勤怠
0522|【勤怠】時短勤務者の管理のための設定方法
時短勤務(短時間勤務)をおこなう従業員を管理するために、専用の雇用区分やスケジュールパターンなどを設定する方法を説明します。
前提条件
就業規則により設定方法は異なりますが、ここでは仮に以下のルールで集計をおこなうときの設定方法を
ご説明します。
- 1日の所定労働時間は、9:00~16:00の6時間(休憩1時間を除く)
- 所定労働時間を超過して勤務した場合は、8時間以内の勤務を所定外時間(法定内残業)、
8時間を超過した勤務を残業時間(法定外残業)として計上する
※「所定外時間」については下記関連記事をご確認ください。
1.雇用区分設定
時短勤務者用の雇用区分を作成します。この際、雇用区分を新規作成するのではなく、元となる雇用区分の設定を複製して作成することをおすすめします。
ホーム画面[設定]内[従業員]>[雇用区分設定]をクリックし、「雇用区分設定」画面を開きます。
元となる雇用区分の [編集]をクリックします。
雇用区分を新規作成して一から設定したい場合は、[新規作成]をクリックします。

「雇用区分コード」と「雇用区分名」を変更し、[別名で登録]をクリックします。
同じ設定内容の雇用区分が複製されます。
※[新規登録]から操作を進めている場合は、この操作は不要です。

複製した雇用区分の[編集]をクリックします。

基本情報カテゴリの[詳細] を展開し、「日の契約労働時間」を入力します。

注意点
- ・「日の契約労働時間」は、従業員設定でも登録可能です。
雇用区分設定と従業員設定の両方で設定した場合、従業員設定の設定内容が適用されます。
・日の契約労働時間の影響範囲は、下記関連記事をご確認ください。
関連記事
日の時間外集計カテゴリ内の「残業開始時間」を「8時間0分間を超過した勤務については、残業としてカウントする」にチェックします。

必要に応じてその他の各項目を入力し、[登録]をクリックします。

「雇用区分設定」の各項目の説明は下記関連記事をご確認ください。
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2.従業員設定
時短勤務者の属する雇用区分を前述で作成したものへ変更します。
雇用区分の変更方法は、下記関連記事をご確認ください。
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3.パターン設定
ホーム画面[設定]内[スケジュール]>[パターン設定]をクリックし、「パターン設定」画面を開きます。
[新規登録]をクリックします。

以下のように入力して[登録]をクリックします。
①パターンコード : 任意のコードを半角英数字3~10文字で入力します。
②パターン名 : 任意の名称を20文字以内で入力します。
③出勤予定 : 当日09時00分と入力します。
④退勤予定 : 当日16時00分と入力します。
⑤休憩設定1~3 : 休憩予定の時刻を入力します。

注意点
- 時短勤務の従業員の中でも勤務時間が異なる従業員が混在する場合は、パターンを複数作成してください。
4.スケジュール登録
作成したスケジュールを割り当てます。
曜日によって勤務日が決まっている場合
下記関連記事を参考に、「自動スケジュール設定」を設定してください。
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シフト制など勤務日が決まっていない場合
下記関連記事を参考に、手動で割り当ててください。
注意点
- 時短勤務の従業員の中でも勤務時間が異なる従業員が混在する場合は、「従業員別自動スケジュール」を利用し、従業員別の自動スケジュールを設定してください。
※詳細は下記関連記事をご確認ください。