労務
0124|「(帳票)社会保険料一覧」作成方法
オフィスステーションで社会保険料一覧表を作成する方法について、説明します。
なお、作成した社会保険料一覧表は、CSVファイルまたはPDFファイルにて出力できます。
目次
1.社会保険料一覧表の作成開始
メインページ[帳票]をクリックします。
「書類作成」項目の[社会保険料一覧]をクリックします。
2.顧問先の選択 ※Proのみ
顧問先を選択します。
3.社会保険料一覧表の作成
項目の設定
各項目を設定します。
- 給与支給月 :社会保険料一覧表を作成する、給与の支給月を入力します。
- 徴収時期 :社会保険料一覧表の「〇月支給分(〇月保険料)」へ反映する、社会保険料を徴収する月を、
「当月」、「翌月」から選択します。
※「当月」を選択時:「〇月支給分(〇月保険料)」の〇部分に、同じ月を反映
「翌月」を選択時:「(〇月保険料)」の〇部分に、給与支給月の翌月を反映
- 事業所 :PDFファイルに反映する、事業所名称を選択します。
※[他事業所管理]にて登録している情報が選択できます。
- 端数処理 :端数処理の方法を選択します。
注意点
- 「徴収時期」「端数処理」項目の初期値の情報は、[企業設定](Proの場合は[士業用顧問先管理])に設定している内容を、反映しています。
CSVファイル出力
[社会保険料CSV出力]をクリックします。
※「データが見つかりませんでした。」と表示されている場合でも、対象月に被保険者となる全従業員の
社会保険料一覧表を出力します。
出力する対象者を選択する場合
一部の従業員へ社会保険料一覧表の作成をする場合は[検索]をクリック、対象の従業員を選択します。
企業の場合
「出力処理を行いました。」と表示されたら作業完了です。
[ダウンロード]をクリックし、CSVファイルをパソコンに保存してください。
※CSVファイル名は、「社会保険料一覧表_会社名.csv」です。
注意点
- 「CSV/PDFファイル」欄には、直近で作成した社会保険料一覧表情報を表示しています。
[社会保険料CSV出力]または[社会保険料PDF出力]クリック時前回出力された情報は、
「CSV/PDFファイル」欄から削除されますのでご了承ください。
士業の場合
「社会保険料一覧表出力一覧」画面に遷移します。
「出力処理を行いました。」と表示されたら作業完了です。
[ダウンロード]をクリックし、CSVファイルをパソコンに保存してください。
※CSVファイル名は、「社会保険料一覧表_士業用顧問先会社名.csv」です。
注意点
- 「社会保険料一覧表出力一覧」画面では、顧問先ごとに直近で作成した社会保険料一覧表のみを、
表示しています。
[社会保険料CSV出力]または[社会保険料PDF出力]クリック時前回出力された情報は、
「社会保険料一覧表出力一覧」画面から削除されますのでご了承ください。
社会保険料一覧表CSVファイル サンプル
注意点
- 【被保険者の確認】
各保険において、従業員台帳の「加入区分」「資格取得年月日/資格喪失年月日」を確認します。
両項目とも設定している場合、「資格取得年月日/資格喪失年月日」の情報を優先します。
【二以上勤務者の場合】
「R列:按分率」欄に按分率を表示します。
【産前産後、育児休業期間中の場合】
休業期間中「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」欄は、
「0」で出力します。
※育児休業期間中の社会保険料免除の判定
・育児休業開始日の属する月から終了する日の翌日が属する月の前月までの月。
・育児休業開始日の属する月と終了する日の翌日が属する月の前月が同月で、
14日以上の育児休業を取得した場合、当該月。
(就業日を除く 。また、土日等の休日も期間に含む。)
【年齢到達時の反映】
40歳以上:介護保険の金額を出力します。
65歳以上:介護保険の金額を空欄で出力します。
70歳以上:厚生年金の金額を空欄で出力します。
75歳以上:健康保険の金額を空欄で出力します。
※70歳以上の任意加入者の出力については、対応しておりません。
【金額を空欄で出力する項目】
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」項目の事業主欄、
「子ども・子育て拠出金」欄は、空欄で出力します。
※空欄で出力される各項目については、「合計」のみの出力です。
PDFファイル出力
[社会保険料PDF出力]をクリックします。
※「データが見つかりませんでした。」と表示されている場合でも、対象月に被保険者となる全従業員の
社会保険料一覧表を出力します。
出力する対象者を選択する場合
一部の従業員へ社会保険料一覧表の作成をする場合は[検索]をクリック、対象の従業員を選択します。
企業の場合
「出力処理を行いました。」と表示されたら作業完了です。
[ダウンロード]をクリックし、PDFファイルをパソコンに保存してください。
※PDFファイル名は、「社会保険料一覧表_会社名.pdf」です。
注意点
- 「CSV/PDFファイル」欄には、直近で作成した社会保険料一覧表情報を表示しています。
[社会保険料CSV出力]または[社会保険料PDF出力]クリック時前回出力された情報は、
「CSV/PDFファイル」欄から削除されますのでご了承ください。
士業の場合
「社会保険料一覧表出力一覧」画面に遷移します。
「出力処理を行いました。」と表示されたら作業完了です。
[ダウンロード]をクリックし、PDFファイルをパソコンに保存してください。
※PDFファイル名は、「社会保険料一覧表_士業用顧問先会社名.pdf」です。
注意点
- 「社会保険料一覧表出力一覧」画面では、顧問先ごとに直近で作成した社会保険料一覧表のみを、
表示しています。
[社会保険料CSV出力]または[社会保険料PDF出力]クリック時前回出力された情報は、
「社会保険料一覧表出力一覧」画面から削除されますのでご了承ください。
社会保険料一覧表PDFファイル サンプル
注意点
- 【被保険者の確認】
各保険において、従業員台帳の「加入区分」「資格取得年月日/資格喪失年月日」を確認します。
両項目とも設定している場合、「資格取得年月日/資格喪失年月日」の情報を優先します。
【二以上勤務者の場合】
「氏名」欄に按分率を表示します。
【産前産後、育児休業期間中の場合】
休業期間中「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」欄は、
「0」で出力します。
※育児休業期間中の社会保険料免除の判定
・育児休業開始日の属する月から終了する日の翌日が属する月の前月までの月。
・育児休業開始日の属する月と終了する日の翌日が属する月の前月が同月で、
14日以上の育児休業を取得した場合、当該月。
(就業日を除く 。また、土日等の休日も期間に含む。)
【年齢到達時の反映】
40歳以上:介護保険の金額を出力します。
65歳以上:介護保険の金額を空欄で出力します。
70歳以上:厚生年金の金額を空欄で出力します。
75歳以上:健康保険の金額を空欄で出力します。
※70歳以上の任意加入者の出力については、対応しておりません。
【金額を空欄で出力する項目】
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」項目の事業主欄は、
空欄で出力します。
※空欄で出力される各項目については、「総計」のみの出力です。
【補足】社会保険料一覧表の作成に必要な設定
社会保険料一覧表の作成には、以下の項目設定が必要です。
正しく表示されていない場合は、以下の設定をご確認ください。
- [企業設定]の情報 ※Proの場合、[士業用顧問先管理]の情報
・基本情報 : 社会保険料の徴収月、社会保険料の端数処理(被保険者負担分)
・社会保険 : 適用年月(※1)、社会保険料の負担(掛金)率(※1)
(※1): 設定している適用年月以前の情報を表示する際には、「履歴」情報が必要です。
- [台帳管理]の情報
・本人情報 : 生年月日、育児休業期間 (開始)(終了) ・育児休業期間中の休業取得日数(※2)、
産前産後休業期間(開始)(終了)(※2)
(※2): 対象者のみ、ご登録ください。
・社会保険 : (健康保険・厚生年金・厚生年金基金それぞれの)加入区分、資格取得年月日、資格喪失年月日、
種別、二以上事業所勤務者(※3)、 報酬月額(※3)、 標準報酬月額(※4)、
予約標準報酬月額(※5)
(※3): 二以上勤務者の場合、ご登録ください。
(※4): 設定している改定年月以前の情報を表示する際には、「履歴」情報が必要です。
(※5): 従業員台帳からの登録はできません。
オフィスステーションで算定基礎届を申請した場合にのみ、表示される項目です。
各情報の設定方法につきましては、以下の関連記事をご確認ください。