労務

0110|「添付用CSV作成」作成後の申請方法

電子申請の手続き時に必要となるCSVファイルの作成方法について、説明します。
手続き名称に「外部CSVファイル添付方式」が含まれる手続きのみ、CSVファイルが必要です。

1.添付用CSVファイルの作成開始

メインページ[帳票]>[電子申請 添付用CSV作成]をクリックします。

添付CSV1

2.添付用CSVファイル作成

手続きの選択

添付用CSVファイルを作成したい手続きを選択し、クリックします。

ここでは、例として「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届/厚生年金保険70歳以上被用者該当届 ※2019.5.1以降用」を選択します。

注意点

  • オフィスステーションで作成できない手続きがあります。
    こちらの画面に表示されていない手続きについては、現状オフィスステーションでは対応していないため「日本年金機構の届書作成プログラム」をご利用ください。

顧問先の選択 ※Proのみ

顧問先を選択します。

添付CSV3

対象者の選択

従業員番号、氏名を指定、または事業所を指定して検索し、対象者のみを「従業員」欄に表示できます。
対象従業員を選択し、[≫]をクリックします。

添付CSV4

ファイルの出力

各項目を入力します。

「識別情報」欄は、企業版では、社会保険労務士登録番号は非表示、FD通番のみ表示します。
「社労士名」欄は、企業版では非表示です。
Excel出力時のみ、「従業員表示順」は、「厚生年金整理番号順」のほか、「従業員番号順」を選択できます。
※CSV出力時は「厚生年金整理番号順」となります。

添付CSV5

注意点

  • 直近の手続きをオフィスステーションを通さずおこなった場合、「出力時に自動的に最大のFD通番を発行する場合はチェック」を外し、FD通番を手入力してください。


「個人番号」の「出力する」にチェックを入れると、zipファイルで出力します。
ダウンロード後はzipファイル内のExcelファイルをデスクトップに保存する必要があります。
※「ZIPパスワード」の入力が必須です。

項目入力後、[Excel出力]をクリックします。
※ファイルの確認、修正をおこなう際はExcelファイルでおこないます。CSVファイルを出力した場合は開かずに申請時添付してください。

添付CSV6

注意点

  • 「健保組合用」の「作成する」にチェックを入れた場合
    ・Excel出力時は、Excelファイル内の「健保組合」項目に「有」を設定します。
    ・CSV出力時は、健保組合提出用のCSVファイル「KPFD0006.CSV」を出力します。

作成したファイルのダウンロード

「ダウンロード」欄のボタンをクリックし、Excelファイルをダウンロードします。

添付CSV7

注意点

  • 個人番号を出力する場合は、ファイルのダウンロードは一度のみ可能です。必ずPCへ保存してください。
    ※個人番号を出力しないファイルは何度でもダウンロードができます。

Excelファイル申請内容の入力

ファイル内の各項目を入力します。
※Excelファイル内の項目は作成する手続きによって異なります。
※「社労士名」「社労士登録番号」はPro版のみ表示します。
※「健保組合」に「有」を設定すると、CSVファイルへの変換時に健保組合提出用のCSVファイルを作成します。

従業員台帳、企業設定(Pro版では士業用顧問先管理)、他事業所情報から取得可能な情報は、自動で反映します。

添付9

(Pro版「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届/厚生年金保険70歳以上被用者該当届 ※2019.5.1以降用」Excelファイル)

ExcelファイルをCSVファイルに変換

[ファイルの選択]をクリックし、変換するExcelファイルを選択します。

添付CSV9

注意点

  • 申請に必要な項目に未入力があった場合、CSVファイル変換時にエラーとなります。
    エラーが表示された際はエラー内容を確認し、Excelファイルの中身を確認後、再度[ファイルの選択]をクリックします。


変換されたCSVファイルを、PC内に保存します。

添付11

注意点

  • ファイル名は変更しないでください。ファイル名を変更して申請をおこなうと提出機関より返戻される可能性があります。
    ※ファイルの保存をおこなう際に、すでに同じファイル名が存在する場合は自動的に番号が付番されることがありますが、この場合も(1)は削除する必要があります。
    例)「SHF0006.CSV(1)」 → 「SHF0006.CSV」


ファイルの変換が完了しました。」と表示されたら、添付CSVファイルの作成は完了です。

添付CSV10


申請の前に、日本年金機構が提供している届書作成プログラムの仕様チェックをおススメしております。操作方法は下記関連記事をご参照ください。

注意点

  • 以下の2つについては、届書作成プログラムでのチェック機能の対象外となります。
    ・健康保険・厚生年金保険育児休業等取得者申出書 (新規・延長) /終了届
    ・健康保険・厚生年金保険産前産後休業取得者申出書/変更 (終了) 届

3.ダウンロード一覧からの申請

[ダウンロード一覧]をクリックすると、過去に作成した添付用ファイルを確認できます。

添付CSV12


ダウンロード一覧の画面で申請したい帳票名をクリックします。
※ダウンロード一覧から帳票を作成すると、作成済みの添付用CSVファイルのFD通番と、帳票のFD通番が同じ番号で作成できます。

ここでは、例として一覧の一行目の「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届/厚生年金保険70歳以上被用者該当届 ※2019.5.1以降用」を選択します。

添付CSV13

注意点

  • 作成済みの添付用CSVファイルのFD通番と帳票内のFD通番が異なる場合、提出機関より返戻される可能性がありますのでご注意ください。

利用するサービスの選択

[e-Gov]または、[健康保険組合]をクリックします。選択したサービスの電子申請手続画面へ遷移します。
※年金事務所にのみ提出する場合は「e-Gov」、健康保険組合にも提出する場合は「健康保険組合」をクリックします。

ここでは、例として[e-Gov]を選択します。

添付用CSV14

電子申請手続の入力

必要項目を入力し、[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。
※「申請者情報」「連絡先情報」の必須項目が登録済みの場合、「基本情報をスキップ」ボタンが表示されます。

添付用CSV15

注意点

  • ダウンロード一覧から操作を進めると、識別情報項目のFD通番や届出総件数項目の届出件数が自動で入力されます。※Pro版の場合、社会保険労務士登録番号も自動で入力されます。

基本情報の入力

項目名の左に「」がついている必須項目を入力し、[内容を確認する]>[次へ]をクリックします。
※「基本情報をスキップ」をクリックしている場合は、この操作は不要です。

添付CSV16

申請

[ファイルの選択]をクリックし、作成したCSVファイルを選択します。
※CSVファイル名に間違いがないかご確認ください。
その他に添付が必要な書類がある場合、[ファイルの選択]をクリックしファイルを添付後、[申請する]をクリックします。

添付CSV17

注意点

  • ・添付可能書類は最大で6件です。
    ・CSVファイルのみ最大10MBのファイルを添付できます。※その他は2MB


電子申請が完了しました。」と表示されたら、申請は完了です。

添付CSV18