労務
0125|「(給与データ)社会保険料出力」方法
オフィスステーションで給与、賞与の社会保険料一覧表を作成する方法について、説明します。
なお、作成した社会保険料一覧表は、CSVファイルまたはPDFファイルにて出力できます。
※[給与データ]に、対象月の給与、賞与情報を取り込んでいる必要があります。
1.社会保険料一覧表の作成開始
メインページ[給与データ]をクリックします。
2.顧問先の選択 ※Proのみ
顧問先を選択します。
3.【給与】社会保険料一覧表の作成
事業所ごとに給与情報を管理している場合、 社会保険料一覧表を作成する事業所を選択し、[検索]>[データ閲覧(月単位)]をクリックします。
画面左上で作成する対象の年月と「給与」を選択し、[検索]をクリックします。
※検索後「データが見つかりませんでした」と表示される場合は、給与データの取り込みをお願いします。
CSVファイルを出力する場合は、[社会保険料CSV出力]をクリックします。
PDFファイルを出力する場合は、[社会保険料PDF出力]をクリックします。
「算出方法」と「端数処理」を選択し、[CSV出力]もしくは[PDF出力]をクリックします。
※「給与データから算出」を選択すると、「端数処理」はグレーアウトし選択できません。
- 標準報酬月額から算出 : 従業員台帳の「標準報酬月額」情報にて、社会保険料を算出します。
- 給与データから算出 : [給与データ]に取り込んでいる社会保険料を、社会保険料一覧表へ反映します。
※従業員台帳で「加入区分」など登録していない場合でも、[給与データ]を
取り込んでいれば作成できます。
※社会保険料一覧の「標準報酬(健保)」「標準報酬 (厚年)」へは、
給与データに情報がない場合、従業員台帳の情報を反映します。
※二以上勤務者の場合も、[給与データ]に取り込み済みの社会保険料を、
社会保険料一覧表へ反映します。按分率は、従業員台帳の情報を反映します。
社会保険料一覧表CSVファイル サンプル
CSVファイル名は、「保険料一覧表(算出方法)_会社名_指定年月_給与.csv」です。
※「(算出方法)」の箇所へは、標準報酬月額もしくは、給与データのいずれかで出力します。
※Proの場合「会社名」へは、士業用顧問先会社名にて出力します。
注意点
- 【出力対象の被保険者】
各保険において、従業員台帳の「加入区分」「資格取得年月日/資格喪失年月日」を確認します。
両項目とも設定している場合、「資格取得年月日/資格喪失年月日」の情報を優先します。
※被保険者であっても[給与データ]を取り込んでいない場合は作成されません。
【二以上勤務者の場合】
「R列:按分率」欄に按分率を表示します。
【産前産後、育児休業期間中の場合】
休業期間中「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」欄は、
「0」で出力します。
※育児休業期間中の社会保険料免除の判定
・育児休業開始日の属する月から終了する日の翌日が属する月の前月までの月。
・育児休業開始日の属する月と終了する日の翌日が属する月の前月が同月で、
14日以上の育児休業を取得した場合、当該月。
(就業日を除く 。また、土日等の休日も期間に含む。)
【年齢到達時の反映】
40歳以上:介護保険の金額を出力します。
65歳以上:介護保険の金額を空欄で出力します。
70歳以上:厚生年金の金額を空欄で出力します。
75歳以上:健康保険の金額を空欄で出力します。
※70歳以上の任意加入者の出力については、対応しておりません。
【金額を空欄で出力する項目】
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」項目の事業主欄、
「子ども・子育て拠出金」欄は、空欄で出力します。
※空欄で出力される各項目については、「合計」のみの出力です。
社会保険料一覧表PDFファイル サンプル
PDFファイル名は、「保険料一覧表(算出方法)_会社名_指定年月_給与_出力日付時刻.pdf」です。
※「(算出方法)」の箇所へは、標準報酬月額もしくは、給与データのいずれかで出力します。
※Proの場合「会社名」へは、士業用顧問先会社名にて出力します。
注意点
- 【出力対象の被保険者】
各保険において、従業員台帳の「加入区分」「資格取得年月日/資格喪失年月日」を確認します。
両項目とも設定している場合、「資格取得年月日/資格喪失年月日」の情報を優先します。
※被保険者であっても[給与データ]を取り込んでいない場合は作成されません。
【二以上勤務者の場合】
「氏名」欄に按分率を表示します。
【産前産後、育児休業期間中の場合】
休業期間中「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」欄は、
「0」で出力します。
※育児休業期間中の社会保険料免除の判定
・育児休業開始日の属する月から終了する日の翌日が属する月の前月までの月。
・育児休業開始日の属する月と終了する日の翌日が属する月の前月が同月で、
14日以上の育児休業を取得した場合、当該月。
(就業日を除く 。また、土日等の休日も期間に含む。)
【年齢到達時の反映】
40歳以上:介護保険の金額を出力します。
65歳以上:介護保険の金額を空欄で出力します。
70歳以上:厚生年金の金額を空欄で出力します。
75歳以上:健康保険の金額を空欄で出力します。
※70歳以上の任意加入者の出力については、対応しておりません。
【金額を空欄で出力する項目】
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」項目の事業主欄は、
空欄で出力します。
※空欄で出力される各項目については、「総計」のみの出力です。
3.【賞与】社会保険料一覧表の作成
画面左上で作成する対象の年月と「賞与」を選択し、[検索]をクリックします。
※検索後「データが見つかりませんでした」と表示される場合は、賞与データの取り込みをお願いします。
CSVファイルを出力する場合は、[社会保険料CSV出力]をクリックします。
PDFファイルを出力する場合は、[社会保険料PDF出力]をクリックします。
「算出方法」と「端数処理」を選択し、[CSV出力]もしくは[PDF出力]をクリックします。
※「取込済の社会保険料から算出」を選択すると、「端数処理」はグレーアウトし選択できません。
※二以上勤務者の算出には、対応しておりません。
- 標準報酬月額から算出 : [給与データ]に取り込んでいる賞与額から1,000千円未満を切り捨てた額に、
社会保険料率を乗じ算出します。
- 取込済の社会保険料から算出 : [給与データ]に取り込んでいる賞与情報の社会保険料を、社会保険料一覧表へ
反映します。
賞与社会保険料一覧表CSVファイル サンプル
CSVファイル名は、「保険料一覧表(算出方法)_会社名_指定年月_賞与.csv」です。
※「(算出方法)」の箇所へは、標準報酬月額もしくは、給与データのいずれかで出力します。
※Proの場合「会社名」へは、士業用顧問先会社名にて出力します。
注意点
- 【出力対象の被保険者】
各保険において、従業員台帳の「加入区分」「資格取得年月日/資格喪失年月日」を確認します。
両項目とも設定している場合、「資格取得年月日/資格喪失年月日」の情報を優先します。
※被保険者であっても[給与データ]に賞与情報を取り込んでいない場合は作成されません。
【二以上勤務者の場合】
「R列:按分率」欄に按分率を表示します。
【産前産後、育児休業期間中の場合】
休業期間中「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」欄は、
「0」で出力します。
※育児休業期間中の社会保険料免除の判定
・賞与を支払った月の末日を含んだ連続した1か月を超える育児休業を取得した場合
(1か月を超えるかは暦日で判断し、土日等の休日も期間に含みます。)
【年齢到達時の反映】
40歳以上:介護保険の金額を出力します。
65歳以上:介護保険の金額を空欄で出力します。
70歳以上:厚生年金の金額を空欄で出力します。
75歳以上:健康保険の金額を空欄で出力します。
※70歳以上の任意加入者の出力については、対応しておりません。
【金額を空欄で出力する項目】
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」項目の事業主欄、
「子ども・子育て拠出金」欄は、空欄で出力します。
※空欄で出力される各項目については、「合計」のみの出力です。
賞与社会保険料一覧表PDFファイル サンプル
PDFファイル名は、「保険料一覧表(算出方法)_会社名_指定年月_賞与_出力日付時刻.pdf」です。
※「(算出方法)」の箇所へは、標準報酬月額もしくは、給与データのいずれかで出力します。
※Proの場合「会社名」へは、士業用顧問先会社名にて出力します。
注意点
- 【出力対象の被保険者】
各保険において、従業員台帳の「加入区分」「資格取得年月日/資格喪失年月日」を確認します。
両項目とも設定している場合、「資格取得年月日/資格喪失年月日」の情報を優先します。
※被保険者であっても[給与データ]を取り込んでいない場合は作成されません。
【二以上勤務者の場合】
「氏名」欄に按分率を表示します。
【産前産後、育児休業期間中の場合】
休業期間中「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」欄は、
「0」で出力します。
※育児休業期間中の社会保険料免除の判定
・賞与を支払った月の末日を含んだ連続した1か月を超える育児休業を取得した場合
(1か月を超えるかは暦日で判断し、土日等の休日も期間に含みます。)
【年齢到達時の反映】
40歳以上:介護保険の金額を出力します。
65歳以上:介護保険の金額を空欄で出力します。
70歳以上:厚生年金の金額を空欄で出力します。
75歳以上:健康保険の金額を空欄で出力します。
※70歳以上の任意加入者の出力については、対応しておりません。
【金額を空欄で出力する項目】
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」「負担合計額」項目の事業主欄は、
空欄で出力します。
※空欄で出力される各項目については、「総計」のみの出力です。
【補足】社会保険料一覧表の作成に必要な設定
社会保険料一覧表の作成には、以下の項目設定が必要です。
正しく表示されていない場合は、以下の設定をご確認ください。
- [企業設定]の情報 ※Proの場合、[士業用顧問先管理]の情報
・基本情報 : 社会保険料の徴収月、社会保険料の端数処理(被保険者負担分)
・社会保険 : 適用年月(※1)、社会保険料の負担(掛金)率(※1)
(※1): 設定している適用年月以前の情報を表示する際には、「履歴」情報が必要です。
- [台帳管理]の情報
・本人情報 : 生年月日、育児休業期間 (開始)(終了)(※2)・育児休業期間中の休業取得日数(※2)、
産前産後休業期間(開始)(終了)(※2)
(※2): 対象者のみ、ご登録ください。
・社会保険 : (健康保険・厚生年金・厚生年金基金それぞれの)加入区分、資格取得年月日、資格喪失年月日、
種別、二以上事業所勤務者(※3)、 報酬月額(※3)、 標準報酬月額(※4)、
予約標準報酬月額(※5)
(※3): 二以上勤務者の場合、ご登録ください。
(※4): 設定している改定年月以前の情報を表示する際には、「履歴」情報が必要です。
(※5): 従業員台帳からの登録はできません。
オフィスステーションで算定基礎届を申請した場合にのみ、表示される項目です。