50名規模の引き継ぎが、システム導入の引き金に

「オフィスステーション Pro」を導入する前は、手続きや給与計算をどうされていたのですか?
鈴木さま:手続きはすべて紙で対応していました。そもそも社労士業務自体をあまりやっておらず、また給与計算は、小規模事業者向けの給与計算ソフトを使っていました。
導入のきっかけを教えてください。
鈴木さま:2025年に、50名規模のクリニックで、顧問契約を引き継ぐことになったんです。もともと私が経営顧問で入っていた医療法人さんで、それまでの社労士さんのミスが多く、「社労士を変えたいから誰か紹介してくれないか」と言われたのがきっかけです。
話の流れで、「そういえば鈴木さん、社労士だよね?」となり、「私でよければやりますよ!」と。それで引き継ぐことになりました。
給与計算をやらなければいけないという使命に駆られて、これはシステムを入れないとできないぞ、となり、検討を始めました。
お一人でいきなり50名規模の給与計算というのは、かなり大変そうです。
鈴木さま:はい。さらに今は80名くらいの組織になっています。
最初はまったくわからない状況から始めたので、労力は相当でした。誰かと協業したわけでもなく、自分一人で走り切りました。本当に「オフィスステーション Pro」の給与計算のおかげです。
数あるサービスの中で、なぜ「オフィスステーション Pro」を選ばれたのですか?
鈴木さま:もちろん、他社のシステムもいくつか調べ、ピックアップした中で、知り合いの社労士に「どこ使ってるの?」と聞いたら「オフィスステーション Pro」の名前が挙がり、「あ、やっぱりいいんだ!」と。
使い心地も問題なく、またわからなかったら教えてくれるとのことだったので、それなら安心と思い、契約することにしました。
周りも使っているという評判は、安心感になりますね。
毎晩深夜2〜3時、半年の並走で掴んだ手応え

導入当初、操作に慣れるまではいかがでしたか?
鈴木さま:もう本当に大変でした。基本的な労務知識がそんなにないので、最初は設定がまったくわからなくて……項目の言葉の意味は何なんだ、というところから入る感じでしたね。しばらくは、毎晩深夜の2時、3時くらいまで画面とにらめっこしていました。
引き継ぎでミスは許されない中、どのように立ち上げたのですか?
鈴木さま:切り替わる前の社労士さんと私とで、半年くらい並行して給与計算業務をやらせてもらいました。
自分が出した給与計算のデータと、前任の方のデータを突き合わせて、合っているかどうかの答え合わせをするんです。こちらの間違いを発見できることもあれば、先方の間違いを見つけることもありました。
人数が50~60人ほどいたため、絶対にミスをするだろうなと思っていたので、しっかりと並走期間を設けた形です。
給与計算でミスばかりしていると、本来の経営顧問のほうも切られかねませんから、緊張感と責任感を持って対応しました。
設定など大変だったとのことですが、導入時のサポート体制についてはいかがでしたか?
鈴木さま:とても良かったですよ! 私はまったく業務がわかっていないところからスタートした人間なので、わからないなりの質問をサポートデスクへ何度もぶつけさせていただきました。
その際にしっかり答えてくれましたし、ヘルプデスクにも何回か電話し、その場で解決いただくことが多かったです。全体として、サポート面では本当に助かりました。
現在、よく使う機能を教えてください。
鈴木さま:給与計算と、手続き・帳票関係ですね。大きいクリニックはスタッフの入れ替わりも多く、非常勤で来る技師さんなども、その都度登録するため、手続き量は多いです。
特に便利だと感じるのは、勤怠システムとの連携がスムーズな点です。給与計算も、意外とできてしまうなという感覚で、良かったです。
一人でも回る事務所へ── 効率化と今後の展望

お一人で、手続きも給与計算もすべて回せているのは、フル活用されているからなのでしょうか?
鈴木さま:もう、それがなかったらパニックになっています。システム自体を入れたことが、そのまま業務効率化になっている、という感覚です。
強いて要望を言えば、一部の勤怠システムからの移行が、フォーマットの違いもあってまだ手こずっています。
歯科クリニックでは業界特化の勤怠システムが主流なのですが、そこと「オフィスステーション Pro」との連携が広がると、もっとシームレスになって楽になりますね。
最後に、顧問先の引き継ぎに二の足を踏んでしまう社労士の方へ、アドバイスをお願いします。
鈴木さま:ビビらずにやったほうがいい、ということですね。やりながら苦労したほうがいい!お金をいただいて納品するプレッシャーがあれば、人間は何でもやるんです。
社労士という資格を取るために勉強をやり切った人なんですから、きっとどんな先生もやれると思うんです。
むしろ、こじんまりした規模の企業の給与計算だと、ミスに気づかないまま進んでしまうリスクがある。ボリュームがあればあるほど、気づいていなかった点も出てくるので、逆にそのほうが良かったと感じています。
50名規模をやり切れた実績があれば、大体の規模は「大丈夫ですよ」と言える。自信がつきますから。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
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