年末調整後に給与の追加払や、扶養親族等の異動があった場合の再年調（再調整）について説明します。


年末調整の操作手順や、登録した年末調整（過不足税額の反映がされている給与の確定処理をおこなっていない）の
申告内容の変更については、関連記事をご確認ください。

１．再年調の開始

メインページ［給与計算］をクリックします。

顧問先を選択します。

メニュー［年末調整］または、ホーム画面内［年末調整］をクリックします。

［③給与/賞与計算へ反映（再年調）］をクリックします。

「過不足税額反映先」の給与が確定処理されている場合、「再年調」列に［開始］と表示されます。
再年調をおこなう従業員の「再年調」列の［開始］＞［開始］をクリックします。
※［開始］をクリックすると、従業員詳細の源泉徴収簿の計算をリセットします。

誤って再年調を［開始］としてしまった場合など、再年調前の情報に戻すには［取消］をクリックします。

２．申告内容の変更

「オフィスステーション 年末調整」連携対象者の場合

オフィスステーション本体［年末調整］＞［従業員の申告データの確認］をクリックします。

下記いずれかの方法で申告内容を変更します。

• 管理者が直接、対象従業員の申告データを編集する

• 対象従業員の「進捗状況」のステータスを「差戻し」に変更し、従業員本人に申告内容の変更をおこなってもらう
  ※申告内容の変更後、「進捗状況」のステータスを「確認済」もしくは「受付終了」とする必要があります。

詳細な操作方法については関連記事をご確認ください。

申告内容の変更が完了したら［給与計算］＞［年末調整］＞［①申告書の入力画面］をクリックし、［データ連携］をおこないます。

「オフィスステーション 年末調整」を利用していない場合

再年調をおこなう従業員名をクリックします。

［確定の取消し］＞［OK］をクリックし、申告内容の編集・確定をおこないます。

申告内容の編集・確定の詳細な操作方法については関連記事をご確認ください。

３．過不足税額の計算、反映

［②過不足税額の計算］をクリックします。

再年調をおこなう従業員の「選択」列（①）にチェックを付け、［過不足税額の確認］（②）をクリックします。

年末調整事前チェック画面が表示されます。
チェック項目の内容を確認し、すべての項目にチェックを付けたら［計算結果を確定］＞［確定］をクリックします。

再年調で計算された過不足税額が「過不足税額」列に表示されます。

［③給与/賞与計算へ反映］をクリックします。

「過不足税額反映先」に表示されている給与に再年調で計算された過不足税額が反映されます。

再年調をおこなう従業員の「選択」列（①）にチェックを付け、［過不足税額の反映］（②）＞［反映］（③）をクリックします。

過不足税額の計算、反映の詳細な操作方法については関連記事をご確認ください。

４．過不足税額を反映した給与の計算

通常通り、給与の確定処理をおこないます。
12月、1月分の給与計算時には、「給与のチェック項目」に「年末調整（12月・1月）」欄が追加されます。
※年末調整と再年調の差額の過不足税額が表示されます。

給与計算の詳細な操作方法については関連記事をご確認ください。

以上で再年調は完了です。