電子申請や書面申請などの手続きで利用する給与データを、一括で取り込む方法についてご説明します。

 注意点
一括で取り込み可能な情報は、給与データ「12」カ月分と、賞与データ「4」回分となります。

また、取り込みできる給与データは総額となり、各手続きに含める、含めないの設定はできません。
例）
年度更新手続き時には含める手当て（金額）だが、算定基礎届手続き時には含めない手当て（金額）などの設定はできません。

給与データの一括取込

［給与データ］(①) ＞ 対象顧問先(②)をクリックします。

［データ一括取込］をクリックします。

すでに給与データを取り込んでいる月には「給与」(①)、賞与データを取り込んでいる月には「賞与」と表示されます。給与と賞与の両方がある月は「給/賞」(②)と表示されます。取り込まれていない月は「空白」(③)です。

取り込む給与情報の設定

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各項目を設定します。

No.	項目名	説明
①	事業所	※他事業所の設定をしている場合に表示されます。 テンプレートの事業所をもとに取り込む テンプレート内の「事業所名」に設定した情報をもとにデータを取り込みます。 事業所を指定して取り込む 事業所のドロップダウンが表示されますので、事業所を選択します。 データは、選択した事業所に取り込みます。
②	対象期間（開始～終了）	データを取り込む対象期間を選択します。 ※対象期間に設定できるのは、12カ月以内となります。
③	給与項目	「基本給(月給)/賞与」または、「役員報酬/役員賞与」から取込対象を選択します。
④	退職者を含む(対象期間内に退職された方のデータを含みます)	テンプレートファイルに出力する従業員に対象期間内に退職された方を含む場合はチェックを入れます。含めない場合は、チェックを外します。
⑤	更新	各項目を初期設定から変更をおこなうと［更新］ボタンが表示されます。 ［更新］をクリックすると、「出力範囲」に含まれる従業員が更新されます。

テンプレートのダウンロード

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［テンプレートをダウンロード］をクリックし、テンプレートファイルをダウンロードします。

 ポイント
オフィスステーション(Excel)テンプレートに表示される従業員については、以下の情報をもとに対象期間に在籍する従業員を出力します。
※退職者については、項目にチェックが入っている場合対象となります。

　・［台帳管理］の情報
　　　入社年月日、退職年月日、入退職年月日の履歴、所属事業所、給与日

　・［士業用顧問先管理］または［顧問先管理］の情報
　　　給与データの対応月

　・［士業用顧問先管理］または［顧問先管理］給与日マスタの情報
　　　賃金締切日、賃金支払日、賞与支払基準日

テンプレートファイルを開き、必要な情報を入力し、保存します。
従業員ごとに「事業所名」を設定すると、本情報をもとに給与データに取り込むことができます。

「支給項目（賞与）」については、対象期間中に支給された賞与の支給年月と金額を入力します。

 注意点
事業所について
事業所ごとに「労働保険番号」が異なる場合、事業所別に給与データの取り込みをおこなわないと、
『年度更新』のデータ集計時に給与データが計算されませんのでご注意ください。

テンプレートの入力について
・入力のルールは「項目詳細」シートに従って入力してください。
・項目名の編集や、列・行の削除はしないでください。
・セルに計算式が含まれる場合、取り込み時にエラーとなります。
・「従業員番号」「氏」「名」については、編集をおこなわないでください。

給与データの登録

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［ファイルの選択］をクリックし、保存したテンプレートファイルを選択します。
※「従業員紐付け」についてはテンプレートファイルを利用しているため、操作不要です。

「その他設定」を選択します。

既存給与データを削除して登録

今回取り込む月に給与データがすでに取り込まれている場合、取り込み済みの給与データ情報を削除した上で、給与データ情報を取り込みます。

既存給与データに加算して登録

今回取り込む月に給与データがすでに取り込まれている場合、取り込み済みの給与データ情報に、今回取り込む給与データ情報を加算して、給与データ情報を取り込みます。

［登録］をクリックします。

画面上部に「登録しました。」と表示されたら、給与データ一括取込は完了です。