士業のみ
1077|【事務組合】年度更新「保険料算出」方法
委託元事業場の従業員、特別加入者、海外派遣者、算定基礎額の管理と帳票作成、保険料の算出・編集・確認をおこなう方法をご説明します。
目次
年度更新の保険料算出
「年度更新 ( 進捗管理 )」画面にて、保険料の算出をおこなう事業場の「保険料算出」列をクリックします。
※「年度更新 ( 進捗管理 )」画面は、[年更/再確定]>[年度更新 ( 進捗管理 )]から進みます。
「保険料管理」画面
| 番号 | 項目 | 詳細 |
| ① | 対象年度 | 保険料を算出する対象年度を選択します。 |
| ② | 出納管理 | 「①対象年度」「③労働保険番号」で選択した年度、労働保険番号の「出納管理」画面に移動します。 |
| ③ | 労働保険番号 | 保険料を算出する労働保険番号が表示されます。 [選択]をクリックすると、「事業場の選択」ウィンドウが表示され、保険料を算出する事業場を変更できます。 |
| ④ | 委託元事業場名称 | 保険料を算出する事業場名称が表示されます。 名称部分をクリックすると、「事業場の詳細情報」が表示されます。 [編集]をクリックすると、「顧問先編集」画面や「事業場情報管理」画面に移動します。 |
各種管理の設定
「各種管理の設定」では、以下の状況を確認できます。
※事業場の基幹番号の末尾に応じて表示される情報が異なります。
・保険料の計算に関連する事業場の各種情報の登録状況(従業員、特別加入者、工事台帳、林業管理)
・保険料を計算するための年次の情報の登録状況(給与データ、区分推定データ)
・各種帳票(算定基礎賃金等の報告、一括有期事業報告書、一括有期事業総括表)の出力状況
| ① | 従業員の登録 | 委託元事業場に所属する続柄が本人である従業員台帳の数が表示されます。 登録されていない場合[登録する]と表示されます。 [〇〇(人数)]または[登録する]をクリックすると、「台帳管理 (従業員)」画面に移動します。 |
| ② | 特別加入者の登録 | 労働保険番号に属する特別加入者の数が表示されます。ただし、加入期間外の方も数に含まれています。登録されていない場合[登録する]と表示されます。 [〇〇(人数)]または[登録する]をクリックすると、「特別加入者管理」画面に移動します。 |
| ③ | 給与データの取込み | 委託元事業場に所属する従業員の給与データの登録状況が表示されます。 登録されていない場合は、[データを取込む]と表示されます。 [修正]または[データを取込む]をクリックすると、「給与データ」画面に移動します。 |
| ④ | 算定基礎賃金の区分確認 | 委託元事業場に所属する従業員のうち、算定基礎賃金の区分(常用労働者、役員で労働者扱いの者、臨時労働者)の設定が1カ月でも完了している方の数が表示されます。 ※労災と雇用で人数が異なる場合は、多い方の人数が表示されます。 算定基礎賃金の区分の設定をおこなっていない場合、[確認する]と表示されます。 [〇〇(人数)]または[確認する]をクリックすると、「年度更新の事前準備」画面に移動します。 |
| ⑤ | 算定基礎賃金の報告の作成 | 「算定基礎賃金等の報告」の出力状況が表示されます。 出力済みの場合、[登録済]、未出力の場合、[未登録]と表示されます。 [未登録]をクリックすると、「各種申請手続き」ウィンドウが表示されますので、対象の帳票をクリックします。 [マスタ管理]>[事務組合設定]>[基幹番号・事務組合詳細設定]の 「帳票出力様式設定」で設定した様式の入力画面に移動します。 [登録済]をクリックすると、「帳票作成履歴詳細」画面に移動します。 |
| ⑥ | 申告対象の林業 | 年度更新の対象期間内の林業情報の件数が表示されます。 登録されていない場合、[確認する]と表示されます。 [〇〇(件数)]または[確認する]をクリックすると、「林業管理」画面に移動します。 |
| ⑦ | 一括有期事業報告書 | 「一括有期事業報告書」の出力状況が表示されます。 出力済みの場合、[登録済]、未出力の場合、[未登録]と表示されます。 [未登録]をクリックすると、「帳票作成」画面に移動します。 [登録済]をクリックすると、「帳票作成履歴詳細」画面に移動します。 |
| ⑧ | 一括有期事業統括表 | 「一括有期事業統括表」の出力状況が表示されます。 出力済みの場合、[登録済]、未出力の場合、[未登録]と表示されます。 [未登録]をクリックすると、「帳票作成」画面に移動します。 ・一括有期事業総括表「組機様式第8号」 [登録済]をクリックすると、「帳票作成履歴詳細」画面に移動します。 |
| ⑨ | 申告対象の工事 | 年度更新の対象期間内の工事台帳の件数が表示されます。 登録されていない場合、[確認する]と表示されます。 [〇〇(件数)]または[確認する]をクリックすると、「工事台帳管理」画面に移動します。 |
保険料の算出
保険料の登録状況
以下の項目が表示されます。
・申告済概算保険料 ・前年度確定保険料
・前年度概算保険料と確定保険料の差引額 ・当年度概算保険料
・当年度各期の差引額と差引後概算保険料 ・一般拠出金
注意点
前年度確定保険料、当年度概算保険料は、労働保険番号基幹番号の末尾に応じて表示・編集対象の項目が異なります。
また、労働保険番号基幹番号の末尾が8の場合、一般拠出金は表示されません。
保険料の算出
ポイント
保険料を自動で算出するには、以下のいずれかの情報の登録が必要です。
・「算定基礎賃金等の報告」
・「一括有期事業総括表」
・基幹番号の末尾が「8」の場合は、特別加入者情報
これらの情報が登録されていない場合、保険料は自動で算出できません。
情報を登録するか、[保険料の編集]から、賃金総額や保険料の金額を入力してください。
[保険料の算出]をクリックします。
- 基幹番号の末尾が「0」「1」「2」「3」「6」「7」のいずれかの事業場の場合
-
「保険料データの作成」画面が表示され、作成した帳票の情報をもとに、保険料データを作成します。
各項目を設定し、[作成]をクリックします。
- 基幹番号の末尾が「4」「5」のいずれかの事業場の場合
-
「保険料データの作成」画面が表示され、作成した帳票の情報をもとに、保険料データを作成します。
各項目を設定し、[作成]をクリックします。
注意点
上図の「保険料データの作成」画面は、組機様式第8号以外で「一括有期事業総括表」を作成している場合に、概算年度のメリット適用のみ設定できます。
※確定年度のメリット適用状況・料率は、一括有期事業総括表より自動取得します。
組機様式第8号で「一括有期事業総括表」を作成している場合、確定年度のメリット増減率および概算年度のメリット適用が設定できます。
- 基幹番号の末尾が「8」の事業場の場合
-
「保険料データの作成」画面が表示され、保険料算出時点で登録されている特別加入者情報をもとに、保険料データを作成します。
[作成]をクリックします。
+をクリックすると詳細が表示されます。
「保険料管理のアラート」画面が表示されている場合
入力内容に要確認事項がありますので、アラート内容を確認してください。
- 入力内容を修正する場合
-
アラート画面が表示されている状態のまま修正をおこない、[再チェック]をクリックします。

- 入力内容の修正が必要ない場合
-
入力内容が正しい旨を「コメント」欄に入力し、[コメントと保険料を保存する]をクリックします。

補足
コメントを入力せずに、[コメントと保険料を保存する]をクリックすると、「未回答アラート確認」ウィンドウが表示されます。
問題がなければ、[保存]をクリックしてください。
「保険料の算出が完了しました。」と表示されます。算出した保険料をご確認ください。
保険料の編集
[保険料の編集]>[賃金総額手入力]または[すべて手入力]をクリックします。
- 「賃金総額手入力」の場合
-
「申告済概算保険料」「賃金総額」を入力します。
「賃金総額」を入力すると、保険料を自動計算します。
「料率」は、顧問先管理または他事業所管理の「業種」「雇用保険 特掲区分」情報より自動反映します。
- 「すべて手入力」の場合
-
各項目に金額を入力します。
「料率」は、顧問先管理または他事業所管理の「業種」「雇用保険 特掲区分」情報より自動反映します。
ポイント
「メリット適用」について
チェックを入れると、顧問先管理にて設定している「メリット料率」を自動反映します。
※顧問先管理にて「メリット料率」が未設定の場合は、料率を表示しません。
「メリット料率」を入力した場合、保険料を確定した際に入力された料率を顧問先管理に反映します。
「確定保険料」欄の情報を「概算保険料」欄にコピー
画面中央にある[
]をクリックすると、「確定保険料」欄の情報を「概算保険料」欄にコピーします。
申告書内訳出力情報・特別加入者の一覧
申告書内訳出力情報
「保険料」の右側にある[申告書内訳出力情報]をクリックすると、申告書の内訳に記載する情報を設定する欄が表示されます。[編集]をクリックし、設定します。
※ここで設定した値は、対象事業場の顧問先管理、他事業所管理、事業場情報に連携します。
ポイント
[AIで入力補助]をクリックすると、申告書内訳コメントと、アラートコメントとして入力した文言をもとに、AIが最適なコメント3行以内に要約します。
特別加入者の一覧
[特別加入者の一覧]をクリックすると、対象事業場の特別加入者の一覧を確認できます。
[コピー]をクリックすることで、一覧に表示されている特別加入者情報を、Excelファイルなどに張り付けることが可能です。都道府県独自様式の帳票を作成の際などにご利用ください。
年度更新の保険料確定
算出した保険料を保存します。算定基礎賃金と保険料の情報を確定すると、委託元事業場への請求ができるようになります。
算定基礎賃金と保険料の情報を確定する場合は、「保険料の確定」にチェックを入れ、[保存する]をクリックします。
「保険料管理のアラート」画面が表示されている場合は、本マニュアル内「「保険料管理のアラート」画面が表示されている場合」をご確認ください。
「登録完了しました。」と表示されたら、保険料の登録は完了です。
「保険料の確定」にチェックを入れて保存をおこなった場合、「請求データ作成確認」ウィンドウが表示されます。
登録した保険料をもとに請求データを作成する場合は、[作成]をクリックします。
登録した保険料をもとに請求データを作成した場合、「請求データ作成完了」ウィンドウが表示されます。
[出納管理画面で確認]をクリックすると、「出納管理」画面にて作成した請求データを確認できます。
補足
保存後の「年度更新 ( 進捗管理 )」画面の「保険料算出」のステータスについて
・登録済
保険料の情報を確定して保存した場合
・登録済(未確定)
保険料の情報を確定せずに保存した場合
年度更新の保険料確定解除・削除
保険料の確定を解除する、または、保険料データを削除します。
注意点
対象の保険料の情報をもとに作成した請求データに対してすでに入金済みの場合、保険料の確定解除も保険料データの削除もできません。
入金未確定の場合は、入金データを削除後、可能となります。
保険料の確定解除
「保険料管理」画面下部の「保険料の確定」のチェックを外します。
保険料を確定、保存時に請求データを作成している場合、「保険料データ編集確認」ウィンドウが表示されます。
内容を確認のうえ問題がなければ、[OK]をクリックします。
[保存する]をクリックします。
以上で、保険料の確定解除は完了です。
保険料データの削除
注意点
保険料が確定済みの場合、先に保険料の確定解除をおこなってください。
操作方法については、本マニュアル内「保険料の確定解除」をご確認ください。
「保険料管理」画面下部の[データを取消し]をクリックします。
[取消し]をクリックします。
以上で、保険料データの削除は完了です。