士業のみ
1060|【事務組合】「事務組合用事業場管理」設定方法
各労働保険番号に対し、事務組合の委託元事業場としての登録を個別でおこなう方法について、ご説明します。
一括での登録方法については、下記関連記事をご参照ください。
事務組合との委託設定
事務組合ホーム画面[マスタ管理]>[顧問先管理]をクリックします。

対象顧問先をクリックします。

「顧問先管理」画面についての詳細は、下記関連記事をご参照ください。
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「顧問先詳細」画面に遷移します。
[その他設定]>[事務組合用事業場管理]をクリックします。

「顧問先詳細」画面の[その他設定]メニューについては、下記関連記事をご参照ください。
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事務組合の委託元事業場として設定する「労働保険番号」をクリックします。

「管理外:事務組合で管理外の労働保険番号です。」と表示されている場合、先に「基幹番号 」の登録が必要です。
「委託関係の登録」画面が表示されます。[登録]をクリックします。

海外派遣の労働保険番号で、事前に「特別加入申請書(海外派遣者)」を作成している場合
[登録]をクリック後、下記ウィンドウが表示され、表示されている従業員が第3種特別加入者として自動で登録されます。
委託詳細設定
事務組合の委託元に必要となる情報を設定します。

労保連に関する設定
労保連に提出する賃金データ連絡票について、出力の有無や赤字出力などの設定をおこなう場合、[出力設定]をクリックし、設定します。
※[マスタ管理]>[事務組合設定]>[基幹番号・事務組合詳細設定]にて、「賃金データ連絡票出力設定」に
チェックがある場合に表示されます。

事業場に関する基本情報
事業場に関する基本情報を設定します。

一人親方団体の基本情報
海外派遣以外の労働保険基幹番号に対して「特別加入区分:第2種/第3種」を設定している場合、一人親方団体の基本情報設定欄が表示されます。
一人親方団体の基本情報を設定します。
「一人親方団体の個別請求」に「する」を選択すると、「月割計算区分」「保険料端数区分」項目が表示されます。

年度更新時の保険料徴収方法
年度更新時の保険料の徴収方法を設定します。

項目名 | 説明 |
差引額の充当方法 | 「事務組合設定を確認」「1期、2期、3期の順に充当」「1期、2期、3期に均等に充当」から選択します。 ※「保険料の延納」に「しない」、または「保険料・一般拠出金の還付・充当」 に「還付」を選択時は、「事務組合設定を確認」を固定で設定します。 |
一般拠出金への充当方法 | 「事務組合設定を確認」「1期、2期、3期、一般拠出金の順に充当」「1期、一般拠出金、2期、3期の順に充当」「一般拠出金に充当しない」から選択します。 ※「保険料・一般拠出金の還付・充当」に「還付」を選択時は、「事務組合設定 を確認」を固定で設定します。 |
申告書の作成方法 | メリット制を適用する事業場の場合は、「基幹番号の申告書とは分けて、個別に申告する」にチェックします。 |
口座振替情報
口座振替情報を設定します。
口座振替を使用する場合、「振替口座名称」を選択し、「顧客番号」を入力します。
顧問先の口座情報(金融機関名など)を入力します。
二元適用に該当する顧問先の場合、「口座振替・口座情報の複写」が表示されます。必要に応じてチェックを付けます。

設定完了後、[保存する]をクリックします。

「入力内容を保存しました。」「設定済」と表示されたら、事務組合の委託設定操作は完了です。

以上で、事務組合機能を利用するための初期設定は完了です。
下記関連記事を参照に、事務組合をご利用ください。
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委託設定解除・削除
「顧問先詳細」画面にて、[その他設定]>[事務組合用事業場管理]をクリックします。

委託設定解除
委託解除に関する情報を設定し、[保存する]をクリックします。

「入力内容を保存しました。」と表示されたら、事務組合の委託設定解除は完了です。
委託設定削除
委託設定削除をおこなうと、保険料、請求情報、入金情報、特別加入者などのデータも削除されます。
復元はできませんのでご留意ください。
※帳票履歴は残ります。
画面最下部の[委託元事業場削除]をクリックします。

注意事項を確認し、問題がなければ[削除]をクリックします。

削除後は、委託設定をおこなう前の状態に戻ります。