
効率化を体現しアピールするために顧問先数が3社になったところで契約
2023年に独立され、早々に「オフィスステーション Pro」をご契約いただいていますが、導入のキッカケや、決め手になった要素を教えてください。
入江さま:システム導入を検討したとき、業務はテレワークを基本としていきたかったため、クラウド型であることは欠かせませんでした。前職で使用していたツールはサーバー型のため、出社が必須で、残業も多くありました。こうした運用方法に疑問を抱いており、働き方を支援する立場であれば、残業時間の削減や、働き方の柔軟性は対応できるやり方を叶えようと思ったのが大きいです。
その上で、「オフィスステーション Pro」を選定した理由は、2つあります。1つはインターフェイスが良く、企業側が見たときも操作しやすそうな印象を持ったからです。もう1つは、勤務社労士時代に御社の営業担当の方にお名刺をいただく機会があり、とても誠実で信頼できる方だと感じたからです。独立後に契約したら、きっといい関係が築けるという気持ちがありました。
「オフィスステーション Pro」を導入いただいたタイミングは、独立開業直後だと思います。当時はまだ顧問先数もそこまで多くない段階ではないかと思いますが、早期に契約を決められた理由はどこにあったのでしょう。
入江さま:当時は3社目の顧問契約が決まったタイミングで、ツール導入を決めました。もちろん初期費用がかかるので持ち出しはあります。それでも決めた理由は、事務所のビジョンとして、中小企業のデジタル領域の支援を強みにしたかったからです。効率化できますよと提案する我々が、まずツールを導入して体現し、実際に違うことをアピールしなくては企業の電子化も進まないと感じ、早期に契約することにしました。
助成金相談から出勤簿や給与計算の見直しを迫られ顧問契約へ

現在は「オフィスステーション Pro」を活用し、顧問先数を増やされていると思います。どういった流れで契約に至ることが多いか、お教えください。
入江さま:1つは、勤怠システムへの引き合いが多く、そこから給与計算の受託をいただくケースです。地元の中小企業では、まだまだ紙で打刻する企業も多く、集計や給与計算に時間がかかります。ツール導入をすることで、多くの手間が改善できると提案すると、「社労士の先生は勤怠システムもやってくれるんだ」と言われ、スムーズに決まります。
2つめは、助成金相談からの顧問契約です。現在中小企業の助成金相談が多い状況があります。おもに助成金を活用した新規雇用の相談なのですが、これには出勤簿や給与計算をきちんと行っている必要があります。小さい会社ほど、この辺の管理は整っていないことも多く、必要性をお伝えすると、顧問契約につながることが多いです。
先生は契約から9ヶ月後に、給与計算のオプション機能をご契約いただいています。このタイミングにはどんな理由があったのでしょう。
入江さま:単純に、最初は給与計算の受託がなかったからです。勤務時代は、給与計算と顧問契約はセットで受けることがほとんどだったので、私も当たり前のようにセットで受託できると思っていました。でも蓋を開けてみたら給与計算のニーズがなく、開業半年くらいは給与計算の案件がなかったんです。
現在は先ほど申し上げた流れの中で、給与計算も増えておりますが、開業当初は顧問契約のみや手続きのみといったお話が多かったです。
契約後の手厚く素早いサポートに満足!
「オフィスステーション Pro」導入後は、業務がどのように変わられたかお教えください。
入江さま:私はお客様を増やしながら使い方も覚えていったのですが、最初こそマニュアルを読んだり勉強したりする時間は必要でした。でも、慣れてくると提案時の武器にもなりますし、業務効率化も叶っているなと感じます。
また、現在はテレワークで勤務してもらっているスタッフを1名雇っていますが、これも「オフィスステーション Pro」を契約しなければ叶わなかったことだと思っています。
導入当初は使いこなすのに苦労されたとのことですが、その際サポートデスク等は活用されましたか?
入江さま:マニュアルやサイトを読んでもわからない話は、サポートデスクに電話をしていました。御社は電話がいつでもつながる印象で、これには大変驚きました。他社ソフトの話を耳にすることもありますが、どこも電話が繋がらなくて困るといった話が出ます。「オフィスステーション Pro」はほぼ電話は繋がりますし、折り返しの際も翌営業日には回答をもらえる印象なので、大変助かっておりますし、信頼しています。
「オフィスステーション Pro」を導入したことで、顧問先との関係には良い変化などありましたか?
入江さま:現在関わってらっしゃる社労士さんからの委託替えで顧問契約になる事も多いのですが、その際に「入江さんのところは(仕事の仕方が前の社労士とは)違うね」といった声をよくいただきます。「オフィスステーション Pro」を導入しているからかは分かりませんが、スマートに仕事を進めてくれるという印象を持っていただけるようで、嬉しく思っています。
今後は顧問先数も規模も拡大させ、売上をさらに高めたい

現在給与計算オプションはじめ、アカウント発行も活用されていると思います。今後「オフィスステーション Pro」をどのように事業に活用していきたいかなど、お考えがあれば教えてください。
入江さま:私の顧問先の多くは、10名規模の中小企業が中心です。そのため、ワークフロー申請など、規模の大きな会社が使うことを想定された機能は、あまり活用する機会がありません。今後は50名や100名規模の企業とのご縁をいただけることで、こうした機能の活用を目指したいです。
最後に、「オフィスステーション Pro」をどういった方におすすめしたいか、お教えください。
入江さま:営業に力を入れたい方や今後独立を考える方には、早期に導入することをおすすめします。これから社労士業務を行っていくのであれば、システム導入もクラウド対応も避けられません。社労士として、顧問先により良い価値観を感じていただくためにも、ぜひとも導入をおすすめさせていただきます。
本日は貴重なお話をありがとうございました!