勤怠

0622|【勤怠】スケジュールの役割

スケジュール管理やパターン設定の利用は必須ではありません。スケジュール登録せず、打刻データの記録と基本的な集計のみで、本システムをシンプルに利用することも可能です。

ただし、「時間外勤務申請機能」を利用するには、出勤/退勤予定を事前に登録する必要があります。

また、スケジュールで出勤/退勤予定、勤務日種別などを定めることによって、以下の集計が可能になります。このため、より詳細な勤怠管理を行いたい場合は、スケジュール管理することをおすすめします。

勤怠項目 説明
残業時間 「残業時間」は、固定の基準時間を元に計算する方法と、その日のスケジュール時間を元に計算する方法の2通りがあります。スケジュール時間を元に計上する設定の場合、出勤/退勤予定を定めることで「残業時間」を計上できます。詳細は こちら の記事をご参照ください。
遅刻/早退 出勤予定を定めることで「遅刻」を集計できます。退勤予定を定めることで「早退」を集計できます。詳細は こちら の記事をご参照ください。
所定外時間/深夜所定外時間 出勤 / 退勤予定を定めることで、これを超過した勤務を「所定外時間」や「深夜所定外時間」として集計します。
休憩時間 休憩開始 / 終了予定を設定することで、休憩を決まった時刻に自動取得できます。
※打刻休憩や雇用区分休憩によって、休憩を取得することも可能です。休憩取得方法の詳細は こちら の記事をご参照ください。
休日労働 「勤務日種別」を「法定休日」または「法定外休日」とすることで、その日の勤務時間を休日労働として集計できます。詳細は こちら の記事をご参照ください。
休暇みなし勤務時間 「みなし勤務時間」を設定することで、休暇取得時のみなし勤務時間を計上できます。詳細は こちら の記事をご参照ください。
※休暇みなし勤務時間の計上には、併せて休暇区分設定や雇用区分設定などでの設定が必要です。詳細は こちら の記事をご参照ください。

スケジュールを利用していない場合の集計例

出勤打刻から退勤打刻までの間を、労働時間として集計します。

スケジュール1

スケジュールを利用した場合の集計例

  • 出勤予定より後に出勤打刻をした場合、その差を「遅刻時間」に計上します。
  • 休憩開始から休憩終了までの時間を「休憩時間」に計上します。
  • 出勤 / 退勤予定を超過した勤務で残業開始時間にいたらない勤務を「所定外時間」に計上します。
スケジュール2

パターン設定

パターンとは、出勤/退勤予定や休憩開始/終了予定などをパターン化する機能です。スケジュール登録時にパターンを割り当てることができます。

パターンは、ホーム画面「設定」内[スケジュール]>[パターン設定]にて作成します。
パターンの作成方法は下記関連記事をご参照ください。

パターンを作成して該当日に登録するほか、該当日の勤務データ編集画面から、直接予定を入力することもできます。直接入力した日のスケジュールは、スケジュール欄に「シフト」と表示されます。

スケジュールの登録方法

管理者が登録するほか、従業員がスケジュール変更を申請することも可能です。

管理者による登録


所属単位や個人単位で、1ヶ月のスケジュールを一括で登録できます。

日別スケジュール設定で、所属ごとの従業員の予定をバーチャートで確認しながら、毎日のシフトを作成できます。

従業員による登録


従業員自身がスケジュールの変更や休暇取得を申請できます。

「勤務希望時間機能」を使用すると、シフト希望の提出を依頼するメールを従業員に送信できます。従業員が1ヶ月のシフト希望を入力して提出すると、それを元に、管理者は「日別スケジュール設定」画面でシフトを作成できます。

シフト調整時に予定人数に満たない時間帯がある場合、管理者は従業員に募集をかけることができます。詳細はこちらの記事をご参照ください。

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