0963｜【給与計算】「賞与計算」方法

給与計算

更新日:2024.10.31

賞与計算の実行に必要な情報を設定し、変動データを取り込み、賞与計算をおこないます。
賞与以外にも、「一時金」や「退職金」の登録ができます。

賞与計算結果をオフィスステーション本体の給与データに連携することができます。
給与データとの連携をおこなう場合は、以下の関連記事を参照し、賞与計算の実行前に設定をおこなってください。

「データ連携の設定」方法

賞与計算の取込
- 変動データの取込
- 賞与の逆算一括入力
賞与計算の確認
- 個別編集
賞与計算の確定
【補足】賞与計算　その他の操作

賞与計算の取込

［給与計算］をクリックします。

＋をクリックすると詳細が表示されます

「オフィスステーション Pro」の場合

顧問先を選択します。

メニュー［賞与計算］または、ホーム画面内［賞与計算］をクリックします。
※「賞与計算」をおこなう前に、給与計算の初期設定が必要です。

［新しい賞与計算を開始］をクリックします。

各項目を設定します。

No.	項目名	設定内容
①	使用用途	「賞与」を選択します。
②	名称	システム画面上に表示される名称を入力します。 ※一度登録した名称を、再度登録することはできません。
③	支給対象期間	「6ヵ月以内/超」「開始日」「終了日」を設定します。 ※「開始日」「終了日」は賃金台帳の「賃金計算期間」に出力します。 ※「6ヵ月以内/超」または、「開始日」と「終了日」のいずれかのみの設定　で賞与計算が可能です。
④	支給日	「賞与」を支給する日付を選択します。 ※オフィスステーション本体の給与データに連携する場合は、支給日の年月　で連携します。
⑤	支給対象者設定	賞与の支給対象者を選択します。

［開始］をクリックします。

賞与計算は、以下のいずれかの方法でおこなうことができます。

変動データの取込: 変動データExcelファイルを用いて、賞与金額を取り込むことができます。
賞与の逆算一括入力: 差引支給額を指定して、賞与金額を逆算することができます。
※バックグラウンドモードでは利用できません。

変動データの取込

［データ取込］＞［変動データExcel取込］をクリックします。

「データ形式の選択」に「オフィスステーション給与」(①)を選択し、［ダウンロード］(②)をクリックします。
「ユーザ定義」でおこなう場合は、こちらをご参照ください。

ダウンロードしたテンプレートファイルにて、F列「お知らせ（明細表示用）」～J列「控除項目　給与・賞与：定額減税額（所得税）」を入力し、ファイルを保存します。
※「賞与」に金額を入力すると、健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料などが自動で計算されます。
※選択した使用用途によって、ファイルの「支給項目」「控除項目」は異なります。

［ファイルの選択］からテンプレートファイルを選択後、［アップロード］をクリックします。
※ファイルアップロード時に、空白の項目は「空白」で上書きします。

賞与の逆算一括入力

［操作］＞［賞与の逆算一括入力］をクリックします。

「差引支給額」を入力します。

入力後に入力欄からカーソルを外すと、「差引支給額」を基に「賞与」を逆算、「健康保険料」などの各種保険料を自動で計算します。

賞与計算に逆算結果を反映する従業員(①)にチェックし、［賞与計算に反映］(②)をクリックします。

賞与計算の確認

補足
［定額減税額反映］ボタンが表示されており、対象支給日の賞与計算に定額減税額を反映させる場合は、［賞与確認］をおこなう前に操作が必要です。操作方法についてはこちらをご確認ください。

［賞与確認］をクリックします。

［確認用Excel出力］をクリックすると、支給額チェックデータをExcelファイルにて確認することができます。

支給額チェックデータ　サンプル

個別編集

従業員のデータをクリックすると、個別での編集ができます。

個別編集画面で、金額部分をクリックすると、金額を手入力することができます。
また、金額のほかに「申し送り内容」と「お知らせ(明細表示用)」を手入力することができます。

「従業員番号/氏名」リスト内の［従業員氏名］をクリックすると、該当従業員の個別編集画面を表示します。

注意点
基本設定「全般」の設定項目「社会保険料の控除金額変更時に事業主負担金額も同金額に変更」に「する」を設定している場合、控除項目または事業主負担の社会保険料の金額変更時、控除項目と事業主負担の社会保険料も同じ金額に自動変更します。

［（ペンマーク）］＞［戻す］をクリックすると、編集前の状態に戻すことができます。
「従業員氏名」右側の［詳細］をクリックすると、従業員データの閲覧と編集をおこなうことができます。
※一度、値を編集した「支給」や「控除」項目を削除する場合、「０」への変更だけでなく、［戻す］で自動計算の金
　額に戻す操作をおこなったうえで、削除する必要があります。