算に反映する機能を追加しました。
※バックグラウンドモードではご利用いただけません。
操作方法
メニュー[賞与計算]>[新しい賞与計算を開始]をクリックし、新しい賞与計算を開始します。

[操作]>[賞与の逆算一括入力]をクリックします。

「差引支給額」を入力します。
入力後、入力欄からカーソルが外れると、賞与額と各種保険料を逆算し表示します。

賞与計算に逆算結果を反映する従業員(①)にチェックし、[賞与計算に反映](②)をクリックします。

詳細はこちら
機能リリースにより、さらに便利になった「オフィスステーション」を、ぜひご活用ください!
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お気軽にオフィスステーション サポートデスクまでお問い合わせください。