労務
1686|【電子申請】労働保険概算保険料の申告 (継続)
「労働保険概算保険料の申告 (継続)」の電子申請方法について、ご説明します。
対象帳票の選択
[帳票](①)をクリックし、検索窓(➁)に帳票名または帳票名の一部を入力し[検索]をクリックします。
または、[労働保険科申告]をクリックします。

[労働保険概算保険料の申告 (継続) ※R3.4.1以降用]をクリックします。

+をクリックすると詳細が表示されます
「オフィスステーション Pro」の場合
顧問先を選択します。
※顧問先を選択せずにスポットでのお手続きの場合は、[新規作成]をクリックしてください。

申請内容の入力
「*」がついている項目は必須入力です。未入力のまま進めることはできません。
提出情報
提出情報を入力します。
「あて先名称」には「企業設定」または「士業用顧問先管理」の「管轄労働局」の情報を引用しています。
引用されていないまたは修正が必要な場合は、編集をおこなってください。

事業所情報
事業所情報は、「企業設定」もしくは、「士業用顧問先管理」の情報を引用しています。
引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。
「(4) 常時使用労働者数」「(5) 雇用保険被保険者数」には、「労働保険 保険関係成立届」と同じ人数を入力してください。

他事業所の情報をセットする場合は、[企業情報をセット]をクリックします。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
また、二元適用事業所の場合は、[企業情報をセット]から区分を選択します。
概算・増加概算保険料算定内訳
概算・増加概算保険料算定内訳の情報を設定します。
- 「フォーム種別:計算方法」に「自動計算」を選択した場合
-
「(12)保険料算定基礎額の見込額」欄の「(ロ)」と「(ホ)」を入力します。
※「(ロ)」と「(ホ)」に同じ額を入力した場合、「(イ)」に自動で金額が入り、「(ロ)」と「(ホ)」の金額は空白
になります。 -
注意点
「企業設定」もしくは、「士業用顧問先管理」の「業種」を設定していない場合、「(13)保険料率」は反映されません。 - 「フォーム種別:計算方法」に「手入力」を選択した場合
-
「(12)保険料算定基礎額の見込額」欄および「(14)概算・増加概算保険料額」欄の「(イ)」「(ロ)」「(ホ)」を入力します。
※「(12)保険料算定基礎額の見込額」欄の「(ロ)」と「(ホ)」が同じ額の場合は「(イ)」のみに金額を入力
し、額が異なる場合には、それぞれ(ロ)と(ホ)に入力します。
「(14)概算・増加概算保険料額」欄の(ロ)と(ホ)に入力した場合には、その合計額を(イ)に入力します。
ポイント
「(12)保険料算定基礎額の見込額」欄の「(ロ)」と「(ホ)」が同じ額の場合の入力例
「(12)保険料算定基礎額の見込額」欄の「(ロ)」と「(ホ)」が異なる額の場合の入力例
「フォーム種別:種別」の「雇用保険を含む令和4年度内訳」について
事業所情報の「保険関係成立区分」で「1:両保」または「3:雇用保険」を選択している場合
「フォーム種別:計算方法」に「自動計算」、「フォーム種別:種別」に「雇用保険を含む令和4年度内訳」を選択すると、「雇用保険分」に「令和4年4月1日~令和4年9月30日」「令和4年10月1日~令和5年3月31日」の入力欄と、「合計」が表示されます。
事業主
事業主の情報は本帳票では入力不要です。

申請内容
「(17) 延納申請」を選択します。
※年度の途中で保険関係が成立した場合で、成立時期が6月1日から9月30日までの間の場合は2回に延納することが
でき、成立時期が10月1日以後の場合は延納できません。
※選択しなかった場合、納付回数「1」回で計算します。
「(31) 法人番号」は、「企業設定」もしくは、「士業用顧問先管理」の情報を引用しています。
引用されていないまたは修正が必要な場合は、編集をおこなってください。

期別納付額
期別納付額の情報を確認します。

事業所/事業/事業主
事業所/事業/事業主の情報は、「企業設定」もしくは、「士業用顧問先管理」の情報を引用しています。
引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。

最大文字数について
・(ロ) 名称 : 最大39文字
・(ハ) 氏名 : (姓)と(名)合わせて最大20文字(スペースを含む)
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
通知書
通知書の情報を確認します。

その他
提出機関への伝達事項等があれば入力します。

+をクリックすると詳細が表示されます
オフィスステーション Proの場合
オフィスステーション Proで本帳票を作成している場合、「その他設定」の上部に「社会保険労務士」が表示されます。

その他設定
「する」にチェックすると、本手続き画面で入力した内容を企業情報または顧問先情報の「申告済概算保険料額(年度)」へ更新することができます。
更新項目および更新される事業所については、システム画面からも確認できます。「企業情報更新」または「顧問先情報更新」項目の「※」をご確認ください。

内容を確認
各項目を入力後、[内容を確認する]をクリックします。

内容を確認後、[次へ]もしくは[基本情報入力をスキップ]をクリックします。
※基本情報入力画面で不足項目がある場合、スキップボタンは表示されません。

申告書形式で内容を確認したい場合
以下の操作をおこなうことで、作成した帳票を申告書形式で確認することができます。
・[確認用PDF出力]
作成した帳票をPDFに出力して、内容を確認できます。
※[確認用PDF出力]から出力した場合、[帳票]>[出力履歴]には残りません。
・[PDFプレビュー]
様式に合わせた状態の帳票をプレビュー画面で、内容を確認できます。
・「PDFにパスワードを設定する」
パスワードを設定したPDFを出力する場合に、チェックをつけます。
※PDFにパスワードを設定する場合、[マスタ管理]>[利用者管理]もしくは、[その他]>[個人
設定]にて、「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード(確認)」を設定する必要があります。
基本情報入力
「電子申請手続確認」画面で、[基本情報入力をスキップ]をクリックした場合は、「提出情報入力」へお進みください。
引用されている内容を確認し、必要に応じて修正・入力します。詳細はこちら をご参照ください。

[連絡先情報セット]をクリックすると、「企業設定」もしくは「事務所設定」に登録している連絡先情報を引用します。

「住所(カナ)」では、アルファベットを使用することはできません。
カタカナ等に置き換えてください。(例:5F→5カイ、F&Mビル→エフアンドエムビル)
[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。

提出情報入力
提出先の情報等を設定します。詳細はこちら をご参照ください。
「納付方法」を選択します。
「電子納付」以外の場合は、「印紙・現金納付」を選択します。
「電子納付」を選択する場合は、「電子納付振込者氏名 (全角カナ)」の入力が必要です。
[申請する]をクリックすると、電子申請は完了です。

「添付書類」について
システム上でご案内している「アップロード可能ファイル」については、あくまでもオフィスステーションにアップロードできるファイル形式です。e-Gov経由で電子申請をおこなう場合、手続きごとに添付できるファイル形式が異なりますので、ご注意ください。
「電子納付振込者氏名(全角カナ)」について
入力した「電子納付振込者氏名 (全角カナ)」宛てに連絡はされませんので、ご安心ください。
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【補足】「文字置換マスタ」機能
「髙」や「﨑」など、電子申請時には一部利用できない文字があり、[文字置換マスタ ]に登録しておくことで電子申請時、文字を自動で利用できる文字に置換してくれる機能があります。
[文字置換マスタ]には事前にいくつかの漢字が登録されており、利用できない文字が申請データに含まれる場合、[申請する]ボタンクリック後に、以下の画面が表示されます。

置換された文字は「使用できない文字について.pdf」をクリックすると確認でき、本ファイルは自動で添付されます。確認後、問題なければ再度[申請する]をクリックします。

「文字置換マスタ」の設定方法については、以下の関連記事をご参照ください。