1. オフィスステーション Pro
  2. 導入事例

導入事例

7割の業務効率化を実現!分岐点となったシステム移行の裏側


樋口社会保険労務士法人
代表/社会保険労務士 樋口 智洋さま
執行役員 三谷 翔さま

導入前の課題
  • 旧システムでたびたびトラブルが発生
  • セキュリティ面での課題があった
  • 稼働が不安定で対応を迫られることがあった
導入の決め手
  • 営業担当者への信頼と対応力の高さ
  • 安定稼働するシステムへの信頼
  • 操作画面が視認性に優れていた
導入効果
  • 導入後すぐに年度更新を電子化で対応
  • 労務管理の手間を約7割削減
  • 手続き業務の効率化を実現
活用方法

2022年より手続き業務において活用を開始。2025年からはプレミアムプランに移行し、今後はアカウント発行を強化していく予定。

当事例の特別資料をダウンロード
INTERVIEW

止まるシステムに感じた限界

「オフィスステーション Pro」の導入以前は、大手の労務システムをご利用されていたと伺っています。そこから「オフィスステーション Pro」に切り替えた理由を教えてください。

樋口さま旧労務システムは、たびたび稼働が停止するトラブルが起きていました。稼働率の低さに悩んでいたところで「オフィスステーション Pro」と出会い、実際に触ってみて「これは良いかもしれない」と感じ、切り替えることにいたしました。

三谷さま当時は、勤怠管理がログインできないというクレームを顧問先企業から受け、弊社としてもこのシステムは限界だな……と思っていたタイミングで大規模なセキュリティトラブルが発生しました。

弊社は、タイミングよくこのトラブルの数カ月前に「オフィスステーション Pro」を導入していたため、大きな被害は免れました。当時は年度更新の時期だったのですが、知り合いの事務所では手書きで対応せざるを得なかったという話も耳にしました。弊社では「オフィスステーション Pro」を導入していたことで、手書き対応せずに済みました。今振り返っても、本当に奇跡的なタイミングでしたね。

「オフィスステーション Pro」を選ばれた決め手を教えてください。

三谷さま担当してくださった営業さんの存在が大きかったです。わざわざ福岡まで足を運んでくれたり、丁寧に説明してくれたりと、非常に信頼できる印象でした。あとシステム面でも、「オフィスステーション Pro」はAWSを使用しているため、稼働が安定しています。ランサムウェアでのリスクも低いため、この点も信頼でき、決め手になりました。

樋口さまあとこれは導入前後の話ですが、「オフィスステーション Pro」はサポートの電話がすぐつながるのも良かったです。旧システムではなかなか繋がらず、メール返信も遅いので、ここも大きな違いでした。

トラブルにより想定外のスピードで進むシステム移行

導入後は、業務へスムーズに取り入れることはできましたか?

三谷さま正直に言えば、スムーズとは言えませんでした。主に旧システムからのデータ移行が大変で……本当にあのときは苦労の連続でしたね。

樋口さま社内のメンバーが前向きに取り組んでくれたので、なんとか形になったという感じです。

三谷さま本来の理想は、入退社手続きや年末調整など、段階的にシステム導入を進めたかったんです。しかし、旧システムが想定以上に使えなくなった影響で、予定よりも急な対応を迫られる状況になりました。計画通りにはいきませんでしたが、その中でも「オフィスステーション Pro」を活用して乗り切れたので、非常に助かっています。

導入時はスムーズではなかったとのことですが、当時の弊社からのサポート体制についてどのように感じられましたか?

三谷さまこちらが出したCSVデータをコンバートしてもらえたのは非常に助かりました。もしそれがなかったら、移行は厳しかったと思います。

樋口さま最初は使い方がわからず、同じ質問を何度かサポート担当の方にしてしまったかもしれませんが、それでも丁寧に対応してもらえた点がありがたかったですね。

いずれ改修してくれるだろう! 期待感が活用意欲にも繋がる

「オフィスステーション Pro」を利用される中で、便利さを感じる機能はありますか?

三谷さま新機能のセミナー動画がアーカイブで見られるのが助かっています。マニュアルだけでは分かりにくい部分もあるので、映像で確認できるのは大きいです。また、給与計算機能はとても使いやすくなっていて、最近は項目の結合などの機能改修もあり、さらに便利になっていると感じます。

「オフィスステーション Pro」は、今機能が備わっていなくても、要望を出せば「いずれ改修してくれるだろう」という期待感が持てるので、その点も嬉しく思っています。

樋口さまほかの給与計算システムも試していますが、カスタマイズ性が低いものが多いのが難点です。その点、「オフィスステーション Pro」は細かな調整が可能なので、社労士業務に合っているように思います。

あとはアカウント発行機能も、便利さや可能性を非常に感じています。3号業務の提案にもつながっていくので、今後さらに活用していきたいと思い、少し前にスタンダードプランからプレミアムプランに契約を変更しています。

導入による業務効率化について、具体的な効果はありましたか?

三谷さま数値的な試算は出していませんが、紙ベースでやり取りしていたころと比べると、社内の労務管理業務は、7割ほど削減できている実感があります。

樋口さま職員の入退社手続きなども、メールでやり取りしていたものが電子化され、効率化が確実に進んでいるのを実感しています。

アカウント発行を活用し、さらなる飛躍へ

今後、「オフィスステーション Pro」をどのように活用していきたいか、教えてください。

三谷さま3号業務の強化を見据えて、全顧問先へのアカウント発行(顧問先へのシステム提供)を目指しています。勤怠管理を電子化して、こちらで給与計算をおこなう流れを提案していく予定です。

樋口さまアカウント発行は提案のハードルがあるので、分かりやすいフローを用意して敷居を下げています。

三谷さままずは自分達が1番システムに詳しくなって、説得力を持って話せるようにしています。知識量が提案の成否を分けると感じていますので、まずは自分達の知識強化を早急に進めていきます。すでに勤怠や給与計算の導入支援はメニュー化していますが、マイナンバープラスの活用など、今後の具体的なプランはこれから練っていく段階です。

本日は貴重なお話をありがとうございました!


活用事例をダウンロードする