年末調整
0403|「申告データの台帳一括反映」方法
従業員から収集した年末調整の申告データを、従業員台帳へ一括で反映する方法について説明します。
反映させる申告データは、「今年扶養情報」「来年扶養情報」のいずれかから選択できます。
1.顧問先の選択 ※Proのみ
メインページ[年末調整]>[顧問先選択]をクリックし、操作をおこなう顧問先を選択します。
※選択した顧問先は、再度[顧問先選択]をおこなう、もしくは「ログアウト」するまで固定されます。
2.申告データの台帳一括反映開始
メインページ[年末調整]>[毎年処理]>[申告データの連携・出力]をクリックします。
ガイドに沿って操作を進めている場合は、ガイド内[申告データの連携・出力]をクリックします。
注意点
- 台帳一括反映処理がおこなえるのは、「2021年」以降の情報となります。
3.申告データの台帳一括反映
絞り込み検索
初期値では、年末調整タスクの進捗状況が「確認済」(①)の従業員のみ表示されます。
その他の従業員も表示する場合は、画面右[検索条件をすべて削除](②)をクリックします。
[絞り込み検索](③)をクリックすると、表示する従業員を絞り込むことができます。
絞り込み検索では「基本情報」「管理情報」「詳細情報」の3つのタブに分かれています。
検索条件を設定し、[この条件で検索する]をクリックすると、設定した内容に該当する従業員が表示されます。
- 基本情報 : 給与支払者、従業員台帳に関する情報
- 管理情報 : 出力の有無、タスク、添付書類、原本確認、必要書類の到着確認、申告内容の確認、チェック項目、
年末調整全般、台帳反映
- 詳細情報 : 前職源泉、掛け持ち、障害者区分(本人)、配偶者・扶養親族、勤労学生、保険、住宅ローン
2023年度変更点
・「添付書類」「原本確認」「必要書類の到着確認」の条件が追加になりました。
・「申請内容」が「申請内容の確認」に名称が変更になりました。
・[詳細検索]に、「検索方法(いずれも満たす (AND検索))」が追加になりました。
対象者・操作の選択
従業員台帳へ申告データを反映する従業員を選択します。
対象者の選択は、個別に「選択」列へのチェック(①)、または「対象者選択」(②)から一括での設定もおこなえます。
対象従業員選択後、操作選択のプルダウンから「申告データの台帳一括反映」を選択し、[台帳反映]をクリックします。
「台帳へ反映するデータ」を選択し、[はい]をクリックします。
2023年度変更点
・「台帳へ反映するデータ」に「来年扶養」を選択し台帳へ反映した場合、扶養の対象年が「今年のみ」の控除対象扶養親族は
税法上の扶養の対象外となるように従業員台帳に反映するようにしました。
・以下の従業員台帳項目への反映を追加しました。
「扶養家族管理番号メモ」「退職所得を有する配偶者・扶養親族」「所得の見積額(見積額のうち退職所得)」「配偶者区分 (住民税用)」
「反映進捗」欄が表示され、「反映ステータス」列に「全部反映」もしくは「一部反映」と表示されたら従業員台帳への反映は完了です。
[台帳一括反映について]をクリックすると、「反映ステータス」についての詳細を確認できます。
エラー・警告が発生した場合は、「反映進捗」欄にエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージをクリックすると、エラー内容を確認できます。「エラー・警告一覧」ウィンドウにて、[はい]をクリックすると、一覧に表示されている内容をCSVファイルにダウンロードします。
注意点
- ・従業員タスクの進捗状況が「未収集」「差戻し」「受付終了」の場合、ステータスが「エラー」となり
台帳反映処理がおこなわれません。
・従業員タスクの進捗状況が「収集済」「確認中」の場合、ステータスが「警告」となりますが、台帳反
映処理はおこなわれます。
反映完了時のメール通知
2023年度変更点
・申告データの台帳一括反映 (1,001件以上) 処理完了時に、操作者に完了通知メールを送付する機能が追加になりました。
申告データの台帳一括反映 (1,001件以上) 処理完了時に操作者のメールアドレスが登録されている場合は、登録メールアドレス宛に完了通知メールが送信されます。
差出元のメールアドレスは「no-reply@officestation.jp」、メールの件名は「申告データの連携・出力 申告データの台帳一括反映」です。
注意点
- メールアドレスは、[マスタ管理]>[利用者管理]に登録されているアドレスになります。