誠実な企業姿勢を評価し、今日まで活用

「オフィスステーション Pro」をご選定いただいたきっかけについて教えてください。
宮嶋さま:最初は「SRステーション」の頃に営業の方とお会いする機会がありました。その際に、インターフェースの分かりやすさがとても印象に残りまして、導入の決め手になりました。
当事務所では他社システムをメインで使用していましたが、大規模なシステムトラブルをきっかけに、現在は小規模な顧問先に対しては「オフィスステーション Pro」を使うようになりました。
本当はもう少し規模の大きな企業でも活用したいのですが、大量処理には向いていないという側面もあるため、うまく使い分けているのが現状です。
長きにわたりご使用いただいていますが、どのような点を高く評価されていますか?
宮嶋さま:一言で言えば、御社の企業としての姿勢を評価している部分が大きいです。例えば、数字に対して誠実に動いてくれるところや、目先の売上を追いかけるのではなく、長期的な視点で動いている点です。
私自身、「実績を追っている人の話を聞く」ことを大切にしているので、そうしたビジネススタンスに共感できるところも大きいですね。ともに歩めるパートナーとして、今後も良い関係を築けると思っています。
今後はワークフロー機能の活用を模索

実際の業務では、「オフィスステーション Pro」をどのように活用されていますか?
宮嶋さま:先ほどもお話した通り、現在小規模事業者への支援では、「オフィスステーション Pro」をメインシステムとして全般的に使用しています。今後の活用としては、今は社内の人事担当者がワークフローを検証している段階です。良いと判断すれば、他の顧問先にも展開していく予定です。
当事務所の方針として、導入前にはまずは社内で実際に使用し、検証をすることを徹底しています。この際、私が選定するのではなく、現場のメンバーが「良い」と思えるかどうかを重視しています。私が最終的にすべて決めてしまうと、スタッフが指示待ちになってしまうからです。
私の視点からは、常に「全体的にコストダウンが図れているか」は見てもらうよう伝えています。部分最適ではなく、あくまで全体最適を目指すよう、促すイメージです。
御社の運営体制は「スタッフが自走するチーム作り」をされているとうかがっています。思ったような成果が出ない場合に、経営者としてストレスを感じることはありませんか?
宮嶋さま:昔はありましたが、今ではむしろ嬉しいくらいありませんね。スタッフは自分の頭で考え、行動してくれます。必要に応じて行動を促しはしますが、基本的にはゴールを自分たちで見つけてもらうようにしています。
また、日常的に「何か気づいたことはある?」と問いかけるようにしています。これは、自責に陥らずに自走する意識を育てるためです。
実感するサポート体制の良さと今後の成長戦略

実際に使われてみて、便利だと感じる機能や、今後活用してみたい機能があれば教えてください。
宮嶋さま:サポート対応の速さには特に満足しています。私は疑問点があると「声」で確認したいタイプなので、すぐに返答があるのはありがたいですね。他社ではチャットのみで、しかも返信に時間がかかり、ストレスを感じることもありました。
また、公文書を顧問先に自動で送れる点も非常に便利です。本来であれば一件一件公開する手間がかかりますが、それが省けるので助かっています。
本音を言えば、RPAとの連携をもっと強化したいと考えています。ただ、システムの仕様変更があると連携が崩れてしまうため、そこは少し難しい部分です。とはいえ、担当者の方が丁寧に「トス」してくれる点には感謝しています。
今後のビジネス展開について、目標や展望があればお聞かせください。
宮嶋さま:社労士業界の市場規模は、2019年時点で約800億円と言われています。私はその1%にあたる8億円を、7年後の売上目標に設定しています。
規模を拡大することで、社員にもより多く還元でき、成長機会を提供できると考えています。結果的に、それがお客様への価値提供にもつながるはずです。
現在は経営企画チームと一緒に、年間の売上計画や人員計画を組み立てており、月次では売上構成をスタッフに開示しています。営業会議のようなスタイルで、チーム全体としての成長を見据えながら運営しています。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
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