労務
1694|【電子申請】健康保険・厚生年金保険育児休業等取得者申出書 (新規・延長)
「健康保険・厚生年金保険育児休業等取得者申出書 (新規・延長)」の作成方法について、ご説明します。
対象帳票の選択
[帳票](①)をクリックし、検索窓(➁)に帳票名または帳票名の一部を入力し[検索]をクリックします。
または、[出産・育児・介護]をクリックします。

「健康保険・厚生年金保険育児休業等取得者申出書 (新規・延長) ※2022.10.1以降用」をクリックします。

+をクリックすると詳細が表示されます
「オフィスステーション Pro」の場合
顧問先を選択します。
※顧問先を選択せずにスポットでのお手続きの場合は、[新規作成]をクリックしてください。

「対象従業員氏名」(①)を選択し、[次へ](➁)をクリックします。

対象従業員氏名欄に従業員が表示されていない場合、以下の可能性が考えられます。
1.[台帳管理]に従業員の登録がない場合
まずは、[台帳管理]に従業員情報を登録する必要があります。
「従業員登録がまだの場合はコチラ 」をクリックしご登録ください。
2.[台帳管理]に退職年月日の登録がある場合
退職年月日の登録がある場合、退職者として取り扱われます。
「退職者を表示する」にチェック、[検索]をクリックすると退職者が表示されます。
申請内容の入力
入力項目について
「*」がついている項目は必須入力です。未入力のまま進めることはできません。
届出情報
「届出種類」を選択します。

事業所
事業所の情報は、「企業設定」もしくは、「士業用顧問先管理」の情報を引用しています。
引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。

他事業所の情報をセットする場合は、[企業情報をセット]をクリックします。
※[企業情報をセット]で選択した情報を引用した項目は、入力フォーム部分が黄色になります。
被保険者
「被保険者」欄へ引用されている被保険者情報を確認、必要に応じて修正します。
「個人番号または基礎年金番号」項目については、下記をご参照ください。
- 「個人番号を使用する」を選択する場合
-
「基礎年金番号」に番号が引用されている場合は削除してください。
- 「個人番号を使用しない」を選択する場合
-
「基礎年金番号」に引用されている情報を確認、必要に応じて修正します。

個人番号機能の利用について
・「可」の場合
保管している個人番号を使用できます。ただし、手入力はできません。
・「不可」の場合
保管している個人番号を使用できません。手入力をする必要があります。
ログインしている利用者の「利用者管理」から、設定をご確認ください。
※「利用者管理」が表示されていない場合は、管理者権限を持つログイン者に操作を依頼してください。
「氏名」「氏名(カナ)」の入力文字数について
氏名 :(姓)・(名)合わせて最大12文字(スペースを含む)
氏名(カナ) :(姓カナ)・(名カナ)合わせて最大25文字(スペースを含む)
※(姓)と(名)の間にスペース(1文字)が自動で設定されます。
養育する子
「養育する子」の情報を入力します。
従業員台帳に養育する子の情報を登録している場合は、[扶養家族を選択]から登録している扶養家族情報を引用できます。

「区分」に「2:その他」を選択した場合、「養育開始年月日(実子以外)」が表示されます。
育児休業期間(初回申請)
「休業期間(通算)」にて、被保険者が養育のために休業する期間を入力します。
「育児休業等開始年月日」が、「育児休業等終了予定年月日」の翌日と同月の場合は、「就業予定日数」と「育児休業等取得日数」を入力します。

+をクリックすると詳細が表示されます
同月内に、複数回の育児休業等を取得した場合
内訳の「使用する」にチェックをすると、「開始年月日」「終了(予定)年月日」「就労予定日数」「休業等取得日数」の内訳を入力することができます。
※内訳の入力欄は最大4つまでです。

「従業員台帳から取得」の[データ取込]をクリックすると、育児休業対象期間の情報を引用します。

その他
パパママ育休プラスに該当する場合、「該当する」にチェックします。

父母ともに育児休業を取得する場合、育児休業取得可能期間を子が1歳から1歳2か月に達するまでに延長する制度です。
なお、父母1人ずつが取得できる休業期間(母親の産後休業期間を含む。)の上限は1年間となります。
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終了予定日を延長
変更後の情報を入力します。
※「届出種類」に「2 : 延長」を選択した場合に表示されます。
延長後の「育児休業等終了予定年月日(変更後)」の翌日が「育児休業等開始年月日」と同月内の場合は、「変更後の育児休業等取得日数」を入力します。

提出年月日
「提出年月日」を入力します。

事業主
事業主の情報は、「企業設定」もしくは、「士業用顧問先管理」の情報を引用しています。
引用されていない項目または修正が必要な場合は、編集をおこなってください。
※[企業情報をセット]から情報を引用した場合は、入力フォーム部分が黄色になります。

通知書希望/添付書類
画面に沿って必要な内容を入力および設定をします。

+をクリックすると詳細が表示されます
「オフィスステーション Pro」の場合
「通知書希望」の下部に「社会保険労務士」が表示されます。

その他設定
「従業員台帳更新」の「する」にチェックすると、本手続き画面で入力した内容を従業員台帳へ更新することができます。
更新対象項目については、下記の補足をご確認ください。
※[?(はてなマーク)]をクリックすると、システム画面から更新項目について確認できます。

更新する台帳の項目
・新規の場合
「育児休業期間 (開始)」「育児休業期間 (終了)」「育児休業期間中の休業取得日数」
・延長の場合
「育児休業期間 (終了)※」「育児休業期間中の休業取得日数※」
※「終了予定日を延長」欄に入力した情報を更新します。
各項目の内容を入力、確認後、[内容を確認する]をクリックします。

内容を確認後、[次へ]もしくは[基本情報入力をスキップ]をクリックします。
※基本情報入力画面で不足項目がある場合、スキップボタンは表示されません。

申告書形式で内容を確認したい場合
以下の操作をおこなうことで、作成した帳票を申告書形式で確認することができます。
・[確認用PDF出力]
作成した帳票をPDFに出力して、内容を確認できます。
※[確認用PDF出力]から出力した場合、[帳票]>[出力履歴]には残りません。
・[PDFプレビュー]
様式に合わせた状態の帳票をプレビュー画面で、内容を確認できます。
・「PDFにパスワードを設定する」
パスワードを設定したPDFを出力する場合に、チェックをつけます。
※PDFにパスワードを設定する場合、[マスタ管理]>[利用者管理]もしくは、[その他]>[個人
設定]にて、「新しいPDFパスワード」「新しいPDFパスワード(確認)」を設定する必要があります。
基本情報入力
「電子申請手続確認」画面で、[基本情報入力をスキップ]をクリックした場合は、「提出情報入力」へお進みください。
引用されている内容を確認し、必要に応じて修正・入力します。詳細はこちら をご参照ください。

[連絡先情報セット]をクリックすると、「企業設定」もしくは「事務所設定」に登録している連絡先情報を引用します。

「住所(カナ)」では、アルファベットを使用することはできません。
カタカナ等に置き換えてください。(例:5F→5カイ、F&Mビル→エフアンドエムビル)
[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。

提出情報入力
提出先の情報等を設定します。詳細はこちら をご参照ください。
[申請する]をクリックすると、電子申請は完了です。

「添付書類」について
システム上でご案内している「アップロード可能ファイル」については、あくまでもオフィスステーションにアップロードできるファイル形式です。e-Gov経由で電子申請をおこなう場合、手続きごとに添付できるファイル形式が異なりますので、ご注意ください。
関連記事
申請手続の詳細については、以下の日本年金機構のHPをご参照ください。
【補足】「文字置換マスタ」機能
「髙」や「﨑」など、電子申請時には一部利用できない文字があり、[文字置換マスタ]に登録しておくことで電子申請時、文字を自動で利用できる文字に置換してくれる機能があります。
[文字置換マスタ]には事前にいくつかの漢字が登録されており、利用できない文字が申請データに含まれる場合、[申請する]ボタンクリック後に、以下の画面が表示されます。

置換された文字は「使用できない文字について.pdf」をクリックすると確認でき、本ファイルは自動で添付されます。確認後、問題なければ再度[申請する]をクリックします。

「文字置換マスタ」の設定方法については、以下の関連記事をご参照ください。