オフィスステーションで収集・確認した年末調整の申告データを他社ソフトの形式に合わせて出力するためのテンプレートを作成し、出力する方法をご説明します。

年末調整汎用データ出力

［年末調整］＞［毎年処理］＞［申告データの連携・出力］をクリックします。

 をクリックすると、詳細が表示されます。

［汎用データ出力］をクリックします。

（年末調整2025 「申告データの連携・出力」画面）

テンプレートの作成

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申告データを、他社ソフトの形式に合わせて出力するためのテンプレートを作成します。

昨年のテンプレートを利用する場合

昨年、テンプレートを作成している場合は、昨年のテンプレートを引用できます。

［昨年のテンプレートから引用］＞［引用する］をクリックします。

引用したテンプレートは、「一時保存」のテンプレートとして登録されます。

テンプレートを選択し、［編集］をクリックします。

内容を確認し、必要に応じて設定してください。設定方法については、本マニュアル内「テンプレートの設定」をご確認ください。

新規でテンプレートを作成する場合

［新規テンプレート］をクリックします。

各項目を設定し、［新規作成開始］をクリックします。

項目名	説明
出力形式	申告データの出力形式を以下から選択します。 ・従業員ごとに出力 ・配偶者・扶養情報ごとに出力 ・保険情報ごとに出力 ・住宅ローンごとに出力 ・前職源泉情報ごとに出力
作成方法	テンプレートの作成方法を以下から選択します。 出力先のCSVファイルを元に作成 他社ソフトのファイルを元にテンプレートを作成します。 出力先の年末調整項目を手入力して作成 ファイルに出力する項目を手入力しテンプレートを作成します。 サンプルテンプレートから作成 オフィスステーションで用意したサンプルを使用してテンプレートを作成します。 ・サンプル1、サンプル2 　「出力形式」に「従業員ごとに出力」を選択時に選択できます。 ・サンプル3 　「出力形式」に「配偶者・扶養情報ごとに出力」を選択時に選択できます。
ファイル追加	※「作成方法」に「出力先のCSVファイルを元に作成」を選択時に表示されます。 ［ファイル選択］をクリックし、テンプレートの元にする他社ソフトのCSVファイルを選択します。
項目名のある行の行番号を指定	※「作成方法」に「出力先のCSVファイルを元に作成」を選択時に表示されます。 「ファイル追加」にて、選択したCSVファイルの項目名がある行番号を入力します。

 注意点
「サンプルテンプレートから作成」について
「オフィスステーション 年末調整」で収集していない項目については、サンプルテンプレートに含まれておりません。不足項目の補完は、利用者にて設定していただく必要があります。

テンプレートの設定

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テンプレート名の設定

テンプレート名を入力します。※任意で変更できます。

 補足
「テンプレート名」の初期設定
・「出力先のCSVファイルを元に作成」または「出力先の年末調整項目を手入力して作成」の場合は、
　「汎用出力(作成年月日時刻)」です。

・「サンプルテンプレートから作成」の場合は、「サンプル(作成年月日時刻)」です。

出力先の項目設定

「出力先の項目設定」タブをクリックし、出力先の項目を設定します。

「出力先のCSVファイルを元に作成」または「サンプルテンプレートから作成」の場合は、ファイルの項目が表示されます。

項目を追加・編集する場合は、001から順に並んでいる枠内で編集をおこないます。

オフィスステーション項目紐付設定

「オフィスステーション項目紐付設定」タブをクリックします。

［未設定］をクリックします。
※「サンプルテンプレートから作成」の場合は、サンプルの項目については紐付けされています。

出力先の項目とオフィスステーションの項目の紐付けをおこないます。

（年末調整2025 「変換テンプレートの設定 項目の紐付設定」画面）

No.	項目名	説明
①	オフィスステーションの項目を設定する /空白の項目を設定する	出力先の項目に設定する内容を選択します。
②	選択中の項目	出力先の項目に設定する項目を選択すると項目名が表示されます。 「空白の項目を設定する」を選択時は「紐付不要」と表示されます。
③	検索	項目名を入力し、［検索］をクリックします。表示中のタブ以外の項目は検索できません。
④	他で選択されている項目を隠す	チェックすると、他の項目で選択されている項目が非表示になります。
⑤	各情報タブ	オフィスステーションの項目を情報の種類ごとに表示します。
⑥	選択する	クリックすると、出力先の項目に選択したオフィスステーションの項目を紐付けます。
⑦	前の項目へ/次の項目へ	クリックすると、前後の項目の設定画面へ移動します。
⑧	とじる	「変換テンプレートの設定：オフィスステーション項目紐付」画面に戻ります。

 ポイント
「出力形式」に「従業員ごとに選択」以外を選択した場合は、紐付け対象となる情報タブのみを表示し、他情報タブは選択できません。
例）
「出力形式」に「配偶者・扶養情報ごとに出力」を選択時
→　「本人情報項目」「配偶者情報項目・扶養情報項目」タブを表示

「オフィスステーションの項目を設定する」を選択、出力先の項目に該当するオフィスステーションの項目の［選択する］をクリックし、紐付けます。

（年末調整2025 「変換テンプレートの設定 項目の紐付設定」画面）

詳細設定について

氏名等の一部の項目については、詳細設定が必要です。

（年末調整2025 「変換テンプレートの設定 項目の紐付設定」画面）

詳細設定	設定内容
日付関連（生年月日等）	日付フォーマット区分 ・スラッシュ区切り yyyy/mm/dd ・ハイフン区切り yyyy-mm-dd ・区切りなし yyyymmdd ・年月日 yyyy年mm月dd日 ・元号年月日 ggge年mm月dd日 ・元号年のみ e ※y＝西暦、m=月、d=日、ggg=元号（和暦）の漢字、e=元号（和暦）の年
郵便番号	ハイフンの有無 ・ハイフンあり ・ハイフンなし 郵便番号の分割 ・分割しない ・上3桁 ・下4桁 半角全角変換 ・変換しない ・全角に変換 ・半角に変換
住所関連	住所の結合 ・都道府県のみを出力 ・都道府県＋市区郡及び町村名を結合して出力 ・都道府県＋市区郡及び町村名＋丁目・番地を結合して出力 ・都道府県＋市区郡及び町村名＋丁目・番地＋アパート・マンション名等を結合して出力
氏名関連	姓名区分 ・姓名が分かれている ・姓名が分かれていない 結合時の空白文字※「姓名が分かれていない」選択時 ・空白なし ・全角で結合 ・半角で結合
カナ関連	半角全角変換 ・変換しない ・全角に変換 ・半角に変換

選択肢の設定について

「性別」や「続柄」等のオフィスステーションでは選択式の項目を紐付けた場合、［選択肢の設定］をクリックします。

［そのまま出力］(①)をクリックすると、「オフィスステーションの選択肢」と同じ内容を設定できます。

「出力先の選択肢」(②)を入力し、［はい］(③)をクリックします。
※「設定方法」右横の［？(はてなマーク)］をクリックすると、「選択肢項目の設定方法」を確認できます。

 注意点
テンプレート保存時に、「選択肢の設定」内に未設定の項目がある場合、「選択肢の設定（一括設定）」ウィンドウが表示されます。
［はい］をクリックすると、ウィンドウに表示された項目の選択肢を自動で設定します。

テンプレートの登録・公開

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 注意点
「変換テンプレートの設定」は自動で一時保存されます。作成したテンプレートを利用してデータを出力するには、登録をおこなう必要があります。

すべての項目の紐付け完了後、［内容を確認する(プレビュー)］をクリックします。

［サンプルをダウンロード］をクリックすると、サンプルCSVを出力することができます。

［変換テンプレートを登録］＞［テンプレートの公開］をクリックします。

「申告データの連携・出力」画面に移動します。

［汎用データ出力］をクリックし、公開したテンプレートの「状況」列が「利用可能」となっていることを確認します。「利用可能」と表示されていたら、テンプレートの登録は完了です。

データ出力

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「申告データの連携・出力」画面にて、データを出力する対象従業員の「選択」列(①)にチェックし、「連携用CSV出力」(②)を選択、［汎用データ出力］(③)をクリックします。

（年末調整2025 「申告データの連携・出力」画面）

使用するテンプレートの行をクリックし、［CSV出力］＞［はい］をクリックします。
※「状況」列が「利用可能」の場合のみ、CSV出力ができます。

「作成情報」欄に出力したファイルが表示されます。

［ダウンロード］をクリックすると、作成したテンプレートで出力したCSVファイルがダウンロードされます。

 ポイント
「作成情報」の表示は、最新の1件のみです。新たに出力すると以前の出力ファイルは削除されます。
以前の出力ファイルについては、「出力履歴」からダウンロードできます。

【補足】既存テンプレートの編集

「利用可能」および「一時保存」のテンプレートについて、編集や削除等おこなう場合は、対象テンプレートの行をクリックし、操作ボタンをクリックします。

操作ボタン名	説明
テンプレート名を変更	テンプレート名を変更します。
複製	テンプレートを複製して、新しいテンプレートを作成します。
削除	テンプレートを削除します。
編集	テンプレートを編集します。 ※「利用可能」のテンプレートを編集すると、「一時保存」状態に変更されます。